漫画「帰還者の魔法は特別です」62話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다  )

毎週木曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、ビルヘルムに、何故エステバンの襲撃を予測できたのかと詰問されるデジール。

答えることはできない、だが一番苦しい死に方である餓死を、領地の皆が避けることができるならば、処刑されても構わないと答える。ビルヘルムは豪快に笑い、デジールを許す。

プラムを騎士に、デジールを補佐にそれぞれ任命する。そこへ騎士団長としてアゼストがやってきて、3人は再会を喜ぶ。

後日デジールは、投獄されてるタカに会いに行くのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「帰還者の魔法は特別です」62話のネタバレ

クエスト・エステバン進行状況42.4%。

タカ族の長・血紅のタカを生け捕りにできた、意欲を失ったエステバン達は当分領地を攻めてこないだろうと表示が出た。

デジールは牢屋の中に入り、タカの目の前にまで移動。

タカの耳には、カーンの末裔の証であるピアスがぶら下がっていた。

メルゲール・カーン、歴史書の中にも出てくる名高い人物だが、彼の子孫も大陸に広く知れ渡る実力者だった。

彼らはこの影の世界クリアの、最大の壁となるだろう。

カーンの末裔であることから、部族への思いが相当強いに違いない、話す前に気づけてよかったと思う。

そしてこのような者たち相手に、一人で奮闘したアゼストの規格外の強さに、驚きあきれるデジール。

デジールがタカの口の拘束具を外すと、タカは唾をとばしてきた。

デジールは笑い流し、お前と8人の部下を生きて解放すると提案する。

偉大なるカーンの子孫であり、長年エバナーテンの悪夢だったお前らに、僕はアルリヤド(部族間の戦争後に、勝利した部族の族長に与えられる呼び名)を授けようと思っていると話す。

何故アルリヤドを知っているのか、何者だと驚くタカ。

デジールは頭を下げ、自分はここの領地の策士だと自己紹介する。

タカは、策士が何故アルリヤドを知っているかしらないが、お前には資格がない、我々を倒した金髪の小娘だけが資格があるのだと話す。

デジールは、俺は直接お前らを倒していないが、資格はある、何故なら食料を砂に変えたのは俺だからと教える。

タカは激高し、貴様か、この手でその頭を引きちぎってやる、と怒鳴り始めた。

デジールは落ち着いている。

タカは大人しくなり、言うことはわかったと返事をすると、だが断るとデジールの提案を蹴った。

どうせ我らを生かして逃がす代わりに、二度と領地に攻めるなということだろう、違うかと言う。

その通りだと答えるデジール。

タカは、お前たちは敵だ、さらに今回の戦いで我らは何も得ていない、お前の言うことは我の名誉を捨て宿願を放棄するものだ、自ら敗北を選択する気はないと言う。

デジールはタカの返事を聞き、思った通りだ、処刑しなくて良かったと思う。

まだクエストが40%しか進行していないし、族長を殺せば仇討ち目的の奴らと争わなければならないところだったからだ。

だが断られたので、やり方を変えようと考える。

デジールは、お前は名高い戦士だが同時に利己的だと言う。

自分の名誉のみ考えている、部族全体を考えなくてどうするのかと言うと、タカは、皆は理解してくれていると答える。

それは戦士としてだけだ、指導者としては理解していないだろう、族長になった瞬間からお前の命はお前だけのものではない、もし他の部族がお前の部族を襲ったら、指導者を失った部族がそれを防ぐことができるのかと指摘する。

タカは、部族民の命で脅すのかと歯ぎしりする。

脅迫ではない、取引をしているのだというデジール。

部族にも優れた戦士はいると答えるタカだが、自分の代わりがいないからこそエバナーテンに皆を率いてきたのだ。

デジールは、もう一度言う、これは取引だ、お前らが欲しがっていた食料も分けてやろう、そして勝ち負けではなく、平和条約を結ばないかと提案する。

タカは、ずる賢い蛇のような奴だと笑う。

そして、族長の名をかけてその提案を飲もうと言うのだった。

一方その頃ケルバン領。

ロマンティカは、商人としての書類作業に追われていた。

実家でも商団の運営を経験したが、この世界にまできてこの作業をやる羽目になるなんて、デジールやプラムはどこに行ったのかと喚く。

一人だと不安だ、こんなときデジールがいればと思わず呟くが、何を言っているのかど恥ずかしくなり悶える。

いつの間にか部屋に入ってきた部下のエミールに、醜態を見られ、焦るロマンティカ。

エミールは、ロマンティカが指示した成都の情報を持ってきた。

聖都について調べてみたが、税率は相変わらずひどく、さらに奇妙な噂がはびこっており、商団が全て撤収するというあまりよくない状態のようだ。

一人で出歩く人間を捕まえ、皮を剥ぎ食べる悪霊が出没するのだそう。

ロマンティカは、そんな噂より仕事進めてよと、本気にしない。

エミールは、この噂は思ったより深刻で、悪霊かわからないが誘拐犯がいるのは確かだと言う。

増税で皆が悲鳴を上げる中、このような噂まで発生したせいで、聖都は混乱状態なのだと。

聖都から大勢の人が逃げ出しているが、ロマンティカのいる領地は路上生活者を受け入れるなと領主が厳命をだしているので、領地にはそれほど人間が入り込んでこないのだそう。

ロマンティカは無情じゃないかと言うが、エミールは、路上生活者が増えたら領地がめちゃくちゃになるから、良い領主なのではと言う。

あぶれた路上生活者は、北のエバナーテンの領主が受け入れてくれているとのこと。

エバナーテンは、エステバンの侵入を最前線で防いでいる有名な土地だそうだ。

エバナーテンという名を聞いたことがあるロマンティカは、エミールに地図を用意させ、エバナーテンの位置を確認する。

そこの領主も有名で、領主にしては良心的で、聖都にいたときにへブリオン帝国との戦争で勝利に導いた人なのだと、エミールは説明する。

ロマンティカがエバナーテンを指差すと、通知が出た。

・メインクエスト・エバナーテンの存続が開始された、エバナーテンの領地が抱える2つの問題を解決しなさい。

・エステバン問題は進行率100%、エステバンのタカ族とは休戦状態になり、彼らはエバナーテンを敵としてみない。

・路上生活者問題は進行率30%、治安が安定し犯罪が減った状態で、路上生活者たちは厳しい管理を受けている。

ロマンティカは、すぐにエバナーテンに行くわよとエミールを急かす。

エバナーテンで商売をすると言うのだった。

漫画「帰還者の魔法は特別です」62話の感想

デジールはタカと何を話すつもりなのかと思っていたら、平和条約を結ぶためでした。

タカは腕を失い、弓師としてはもう復活できないでしょう。しかも大勢の仲間を失いました。ですがデジールの提案により、部族の壊滅は免れることはできたようです。

一応はタカの顔を立てたので、彼は今後も部族長としてやっていけるのでしょうか。

デジールはこうやってエステバン問題を見事クリアしました。あとは路上生活者問題だけです。エステバンに食料を分けたので、この冬はより厳しい食料事情になるかと思いますが、それを久しぶりに現れたロマンティカが解消できるのでしょうか。

商売すると言っていたので、主に食料を売りに来てくれるのですかね。まさかロマンティカがあのように帳簿仕事をしているとは思いませんでした。影の世界では、それなりに元の身分に合った役割が与えられたようですね。

ロマンティカもエバナーテンに到着し、ようやく4人集まることができそうですね。

まとめ

・デジールはタカに、一定量の食料とタカ達生存者の解放と引き換えに、平和条約を結ぼうと提案する

・誇りが邪魔して提案を受け入れられないタカだったが、デジールに諭され、その提案を受けることに

・一方ロマンティカは別の領地で仕事をしていたが、エバナーテン問題に気づき、商売をするためにエバナーテンへと向かうのだった


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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