無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、プリンシアは帝国の首都を観光したいと押し切り、カルセイインがレストランを案内することに。カイシアンはプリンシアにうっとりしていた。
皇宮では、モイーラが積極的にルブリスにアピールしていた。仕事の多忙さも相まって、ルブリスはかなり疲れていた。
そこへアリスティアへの贈り物だという、宝石が散りばめられたとても華やかなミュールが届いた。王女である自分を差し置いてと、モイーラは面白くない。
一方、レストランでは、キリナ令嬢がカルセインに声をかける。プリンシアは彼女がカルセインに気があると見抜き、店を出た後で彼に教えるも、本人は全く気にもしないのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話88話のネタバレ
夕方になり、今日はとても楽しかったというプリンシア。
アリスティアに、今度プリンシアが滞在している宮でお茶でもしましょうと誘う。
カイシアンは夜勤があるから先に帰ってくれと言い、プリンシアと共に皇宮へ戻った。
今日はカイシアンの様子が変だと、アリスティアとカルセインは心配になる。
俺も人のこと言えないけどと、チラっとアリスティアを見るカルセイン。
彼は話の流れでプリンシアに、自分は剣のような人が好きだと答えていた。
剣のような人とは、彼女のことなのねと、プリンシアは気づくのだった。
とある日、アリスティアは呼ばれてルブリスの執務室へ。
最近王女たちが代わる代わる皇太子宮を出入りしているので、この前みたいに王女と鉢合わせにならなければいいがと思い、彼女はドアをノックする。
すると、殿下は多忙につきと言い、げっそりしたハレンが顔を出した。
驚くアリスティア。
訪れたのがアリスティアだったので、ハレンはガラっと態度を変え、中へと招き入れる。
ハレンの目がくぼむほど忙しそうなので、また後で来ましょうかとアリスティアが言うも、どうかお入りくださいと、侯爵令嬢が来るのをずっと待っておりましたと言い、笑顔で案内する。
ルブリスは、王女たちが絶え間なくやってくるので仕事に追われており、すぐ終わらせるから少し待ってくれと彼女に伝える。
皇妃候補が5人もおり、そのうちの3人はとても積極的なので彼には休む間もないようだった。
ルブリスは、今日はアリスティアの淹れるお茶が飲みたいのだが駄目かなと、少し照れながらお願いする。
アリスティアはすぐ用意し始めた。
今回の宴会は何色のドレスにするのかと彼に聞かれ、驚く彼女。
公式的な宴会ではいつも合わせていたのに何故驚くのだと言うルブリス。
それについての確認の連絡もなかったし、皇妃選びがあるから今回は揃えないものだと、アリスティアは考えていたのだ。
だが単に忙しくて確認が間に合わなかっただけのよう。
アリスティアはリナ達に適当にお願いしたのだが、確か深緑、紺、紫、深紅に黒だった気がしますと答える。
ルブリスに、本当に深い色が好きなんだなと言われ、リナにも同じことを言われたのを思い出す。
かつては意識して明るい色を選んでいたけど、それはどうしてだったのだろうかと、彼女自身もよくわからない。
お茶がはいったので、ルブリスに声をかけるも、彼はいつの間にか眠っていた。
また睡魔に負けてしまわれたようだとハレンが言うので、夜遅くまで執務されているのかと聞くと、王女たちの訪問が絶え間ないことと、陛下がほとんどの仕事を殿下に任せるようになり業務量が増えたことで、つかの間の休息すらとれない状態だったのだという。
ハレンは、侯爵令嬢が来てくれた本当に良かったと微笑む。
アリスティアは、ではこのまま少しお休みなってもらいましょうと言う。
そうして少し時間が経った頃、ルブリスは、殿下、殿下と呼ばれて目を覚ます。
もうお目覚めになってくださいと、アリスティアが間近で起こしてくれたのを見て、驚いた表情のルブリス。
30分は眠っていたので、お茶を新しく淹れ直したというアリスティア。
呼んでおきながら済まないと、ルブリスは慌ててお茶を飲むが、熱々だったので吹きこぼす。
動揺してしまい、いい味のお茶だと、しどろもどろになるルブリスなのだった。
その頃、とある場所にアレンディスは案内されていた。
貴族派とともに、その隠れ家まで来たのだ。
皇帝派の主要文書を暗記して複製するほどのアレンディスの頭脳、公子には感服したと言う紳士。
最近モニーク侯爵家の娘が、商団、宝石鉱山、細工工を持つ、裕福な貴族たちと手を組み、かんざしを流行らせて、非常に厄介だ。
また我ら貴族派の商団に金が流れ込むように、どうにかして流れを変えなくては話す男。
資金ほど、権力において重要なものはないからだ。
同じ皇帝派でも完全に埋もれていた存在を自分の力だけで大きな勢力に育てあげるなって、本当に君はすごいと、アレンディスはアリスティアを想う。
小さかったシルバーの女の子が、こんなに光り輝くようになったのか、君はもう僕の助けなんかいらないんだねと。
アレンディスの目が鋭くなり、君がそうなら僕もと、彼は貴族派の中心へと入っていくのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話88話の感想
突然カルセインの好きな女性の話が始まったので、どこでそんな場面がと思ったのですが、本家のアプリの方を確認したら、87話の最後数コマ短縮されていましたね。
プリンシアはカルセインに、意中の人はいるのかと聞いたところで87話は終わっているようなのですが、日本語版ではなぜかその部分がカットされています。そこをカットしなくてもと思うのですが、容量的な問題があったのでしょうか。
ちなみに気になって、スマホでもPCでも確認してみましたが、どちらもカットされていました。コミック版で追加されるかどうかですね。
カルセインは、自分の好きな人を話すときに、57話でのアリスティアの姿を思い浮かべていましたね。剣のような人とカルセインは答えていましたが、57話で、彼女のシルバーの髪は剣の峰のように輝いていた、と彼は語っていましたので、そのことでしょう。
さて、ルブリスの方ですが、連日のことでかなりお疲れのようです。照れながらお願いしたのに、眠った上に、お茶を吹きこぼすとはなかなかの失態ですね。序盤でのサイコパスのようなルブリスが嘘のように、人間味のある人物として描かれていますね。
ルブリスは順調に、アリスティアと距離を詰めていけそうです。
しかし今度はアレンディスが何やらやらかそうとしています。文書を捏造したり、貴族派の隠れ家に出入りするようになったりと、彼女と敵対する気なのでしょうか。
もう用済みにされたと思ったから?それとも敢えて敵側に入りこむことで、勢力をコントロールし、アリスティアを守ろうとしているのでしょうか。アリスティアを手に入れるために、ルブリスと破談させようと画策している?彼は何を考えているかわからないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに