漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」46話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、カナリアが裏切ったかもしれないので、エブゲニアはオスカーが用意した猛毒をつかい、彼女を試そうとする。

それは収穫祭でセザールが飲むワインに毒を仕込むことを、事前に彼女に知らせるというもの。セザールが飲めば味方、飲まなかったらカナリアがばらしたということで裏切り者ということだ。

セザールが毒では死なない設定を知っているカナリアだが、間違いなく彼は死ぬほど苦しむので、彼に毒のことを教える。だが彼は毒のワインを飲み、その場で崩れ落ちるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」46話のネタバレ

何故飲んでしまったのかと、カナリアは涙ぐみながら、倒れたセザールを支える。

ワインを運んできた神官はどこかへ走り去った。

セザールは、もしワインを飲まなかったら皇后がお前を疑うだろうと微笑む。

この程度では死なないというセザールは、体を起こすが血を吐き出す。

心配するカナリアの口を手でふさぎ、セザールはカナリアを連れ神殿脇の木陰に隠れた。

神官たちが武器を持ってセザールを殺しに来たからだ。

予想より毒が強く、セザールは体を動かすのがやっとだ。

このままでは二人とも危険になる。

セザールはカナリアに、彼らは皇后の味方であるカナリアを襲いはしないから、このまま逃げた神官についていき、計画を知っていたことを伝えろと言う。

あなたはどうするのとカナリアは聞くと、自分一人でなんとか逃げるから大丈夫だと答える。

だから行けというセザールだが、どうみても大丈夫ではない彼を置いていけるわけがないと、カナリアは彼と逃げることにする。

神殿の山の奥深くに洞窟があった。

そこに着ていたローブなどで寝床を作り、セザールを寝かせる。

時間が過ぎても私たちが戻らなければ、セザールの側近たちが捜しにくるはずだ。

セザールは、毒に苦しみ冷や汗でびっしょりだった。

小説では、幼いデジールは何度毒を盛られても毒に打ち勝ったとしか書かれていなかったが、実際はこのように苦痛に耐えてやっと生き残ったのだ。

セザールの窮地に悲しさと悔しさで震えるカナリア。

彼はそんな彼女を心配そうに見る。

カナリアが飲み水を持ってくると言い、立ち上がろうとすると、セザールは彼女の手を掴み、一人にしないでくれ、ずっと傍にいてほしいと頼んだ。

具合が悪いから心細いのだろうと理解したカナリアは、ずっと傍にいるよと言い、彼をぎゅっと抱きしめた。

セザールは安心して眠り始める。

セザールの顔は青白く、体は震えていた。

カナリアは少しでも体が温まればいいと思い、彼にぴったりとくっつき添い寝をした。

翌朝、夜通し捜索していたセザールの騎士達が、カナリアたちを見つけてくれた。

セザールは無事救出され、皇子宮へ運ばれた。

カナリアは彼の看病を手伝いたかったが、すぐエブゲニアに会いに行った。

エブゲニアは、あなたが裏切ったかと思い試したのだと打ち明けた。

カナリアは、皇后陛下のためだけに動いていますと答える。

ではなぜ皇子と一緒に逃げたのかと聞かれ、皇后陛下がご存知のように、彼は毒では死なない、私がそのまま何もせず残っていたら疑われてしまうでしょうと話す。

それにただ逃げたわけではない、逃げた先がわかるように木に目印をつけておいた、だが馬鹿な兵士たちがそれを見逃したのでしょうと説明する。

このようなアリバイを作るために、皇宮に戻る前にイーサンに目印をつけるよう指示しておいたのだ。

私の言葉を信じられないなら、確認されてみてはというカナリア。

エブゲニア笑みを浮かべ、確認する必要はなさそうだと言う。

そして、あなたは十分に役目を果たした、さらに皇子に怪しまれないように行動した、褒美に宝石を与えるわと言うので、カナリアは笑顔で、光栄です、と喜んだふりをするのだった。

その後カナリアは急ぎセザールのもとへ。

ストーリーを少し変えただけで、こんなに大変なことが起きるとは思ってなかった。

だが今更後戻りは出来ない。

こうなったら原作の内容はもちろん、その後に発売された外伝の内容も躊躇せず使うつもりのカナリアは、セザールの部屋に入るや否や、セザールが飲んだのはアンドラシアの毒だ、解毒剤を知っていますよねと、ミラーを名指しするのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」46話の感想

セザールはカナリアを守るために毒を飲みました。ですが想像以上の猛毒で、動くことすらままなりません。

カナリアも、また彼を守るために、一緒に行動しました。彼女がいなかったら本当に危なかったかもしれませんね。

神官たちは彼女たちを見つけられなかったのですが、セザールの側近達は有能だったので無事見つけてくれたようです。その上、カナリアが目印を残していたと説明したので、エブゲニアからすれば神官たちがさぞポンコツに見えたでしょう。

これで一応エブゲニアからの信用は取り戻しましたが、オスカーが曲者なんですよね。まだまだこれからも何か仕掛けてくるのでしょう。

腹をくくったカナリアは、突然ミラーに解毒薬について聞きました。外伝に、ミラーが毒に詳しいという内容が書かれていたのでしょうか。

カナリアは色々怪しまれるでしょうが、先ずはセザールの解毒が先ですね。酷く苦しんでいるので、早く治してあげたいところですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: