※全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ジェニットは見知らぬ黒髪の男性に話しかけられる。クロードに似た雰囲気のその男性は、ジェニットの贈り物選びを手伝う。
その頃、イゼキエルから逃げたアタナシアは、書店に迷い込む。突然その店主らしき老人から、呪いをかけられたようだと声をかけられる。
以前黒魔法使いだったというその老人から、黒魔法は必ず代価が必要、黒魔法で生まれた子は必ず呪われると聞く。
店を出たアタナシアは、小説はハッピーエンドだったが、完結後は違うのだろうかと疑問を持つのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
登場人物一覧はコチラ
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」42話のネタバレ
ルーカスがアタナシアのためのアイスクリームを手に、彼女を迎えにきた。
アタナシアは無意識に彼と手を繋ぐので、何故そうすぐ手を繋ぐのかとルーカスは手を払う。
瞬間移動するのに必要かと思ったという彼女。
いいよ、戻るぞと言い、ルーカスはまた手を繋ぎ直し、皇宮へ戻る。
アタナシアの部屋には、おかえりなさいと喋るもう一人のアタナシアがいたので、本人はドッペルゲンガーかと驚く。
万一のため、ルーカスが人形を作って部屋に置いておいたのだという。
天才だからざっと作ってもこれぐらいはできるという彼。
ではなぜダンス練習の時はあんなペラペラだったのか。(25話)
アタナシアは人形をまじまじ眺め、本物そっくりにつくったのかと聞く。
その通りだと言う彼に、私はこんなに綺麗なのと言うと、もちろんと言いかけて黙るルーカス。
さすがに引っかからなった。
アタナシアは、このような本物そっくりの人形を作るなんて、ルーカス様はすごいと誤魔化す。
しげしげ眺めるアタナシアだが、ルーカスが少しも似てないからと言い、さっさと消してしまった。
先ほどまで似せて作ったと自慢げだったのにどうしたのか、しかもドレスまで元に戻っている。
ルーカスはアタナシアをじっと見つめると、多少醜くても本物の方が良いなと言い、部屋から出て行った。
とある日、アタナシアはジェニットとボートに乗っていた。
誰がアタナシアとボートに乗るかで令嬢達が争っている間に、ジェニットがさっさと乗り込んだからだ。
お姫様の瞳が湖のような深い青に見える、私の瞳も似たような色です、と言うジェニット。
デビュタントで初めてお姫様と陛下にお会いしましたが、あの時の二人はとても仲睦まじく見え、思わず目で追ってしまったと言い、朗らかに笑う。
アタナシアは、マグリタさんもアルフィアス公爵家との仲睦まじい姿が微笑ましかったと言う。
もし本物のアタナシアだったら、今のジェニットの好意を、本当の友情だと感じただろうか。
ジェニットは、公爵家は私にとって家族のような方達だと言う。
なんだか探っているようにみえるので、この話題は止めようと思うアタナシア。
するとジェニットが、サテンのリボンですが受け取ってもらえますかと言い、小さなギフトボックスを差し出した。
デビュタントのとき、お届けしたリボンが痛んでいたのではないかと気になっていた、偶然でかけたときに、偶然お姫様に似合うリボンを偶然見つけたのだと説明する。
アタナシアは、それがこの前話していた彼女の目的の商品かと気づく。
ジェニットはクロードの冷たい眼差しを思い出し、そんなにすごい物ではないので、お姫様は気にいらないかもしれないと言い、萎縮して小さく震え始めた。
アタナシアは、どうもありがとう、次回の集まりに着けてみますねと言い、笑顔で受け取った。
ジェニットは喜ぶ。
あの老人の言ったことは本当だろうかと気掛かりだ。
藤のような花木の脇を通り、令嬢達はボートを楽しむ。
純粋に楽しみ、これほど幸せと思ったことはないと言うジェニットを見て、やはりあの老人はインチキだと思うアタナシア。
このような愛らしい子が不幸になるわけないのだ。
その後、フィリックスと庭園を歩いていると、クロが駆け寄ってきた。
可愛がってあげたいが、接触時間が限られているため、アタナシアはルーカスに何とかできないか聞いてみることに。
ルーカスは、ペットのように扱っているから本当の犬のように思っているのだろうが、ただ存在しているだけで生きているわけではない、だからそう情を与えてはいけない、どうせあとで吸収されいなくなるのだからと話す。
アタナシアはルーカスにクッションを投げつける。
納得しないアタナシアに、どうせ消えるものに未練を残しても後悔するだけだと言う。
言い方ってものがあると、クッションで叩き続けるアタナシアを、足で転がすルーカス。
ブサイクな癖にと嘲笑しつつ、ルーカスはアタナシアの額に触れ、魔力整理をする。
そして、のんびりとお前に付き合うのも今日までだ、しばらく留守にすると、突然彼は言うのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」42話の感想
ルーカスがしばらく不在になるようです。
前回、アタナシアが呪われていると言われたばかりなのに、これは心配ですね。アタナシアはこのことを、ルーカスに教えなかったのでしょうか。彼さえいれば一安心だったのに、アタナシアがピンチになりそう。
ジェニットが持ってきた贈り物も怪しいですよね。ジェニット本人は知らないでしょうが、あの男はあのリボンを選ぶよう誘導していました。
しかもあのような渡され方をしたら不憫に思い、思わず受け取ってしまいますよね。
37話で、アタナシアやクロードに殺意を持って近づくものがいれば、苦しみ死ぬ保護魔法がかかっていると、クロードが話していましたが、この呪いは反応しないのでしょうか。
不幸になることを願っているだけで、殺意があるわけではないので反応しないのですかね。それとこのプレゼントを受け取ったことで、アタナシアに影響がなければいいのですが。
不幸になることを願っているのは、以前のクロードも同じなので、誰がかけた呪いか全くわからないですよね。
不幸を望みつつも守りたい、そんな歪んだクロードの思いが、呪いのような保護魔法になったのかもしれません。だからあの老人は巧妙だと言ったのかもしれないし、やっぱりあの黒髪の男の力かもしれません。
ルーカスはあれほど意識していたアタナシアを置いて、何処に行くのかも気になります。しばらくいなくなるから、アタナシアを市場デートに連れ出してくれたのですかね。
ルーカスが不在の間、誰が彼女を守ってくれるのでしょう。クロードでしょうか。それともイゼキエルでしょうか。イゼキエルにとってはチャンス到来ですね(笑)
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに