無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「君の全てを奪いたい」作家・SAM、原題・하루만 네가 되고 싶어
完璧な人生を生きてきたベリアード家公女メーデイア。ある日現れた令嬢プシュケーに全て奪われ、復讐を誓う。その祈りは神に届き、メーデイアとプシュケーは精神が入れ替わる。2人は互いの過去を知ることになり、大きく運命が揺らいでいく。宮中サスペンス&ロマンスファンタジー作品です。
コチラで1~3話まで、PCでもスマホでも閲覧できます。4話以降はアプリをインストールしてから閲覧できます。
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漫画「君の全てを奪いたい」5話のネタバレ
生意気な奴めと言うメーデイアことプシュケー。
恩を忘れたかと言い、彼の首元に剣を当てる。
ヘリーは、これが芝居でメーデイアではないことに気づいたが、では一体誰なのだろうかと困惑する。
確かめるために、無礼を働いたので罰してくださいと言い、自ら首に剣を押し当て血を流す。
プシュケーは剣を投げ捨てる。
もうよい、そのへんでやめておけというプシュケー。
侍女たちが落ちた剣を拾ったが、いくら真剣を使ったにしてもこれまでこんなことはなかったと、二人の様子に異変を感じる。
ヘリーは、傷の手当が済むと、騒いでしまい申し訳ないとメーデイアに謝る。
そして、一週間後の皇室でのパーティーにお迎えにあがっても良いかと聞く。
プシュケーは、彼が涙をこらえ目が赤くなっていることに気づき、彼の頬に触れ、もちろんよヘリオと微笑んだ。
彼が帰ると、トロピウム侯爵様相手に無事にやり過ごすことができたと、安堵するプシュケー。
だがその手は震えている。
自分の力ではなく、メーデイア様だがらできたことだと理解していた。
それでも、と前向きにとらえるプシュケー。
一方、屋敷に戻ったヘリー。
出迎える執事に、今日面白いことがあった、メーデイア様に成人して以来呼ばれたことのない名・ヘリオと呼ばれたのだと話す。
ヘリーという愛称だったはずなのに。
何が起こっているのだと、彼は拳を固く握りしめる。
その頃、ポリー伯爵邸にいるプシュケーことメーデイア。
今から一週間も経たないうちに、皇太子の誕生日パーティーが催される。
侍女たちは、とても素敵なパーティーになるのだろうと、うっとりしながら話す。
彼女達が出ていくと、雰囲気を合わせるのも疲れると思うメーデイア。
いっそメチャクチャにしたいところだが、結婚式を挙げて皇族になるまでの話だ。
メーデイアは、この前購入した伝書用のカラスと、レモン、便箋を準備する。
レモンの絞り汁をインク代わりに使えば、字が写らずに済む。
読むときは火で炙れば、文字が浮き出るのだ。
ヘリー宛に手紙を書くメーデイア。
彼なら今頃メーデイアの異常に気づいているだろうが、まさか中身が入れ替わっていることまでは見当もつかないだろうと、これまでの出来事を綴ったのだ。
頼んだぞと言い、カラスの足首に手紙を巻きつけ、夜空に放つ。
だがそのカラスは飛んでいる最中に撃ち落とされてしまう。
ついていた手紙を炙りだし、内容を読む男。
差出人はメーデイアで、今プシュケー・ポリー邸にいると書かれた手紙を読み、そういうことだったのかと、男は納得する。
そのカラスは、監視中だったプシュケー令嬢の部屋から飛びだったもので、受取人はヘリオ侯爵と判明したと、部下が報告する。
よくやったと言い、手紙を燃やす男。
夜が明け次第伯爵邸に行くぞと言うその男は、怪しげな笑みを浮かべるイアロスなのだった。
漫画「君の全てを奪いたい」5話の感想
メーデイアのフリをして、なんとかヘリーをやり過ごしたプシュケー。
ですが演技はバレバレでした。深くメーデイアを想うヘリーまでは騙せません。かと言って、見た目は完全にメーデイアなので、ヘリーは相当困惑したでしょうね。
メーデイアも手紙に書いていましたが、中身の入れ替わりなど誰も見当つきませんよね。ヘリーに手紙が届けば一安心かと思いきや、プシュケーを監視していたイアロスによって阻止されてしまいました。
プシュケーの身を守るために監視していたとは到底思えません。プシュケーを愛していないですからね。警備じゃなくて、監視ですし。
でもまだ入れ替わったことに気づいていないはずなので、プシュケーの何を疑って監視していたか謎です。イアロスの目的がわらないので、ただただ不気味ですね。
大切な人の身に何か起きたのだと、涙をこらえるほどショックを受けるヘリー。婚約者を見下し、彼女の異変に気づかず、監視までしていたイアロス。
全てを奪われたというメーデイアには、心から愛してくれる男性がいて、皆に祝福され全てを得たと思われているプシュケーには、そのような男性はいません。
対比が面白いですね。続きが気になります。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに