週間少年マガジンで連載中の「カッコウの許嫁」
「ヤンキー君とメガネちゃん」や「山田くんと七人の魔女」を書いた漫画家・吉河美希さんの作品です。
1話目は、漫画アプリ・マガポケで無料で読めます。
前回のあらすじは、休日に凪の家にやってきたエリカ。
一通り彼の家を見学すると、エリカの家へ。豪邸を案内してもらい、生活レベルがまるで違うので、やはり結婚は無理だと思う凪。
彼は片思いの女性がいるので、この機会に破談しようと思っていた。それはエリカも同じで、今時許嫁などありえない、相手は自分で決めたいとエリカは彼に話すのだった。
その後、エリカが凪の両親に会いたいというので、自営の定食屋へ案内する。何故か彼女はずっと気難しい表情をしており、泊まっていけばいいと両親に声をかけられると、帰ると言い出した。
慌てて凪が追いかけると、本当は仲良くしたいと言いたかったのに言えなかったと泣き出す。うちの親はそんなこと気にしないから戻ろうと言って、凪は彼女を連れ帰る。暖かく迎えられ、エリカの緊張もほぐれる。
帰り道、凪がエリカを送っていると、エリカの父が車で現れた。二人が偽の恋人ということ知っていると言いながらも、これから二人で2週間暮らしてもらうと言って、新居へ案内するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「カッコウの許嫁」3話のネタバレ
何故こんな大豪邸に同棲することになったのかと、パニックの凪。
恐らくここはエリカ父所有のレンタルハウスとのこと。
そして抵抗の隙なく、このようなことをする父だというのだ。
スマホで現在地を特定し、帰ろうとする凪だが、両親から、話を聞いた仲良くねとのLINEが届く。
幸からは、死ね死ねとLINEがきた。
エリカ父からは、急に連れ出して悪かった、今度ゆっくり話そうという、本当の父よりというLINEが届いた。
明日が日曜で良かった、もう寝ると言うエリカは、お父さんはあのような人だから、これ以上言いなりになればそのうち結婚させられると話す。
なのでお互い一切関与しないというルールにしようと、二人は決めるのだった。
2週間後と言えばちょうど実力テストの日なので、マズイことになったと思う凪だが、誰にも邪魔されず勉強に専念できることに気づく。
彼用の部屋には筆記用具と着替えが用意してあった。
参考書はないがスマホでなんとかなるだろう。
これでみっちり勉強して実力テストで1位をとり、瀬川ひろに好きと言ってもらえると、やる気のでる凪なのだった。
そして翌朝、誰にも起こされないので10時過ぎまで眠る彼。
すると、助けてというエリカの悲鳴が聞こえ、慌てて凪は声のする場所へ向かった。
ドアを開けるとそこは浴室で、タオル1枚だけの彼女がいた。
慌ててドアを閉める凪。
なんで入ってくるのかと怒るエリカに、悲鳴があったからと、顔真っ赤にして説明する。
ドアが開き、タオルを巻いた彼女が、来てと、彼の襟首を掴んだ。
エリカが叫んだのは1匹のヤモリのせいだった。
これと説明する彼女に、彼女以上に悲鳴をあげる凪。
それを見たエリカは冷静になり、自らヤモリを掴み外へ投げるのだった。
その後、凪は自分で調理し食事を摂る。エリカは栄養ドリンクだけで済ませたようだ。
そんな彼女は庭で自撮りし、SNS活動に熱心だった。スマホの使い方はSNSだけではないと得意げな表情になる凪だが、肝心のバッテリーがない。
身一つで連れてこられたので充電器がなく、このままでは勉強できない。
すると、エリカ宛の荷物が届き、勉強道具やもう持っている充電器が送られてきた、こんなゴミいらないんだけどと、彼女の声が聞こえる。
お互い一切関与しないとのルールだったが、焦っていた凪は、エリカに土下座し、そのゴミは俺にとって宝の山だ、それがなくては今日という貴重な休日を過ごすことは出来ない、どうか貸してくださいと頼んだ。
エリカは、関与しないのではなかったのと言いつつ、自撮りを手伝ってくれるならという条件で、彼女のレフ板持ちを彼に頼んだ。
どうしてこんなことを思う彼だが、彼女が満足いくものが撮れるまで協力しなければならない。
エリカの指示で、椅子の上にあがり彼女を撮る凪。
SNSで話題になるだけあって、彼女をちょっとはかわいいなと思う。
ちょっとした弾みで彼女の下着が見えてしまい、今見たでしょと彼女がムッとした表情でいきなり彼に近づく。
動揺した凪は椅子から転げ落ち、ベッドで二人横たわった状態で1枚写真が撮れてしまった。
これってまるでセッと言いかける彼女を止める凪。二人は赤面し気まずくなる。
これは使えないから仕切り直しで外で撮るという彼女。
そこそこのが撮れるが、どうもこれだとはならないようだ。
このままでは貴重な休日の時間がなくなってしまうと、彼は突然ホースで彼女に水を浴びせた。
何するのよと言う彼女に、早く終わらせようとしただけだと言い、凪は撮れた写真を見せる。
光り輝く水しぶきの中で、はしゃいだ表情の彼女の写真はとても美しく、これは絶対バズるとエリカは喜ぶ。
もっと撮ってとおねだりするエリカは、嫌がる凪に水をかける。
二人で水を掛け合い、楽しむエリカ。
そうして、貴重な休日は夜になってしまった。
落ち込みながら片付けをする凪に、ゴミは部屋の前に置いておいた、ところでどうしてそんなに勉強したいのかと、彼女が聞く。
瀬川ひろのためだと言えない彼が口ごもると、キッカケを聞きたいのだとエリカは言う。
キッカケならと、いつかは親に楽させてやりたいからだと答える凪。
すると何故か頬を染めるエリカ。
逆にエリカは何故すでに有名人でお金持ちなのに、SNSにこだわっているのかと彼がきくと、有名になればいつか届くかと、どうしても届けたい人がいるのだと話す。
相手は誰かは秘密なのだそう。
すると二人のおなかの虫が鳴り始め、凪がお好み焼きを作った。
海野家家訓その2は、借りた恩が倍返しせよなので、凪は彼女に作ってあげたのだ。
それに別々で食事を用意するのはコスパが悪いからと、食事だけは協力し合うことになった。
ちなみに凪の荷物は、既に朝の時点で届いていたので、彼は丸一日無駄にしたのであった。
漫画 「カッコウの許嫁」3話の感想
とりあえず始まった二人の同棲生活ですが、仲が良さそうで何よりですね。
凪はさすが定食屋の息子だけあって、一通りの料理ができるみたいです。エリカは違うようですが、凪がいるので、食事問題は解決しました。
エリカは彼の前では自然体でいられるようで、撮る人によってこんなに違うんだ、いい写真がとれたと喜んでいました。そしてまた撮れたハプニングツーショット。こうやって二人の思い出の写真が徐々にたまっていくのでしょうか。
しかし両親達も思い切ったことしましたね。二人が同棲してるなど、互いの学校にばれたら大変なことになるのでは。エリカはフォロワーが大勢いる有名人なので、本当に厄介なことになりそうです。
こんな状態で凪がひろに告白できる機会は訪れるのでしょうか。次回は最愛のあの子からラブレターと予告が書いてあったので、ひろから何か届くのでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに