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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、皇室派の裏切り者の確認しようと覗き込むアリスティアだが、物音をたててしまい、あわやというところを近衛騎士団のシーモアとジューヌに助けられる。
貴族派が完全にいなくなるまで隣の部屋で待機していると、何故かアレンディスが現れた。彼は一緒に抜け出さないかと彼女を誘うが、アリスティアは会場に戻ろうと言いその手から離れる。
翌朝、イット国のモイーラ王女との試合のために、第二騎士団はアリスティアに稽古をつけ励ました。一歩間違えば王国との関係が悪化するかもしれないので、アリスティアはどうしていいかわからず、父に相談する。ケイルアンは、何があっても私がついているから好きなようにしなさいと言う。
そうしてモイーラとの試合が始まった。それを遠くから眺めるルブリスは、どうせならイット王女に勝って欲しいと言うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話91話のネタバレ
アリスティアと対戦するモイーラ。
モイーラは、アリスティアがお遊びで騎士をやっているだろうと思っていたのだが、予想と違い、思いのほか苦戦する。
まだ子供のくせに何が神に選ばれし子なのか、婚約解消のうわさが流れてもまだルブリスにくっついているアリスティアを、目障りだと憎む。
怒ったモイーラの一撃で、アリスティアは剣を落とす。
アリスティアは自分の負けだと言い、勝負は終わった。
それを見ていたカルセインは、どう見てもアリスティアが勝っていたのに、何で剣を落とすのだと大騒ぎする。
第二騎士団たちも、あり得ない、どうしたのかと大騒ぎだ。
わざと負けたんだろうとカルセインに問い詰められると、自分が勝てば王女様の機嫌がますます悪くなるからと答えるアリスティア。
国同士の関係が悪くならないよう、お客様の気分を害さないようにするのが最優先事項なのだと。
騎士団はそのようなことを考えてたのかと納得するが、これであちこちに勝ったと言いふらされるぞと、カルセインは彼女のお人よしぶりにため息をつく。
ケイルアンも現れ、ご苦労だったとアリスティアを労う。
本当は頑張ってきた剣術で負けたくはなかったが、これで良かったのだと思う彼女なのだった。
一方ルブリスは、アリスティアが自ら引き下がるだろうと予想していた。
約束通り靴をモイーラに届けさせる。
その後のパーティにて、あの華やかな靴を履き、ルブリスとダンスするモイーラ。
そんなモイーラを見て、満足したようだ、あのように好意や敵意をむき出しにする人は苦手だと思うアリスティア。
そういえば美憂もそうだった、彼はそのような人が好きなのだろうか。
もしモイーラが次期皇妃になれば、皇族を指示している皇帝派の立場はどうなるのかと心配する。
すると会場が突然ざわつく。
ルブリスとモイーラが止まったようだ。
モイーラは真っ青な顔になっており、ルブリスが具合が悪いなら皇医を呼ぼうかと話しかけるが、モイーラは口ごもる。
実はあの靴はサイズが合わず、かかと部分がちぎれ、あちこちに宝石が散らばってしまったのだ。
もともとあの靴はと、ヒソヒソ話す貴族ら。
プっと吹き出す他の王女たち。
ルブリスは笑顔で、どうやら自分のペースが早かったようだ、今日は剣の勝負もあったから疲れているだろう、部屋に戻って休んだらどうかと言う。
モイーラは恥ずかしさに震えながら、急ぎ会場をあとにする。
アリスティアは、王女のために用意したのだろうに、なぜサイズが合わなかったのかと不思議に思う。
ルブリスはアリスティアに近づき、どうだ、これで気分は少しは晴れたかと聞く。
君に贈るものを彼女に見られたときから、こうなることを予想していたと言う。
私のためにわざとやったのかと驚くアリスティア。
まさか私を思いやってくれたのかと以前の彼では考えられない行動に驚きつつ、どうして公の場で私的な感情をだすような、殿下らしからぬ行動をしたのかと問う。
君は僕は妃を迎えることを望んでいるのか、それが貴族派の王女でもかと、驚いたルブリスは聞き返す。
それはどうしようもないことだと答える彼女。
強欲な者たちがアリスティアから何を奪おうとしても、どうしようもないことで済ませるのかと衝撃をうけたルブリスは、頭に入れておくと呟き、彼女のもとを去るのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話91話の感想
モイーラの機嫌を損ねないために、アリスティアはわざと負けましたね。応援していたカルセイン達はなんだかガックリしたようです。
モイーラはアリスティアから勝利と豪華な靴を奪えてご満悦です。ですがあの靴は小柄なアリスティア用のものなので、サイズが合わないどころか破壊してしまいました。人の物を無理矢理奪ったというのがありありと感じられて、モイーラは大恥をかいたようです。
これで気分は晴れたかと聞くルブリスですが、アリスティア的にはどうかなと思います。いつのまにかダシにされ、それでも他国と揉めないようにと、負けたくない剣術で勝ちを譲り、彼女は我慢し続けてきました。
それをこうなると予想していたから、アリスティアとの試合をけしかけ、靴を破壊させ恥をかかせたのだ、どうだ、と言われても困惑するだけでは。予め説明をするとか、はなからハッキリした態度をしておけばいいのにとモヤモヤします。靴を作った職人も、まさかこのような使われ方とするとは思わなかったでしょう。
アリスティアは他人を下げて優越感に浸るタイプではなく、認めてもらったり評価してもらうことで幸せを感じるタイプだと思うので、ちょっとルブリスのやり方はどうなのかなと思いました。それでさらに勝手に失望というか、理解できないみたいな態度をとられてもという。
ルブリスは、アリスティアに結婚の意思が本当に無いことを悟りましたが、今後二人の間はどうなるのでしょうか。
※次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに