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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ルイは計画が上手くいったと思っていたが、主犯だとバレ捕まってしまう。
エリアスはアデルに報告し、結婚の話を持ち出すが、アデルに愛していると言えなかったため、距離を置かれてしまうのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アデライド」65話のネタバレ
その夜、エリアスはアデルのことを考えていた。
なんて自分は愚かだったのかと気づく。
ルイを追い払うためにした契約婚約だったが、アデルといると満たされた。
彼女の笑顔は可愛らしく、大胆なように見えて、細やかな配慮ができる、心まで美しい人だった。
それなのに、愛という言葉の意味に怖気づき、彼女を失望させた。
今すぐ彼女の元へ行き、気持ちを打ち明けようと駆けだすエリアス。
だが、さっきあのようなことになったのに、すぐには信じてもらないだろうと気づき、足を止める。
明日、皇宮からの帰りにプレゼントを用意して、自分の気持ちをしっかり伝えようと決めるエリアス。
一方アデルは、いい年して自分の気持ちがわからないのか、あなたは謝っても一生許されない重大なミスを犯した、私がいなくてもうまくやっていけるかよく考えることねと、夜空に怒鳴り中指を立てていた。
恋愛は本でしか知らないが、見くびってもらっちゃ困るとぼやくアデル。
そこへリタが上着を持ってやってきた。
アデルはリタに、明朝に公爵が出勤した後、屋敷を出て領地に戻れるように簡単に荷物をまとめておいてほしいと指示を出す。
驚くリタに、もしかして婚約を破棄されるのかと聞かれ、アデルは、公爵次第ではそのつもりだと答える。
でもお嬢様は公爵閣下を愛しているじゃないですかと言うリタ。
アデルは少し沈黙し笑う。
確かにそのような気持ちはあったが、公爵様がいなければ死ぬというわけではないと答える。
愛なんて、離れていればいずれ冷めるものだと。
あのように女が絶えず群がる男は、きっちりしつけておかないと一生苦労すると考えるのだった。
一方ルイは、ローブで姿を隠し、夜道を早足で歩いていた。
一体どうしてこんなことになったのか、神殿と貴族派は裏切ったのかと腹を立てていた。
こうなったら神殿まで行き、契約書のことで大司教を脅すしかないと考える。
すると、通りすがりの男性にぶつかった。
そのまま過ぎ去る男性は、ルイ宛のメモを落としていった。
そのメモの内容は、今夜この手紙に記されている住所にお越しください、というもので、差出人はM、マティアスからだ。
現在の状況はどうなっているかわからないが、彼に会い、対策を練る必要がある。
マティアスの指定した場所へ向かうが、浮浪者も多く怪しいエリアだった。
とある建物に入るとマティアスが待っていた。
どうしてこのようなことになったのかと彼女が聞くと、マティアスは、マリというメイドが証人として現れ、全てを証言したというのだ。
そのうえ、大司教も内容を確認したとの証明付きだったと。
ルイは何故マリが生き残っているのか理解できない。
ルイは、マリがアンナにロハの花を渡し、毒殺に協力したと証言したのだ。
だからとっくに屋敷を追い出され、処刑されたものだと思い違いをしていた。
その証言のおかげで貴女を擁護することができず、死刑を求める公爵を抑えるので苦労したと話すマティアス。
死刑と言われ、血の気が引くルイ。
マティアスは、それでも聖女の立場であったのからと私が反対したから、この処分で済んだのだと言う。
ルイは、なんとかこの状況から抜け出す手はないのか、もう二度と贅沢に暮らせないのかと、困惑する。
マティアスは、1つだけ方法があるので試してみませんかと、彼女に何かを提案するのだった。
漫画「アデライド」65話の感想
エリアスは、ようやくどうするべきか気づきました。しかし遅かった。アデルを怒らせてしまいました。
エリアスは、アデルに対しての行動が全部遅く、翌日の帰りにプレゼントを持っていこうと思いますが、その頃にはアデルはいません。どうするのでしょう。
また、身一つで追い出されたルイ。マティアスに呼び出され、どうして有罪になったのかを知ります。このままでは路上生活者として生きていくしかありません。
美貌はあるので、国外に行けば、黒い髪の彼女を珍しがり、パトロンがつくのではと思うのですが。
色々今後のことを考える前に、マティアスが何やら提案してきました。詳細は次回以降でしょうが、またとんでもないことを企んでいそうですね。ルイは頼るあてがないのでしょうが、この提案に乗るとさらに不幸になる気がします。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに