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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
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漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」51話のネタバレ
アシュエルは久しぶりの休息を取ろうと、ベッドに倒れ込む。
ふとベッド脇に、数行しか読めなかったナインナイトからの報告書があることに気づく。
1枚目は新婚生活の報告、2枚目はカリアードが野生の熊で鎮静剤の効力を試していたという報告だ。
なるほど鎮静剤のせいでイチャつけないのだと理解したアシュエルは吹き出す。
羨ましがることはなかったのだと思いつつ、30過ぎても誰ともキスしていない自分がそう思うのもおかしいなと考える。
アシュエルが愛するペルシル。
彼は彼女に13歳の頃に出会った。
ペルシルは、アシュエルの兄である先代皇帝の側室になるために、帝国への供物としてやってきた。
アシュエルの気持ちを知った兄は、ペルシルをアシュエルの別殿に送ってくれたので、アシュエルは、彼女を迎えることができる、成人になる日を待っていた。
だが兄が皇帝になると、ペルシルは側室殿に移ってしまった。
慌ててペルシルの元へ駆けつけ、どうして自分でなく兄を選んだのか、僕を好きではなかったのかと問うと、皇帝陛下の女なので無闇に側室殿に来られては困ると、彼女は返す。
だがペルシルは涙を浮かべていたので、この決定が彼女の意思ではなく、兄によるものだと気づいた。
そしてアシュエルは謀反を決意し、カリアードに兄を殺すように頼んだのだ。
あなたをずっと自分の傍に置いて置きたかったと話すアシュエル。
いつまで皇帝とメイド長でいれば良いのだろうか。
一方レイリンは、大量の業務に追われていた。
デリスがどうしているか気になり、ケイティに皇宮からの報せはないのかと尋ねるが、反乱軍を順調に処理していること以外の報せはないのだという。
デリスが帝都に行ってから数日しか経っていないが、彼に会いたいと思うレイリン。
そこへ、シュタントがまたソペン城にやってきたと報告が入る。
不潔だと自分を蔑んだ目で見たくせに、何の用かとレイリンは困惑する。
するとベラが、まずは私が対応しますと言い、シュタントの前に出る。
そして執務室に入ってきたシュタントに、ア・ル・ベ・ラ大公と名前を強調し、招待もないのに執務室に来るなんて無礼だと注意した。
シュタントは、大公である自分の道を一介のメイド長が塞ぐことのほうが無礼ではと返すが、カリアード大公妃の執務室である限りいくらでも立ちふさがるというベラ。
なんでこんなに敵対しているのかとレイリンが困惑すると、ケイティが説明する。
ここがカリアード領になる前から、シュタントがデイラオル領地を含めた中部地方を買収しようとしていたので、ソペン王室とデイラオル公爵家が拒否した。
そこでシュタントは、デイラオル令嬢と帝国の有望貴族達との縁談をもちかけたのだが、ベラが男嫌いなためうまくいかなかった。
それで帝国の影響力を広めるために、マカート商団をソペンに誘致しようとしたのだが、そこでも揉めたのだという。
その説明を聞いたレイリンは、何故シュタントはそこまでしてソペンを買おうとしたのかと疑問を持つ。
売り言葉に買い言葉のシュタントとベラ。
シュタントの口が悪いのは、過去の自分のせいだと気づいたレイリンは、従兄の育て方を間違えたとベラに謝る。
そうこうして、ベラはチクリとシュタントに嫌味を言いつつ退室し、部屋にはシュタントとレイリンだけになった。
シュタントは、あなたに学んだことはあっても育てられたことはないと指摘する。
子供の頃の黒歴史を思い出してしまったとレイリンが言うと、シュタントは彼女に近寄り両腕を掴むと、まだ子供に見えるのかと問うのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」51話のネタバレ
アシュエルがどうして兄を殺して皇帝になったのか、わかりましたね。ペルシルを無理やり奪われたからでした。
美しく成長したペルシルを急に欲しくなったのか知りませんが、いきなりの決定でアシュエルは相当絶望したのでしょうね。もっと政治的な何かかと思っていましたが、この国の男性たちは愛に生きているようです。
シュタントもそのようです。ソペンを買おうとしていたのも、レイリンのためなのでしょう。
彼女の気持ちは自分に無いとわかっていても、どうにも押さえきれないようですね。しかし、レイリンが自分の人生の全てだと言うだけあって、言葉や態度はレイリンに似たところがあります(笑)
いつまでも子供扱いするレイリンに、シュタントは思わず彼女の両腕を掴み、真剣に見つめ始めましたが、このあとどうするつもりなのでしょう。ここでベラが邪魔しに入ってきたら面白いのですが。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに