無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、ロイがカスティージョ公爵家の騎士団になるまでのいきさつを聞いたエステル。
そこにケルソンから、公爵が呼んでいると言われ向かうと、彼女のために用意したという青鹿の間のカギをもらう。青鹿というのは童話からとった名前なので、宝が沢山つまっていそうである。
一緒に部屋に行ってみようと、アニーやジェーン、ステファニーも誘うと、そこまで信頼してもらえたのかと、3人は嬉しそうな顔をする。いざ青鹿の間に入ると、とても優雅で美しい部屋で、様々な宝石、アクセサリー等貴重品が沢山詰まっていた。
数が多すぎるので、まずは品物を管理してある帳簿を皆で探す。するとあるチェストにカギを差し込むと、手をのせる台座が出てきたので、エステルが手をのせてみた。すると何かが出てきたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」43話のネタバレ
出てきたのは、探していた帳簿。かなり厚く、確認するだけでも時間がかかりそうだ。
ステファニーは、では明日からドレスを着てみたり、宝石を合わせてみたりと、ここで遊ぶようにしましょうと提案する。
面白そうだと思ったエステルはワクワクする。
するとドアをノックする音がし、騎士団が帰ってきたと報告が。
エステルは騎士団に会いたいと、すぐこの場を離れようとするが、ジェーンに、本当にエメルさんが好きですねと茶化される。
エレンやジンだって帰ってくるしと言い訳するエステルだが、軽く流され恥ずかしくなるのだった。
外には、ウルフ騎士団Aチーム全員が集まっていた。
そこへエステルが顔をだし、ジンとエレンに挨拶する。
エレンは、今日は汚れているのであまり近くに寄れないと言うので、ゆっくり休んでねと言うエステル。
そしてジンに促され、エメルのもとへ。
エメルはまだ怒ってるだろうか、自分のせいで公爵に怒られてしまったしと、やや不安を抱えながら彼のところへ近づくエステル。
彼が目に入ると、エステルは思わず彼を呼び止める。
彼はさっと近寄る彼女を手で制し、訓練中に血まみれになってしまったのだと説明する。
怒ってはなさそうだが、血まみれとはどういうことなのだろう。
怪我でもしたのと聞くと、僕の血でないのでご安心をと答える彼。
そして、本当にお久しぶりですねと彼は微笑む。
エステルも微笑み、パパに怒られたときの怪我は大丈夫か、病み上がりで訓練して大丈夫かと彼を心配する。
へっちゃらだと言う彼は、懐から何かを取り出そうとするが、やっぱりなんでもないとやめる。
気になると騒ぐエステルに、仕方なく彼が出したのは真っ赤な椿の花。
エステルのためにと摘んできたのだが、つぶれてしまったのだと申し訳なさそうだ。
そこへ、本当につぶれてるなと会話に混ざってきたのは、兄カルル。
寒いから中へ戻るぞとエステルを呼びにきたようだ。
エステルは戻る前にと、エメルの花を受け取る。
きれいなお花だねと喜ぶエステル。
そんな妹の姿をみたカルルは舌打ちし、エメルに血なまぐさいと言い、エステルを連れ城に戻っていった。
エメルは自身の手を見つめ、何か考え込むのだった。
その後、家族で食事をとるエステルだが、その場には騎士団長も一緒だった。
今年の冬の訓練は好調で、境界地域の魔獣の数もかなり減らすことができたのだという。
エステルが魔獣のことを聞くと、浄化されていない土地に残った獣のことで、魔族の残党なのだそうだ。
普段は住む土地を離れることはないが、しばしば隣接した土地の民家に被害を及ぼすことがあるのだと。
エステルは、魔獣のせいで困っている人がいるなら、やっぱり浄化したほうがいいのではと考える。
精霊と契約できればと、自分の手を見つめるエステルなのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」43話の感想
無事再会できエステルとエメルですが、二人の特別な仲の良さは周知のようで、嫉妬したカルルが妹を連れ戻しました。可愛い妹の気持ちを独占するエメルが嫌だったようですね。
血なまぐさいと言われたエメルは、自分の手が何かの命を奪う手だと思い、暗い気持ちになったのでしょうか。
エステルも終盤で自分の手を見つめていましたが、彼女は誰かの命を守るためにと考えたようですね。自身が犠牲になりますが。
でもエメルもいたずらに殺生を楽しんだわけでなく、これも住民の命を守るためだったはずなので、仕方がないことなのです。
エステルと接するうちに持ち直したらいいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに