無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、エリアス公爵邸に、ルトビッヒ、大司教、アントンが集まり、口裏合わせを行う。
しばらくはルイを助けに出たと思わせる必要があるので、ルイの潜伏先にて、彼女を逮捕ではなく保護するエリアス。
誘拐犯はアデルの関係者だとのたまうルイに、エリアスは怒るがルトビッヒが落ち着かせる。
アンナは怒ったエリアスも素敵とうっとりするので、ルイに睨まれるのだった。
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漫画「アデライド」56話のネタバレ
その後、エリアス、ルトビッヒ、ルイ、アンナの4人で馬車に乗った。
正面に座るエリアスに、隠すこと無くうっとりと見惚れるアンナ。
頼んでもいないのに毒を調べたり、やけに聞き分けよく積極的だった理由がわかった、平民のくせに公爵を狙うなどなんて身の程知らずだと、ルイはアンナを殴りたくなるほどにイラつく。
アンナがマリに渡していた毒が入手したものより量が少ないことに気づき、私を毒殺するためにとってあるのかと勘繰る。
公爵を見つめるあの目を見る限り、十分考えられることだとルイは考え込む。
一方エリアスは、ルイと馬車に乗る羽目になり不愉快だったのだが、アデルの指示なので我慢し、微笑みを絶やさなかった。
そうして公爵邸についた一行。
ルトビッヒはすぐ調査を始めようと言うが、ルイが倉庫でドレスが汚れたため、着替えに離れに行きたいと願い出る。
調査も長引きそうだからいいだろうと許可するルトビッヒ。
ルイとアンナが離れに向かうと、ルトビッヒはエリアスの演技をからかいつつ、あの世話人の女おかしくないかと気にするのだった。
離れまで来たルイは、アンナに残りの毒はどこにあるのかと聞き、今晩作戦を実行すると指示する。
先ほどメイドたちがアデルがジェスティア侯爵邸に行ったと話していたので、あの女が帰ってくるまえに仕込んでおけというのだ。
今なら誰も自分達を疑わないので、ルイが今日何が起きたかを説明している間にすればよい、毎日本館で公爵様に会うために私に早く公爵夫人になってほしいのだろうと話す。
エリアスが欲しいアンナは、早速アデルの部屋へ向かう。
ルイの言う通り、誘拐されたばかりの自分たちが毒を盛るとは誰も思わないだろう。憎たらしいアデルを消せばルイが聖女になり、私は妾になるだろう。
公爵様は温かく私を見つめてくれるから私に気があるに違いない、妾になったらルイも消し自分が公爵夫人になるのだと自惚れるアンナ。
そしてアデルの部屋に置いてあったティーポットに毒をパラパラと入れた。
すると突然ドアが開き、部屋が明るくなる。こんな時間に私の部屋で何をしているのかと言って現れたのは、いないはずのアデル。
彼女の後ろには、アデルの兄も大司教もいた。
どうして部屋に無断で入ったのか、ティーポットには何を入れたのか言いなさいと言うアデルに、暗かったので見間違われたのでは、ルイに申し付けられ来たが令嬢がいなかったので見物していただけだと誤魔化そうとするアンナ。
現行犯なのに堂々としているのでアデルは違和感を持つ。
私も兄も大司教もみていたのだ、嘘をつかないでとアデルは指摘し、リタにアンナの所持品を確認するよう指示。
するとアンナは、私が何したというの、何もしていない、公爵様を呼んでと叫ぶ。
思わぬアンナの言動にアデルは困惑するのだった。
漫画「アデライド」56話の感想
ルイもアンナも他人を見下し利用することしか考えていない人物なので、とうとう二人の関係もおかしくなり始めましたね。なるべくしてなったような。このまま自滅しそうな気がします。
またエリアスは、アデルの指示通りに笑顔をアンナに向けていたので、アンナが勘違いしてしまいました。
アデルに問い詰められ、公爵を呼んでと叫んだのは、エリアスは自分に惚れているからきっとかばってくれるだろうと思っての言葉ですね。エリアスがどうして彼女の味方になるのかと、アデルは意味がわからず困惑してしまいました。
しかし笑顔だけで女性を勘違いさせるとは、さすがエリアスです。
エリアスが目立つ分、ルトビッヒの影がどんどん薄くなっていきますね。でもあの場で一番権力を持っているので、ビシっとまとめて、悪女らを処断してほしいです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに