※全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のエピソードはコチラ
漫画「帰還者の魔法は特別です」68話のネタバレ
デジール達は、ロマンティカが付いてこいと言うので、彼女の後ろを追いかけ、雪山をひたすら進んだ。
一緒についてきたエユランは、路上生活者ごときに食糧問題を解決できるものかと言い、ロマンティカを見下す。
アゼストが注意しようとするが、ロマンティカが止め、そういうあんたは何者なのか、そもそもあんたについてこいなんて言っていないと言い返す。
エユランは、自分はこの偉大なるエバナーテンの騎士団の副官であると名乗るが、ロマンティカは、高い身分だったのか、だからそう傲慢なのかと、軽く返す。
エユランは、路上生活者のくせに無礼だと言い、剣を抜こうとする。
ロマンティカは、路上生活者じゃないし、喧嘩を売ってきたのはそっちだと困り顔。
その舌を切ってやると言い、激高したエユランは剣を抜いた。
その瞬間、いつのまにか現れた男がエユランの腕を押さえ、そのお方に少しでも近づいてみろ、お前の舌から先に斬り落としてやると脅した。
ロマンティカは、そこまで、みんな戻ってと命じると、周りの木々から隠密の声がした。
エユランを掴んでいた男も、部隊に戻りますと言い、一瞬でその場から消えた。
ロマンティカはエユランに、私に剣を向けたりしないよう警告。
それに食糧問題を解決してあげようと言っているじゃないと言うと、お前が解決できるものではないとエユランは言う。
問題を解決してほしくないようだ、普通なら解決できると知り喜ぶはず、あまりにも浅はかだと言うロマンティカ。
騎士というには態度がなっていない、あなたの権威を主張する前に相手を尊重したらどうなのと注意する。
デジールがロマンティカに、これまで何しにきたのかと聞くと、自分は商人だと答える。
彼女の胸には商人ギルドの紋章がついていた。
商人として、この問題を解決してあげると言うのだ。
そうして目的地についた一行。
これが私が率いる大商団よというロマンティカ。
そこにはかなりの台数の荷馬車が待機していたのだ。
ロマンティカを見つけた商人たちが、彼女に頭を下げ挨拶する。
ロマンティカはデジールに、エバナーテンの情報を集めていたところ、路上生活者で食料問題で息詰まるだろうと考えていた、だから食料を大量に仕入れてきたと言う。
一人でメインクエストまでたどり着けるなんてと、デジールは驚く。
ロマンティカはランク3魔法使いになったので、道中に盗賊に襲われそうになっても大丈夫だったと笑う。
そこへ、彼女直属の部下エミールが現れ、デジールと互いに挨拶する。
ロマンティカはアゼストに、この食料の量であればどうかと聞くと、アゼストは、冬を越えることができると答える。
デジールに褒められ満足げなロマンティカ。
無料で全てデジールに引き渡そうと考えていたロマンティカだが、それでは商団が潰れてしまうとエミールに指摘される。
すると、エバナーテン領との交渉というサブクエストが発生する。
食糧を互いに損のないように売買しなけば、商団が潰れ、商団内で暴動がおきると、通知がでる。
ロマンティカは慌てて、タダであげるわけがないと誤魔化す。
そこでデジールは、では半年後に代金を支払うので、商団にエバナーテンの名前を貸してあげると提案。
ブランドを与えてくれるなら悪くない条件だとロマンティカが考え出すと、エミールは、没落した貴族の名前は不要ではと不満そうだ。
ロマンティカは、でもエバナーテンはまだ希望がある、有名貴族の箔がつけば信用度があがり、エバナーテンの紋章をつけていれば盗賊もそうそう手を出してこないだろう、5年あれば相当な利益になる、あなたもわかるでしょうとエミールに説明する。
まだ納得できないエミールに、ではこの商団をエバナーテン専属として雇ってもらうこと、領地民と同等の権利を与えてもらうという条件を付け足す。
デジールはニコっと笑い、歓迎いたしますロマンティカ様、と彼女にうやうやしく挨拶するのだった。
こうして食料問題が大きく改善され、路上生活者問題の進行率は71%と急上昇した。
後日ビルヘルムは、女神像の前で祈っていた。
聖都ゴットハイムから逃げ出す路上生活者たちは指数関数的に増えていると考えていると、ビルヘルムを未だ枢機卿と呼ぶ騎士が、聖都の状況について報告しに来た。
聖都では女神の名で重税を課しているとのこと。
そして、多くの子供が行方不明になっているという噂も真実だった。
聖皇はこの問題を傍観しているだけだという。
それは生贄のために聖皇が行っているものだったのだ。
漫画「帰還者の魔法は特別です」68話の感想
ビルヘルムを枢機卿と未だに呼ぶ騎士は、64話でビルヘルムと飲み明かした3人の騎士の内の一人でしょうか。
ビルヘルムは聖都が原因だと分かっていましたね。62話でロマンティカとエミールが話していた、聖都の誘拐犯の話は、子供を生贄するためだという恐ろしいことが判明しました。
ここまで酷い状態なら、聖都に攻め込んで早く上層部を一掃しなければなりません。民のために生きてきた彼ですが、ここまでの状況で動かないのは何故なのでしょう。理想ばかりでは生きていけないと感じたからでしょうか。
また、ロマンティカが大活躍でしたね。商家の娘なので数字や商売に強く、数字でエバナーテンで起こり得る問題を予想していました。さすが。
大量に食糧を準備してくれたので、食料問題が一瞬で解決してしまいました。かなり上級な身分になったのか、隠密の護衛が何人もついていました。エユランがデジールの仲間だからと見下していましたが、ロマンティカは別格でしたね。エユランは思いこみが激しいようです。
アゼストとロマンティカは、デジールのことを意識しているようですが、彼に寄り添おうとするのがアゼストで、彼を引っ張り上げるのがロマンティカという感じです。
いずれにせよ、有能な仲間ばかりの素晴らしいパーティーですね。
まとめ
・ロマンティカは商団主となり、エバナーテン問題を予測し、食料を大量に運んできていた
・デジールとロマンティカは、食料と引き換えに、エバナーテンの名前を貸してもらうこと、ロマンティカの商団をエバナーテン専属で雇ってもらうこと、領地民と同等の権利をもらうことで取引を行う
・ビルヘルムは、聖都が女神の名で重税を課し人々苦しめ、生贄として子供を誘拐していることを把握する
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに