漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ずっと一緒にいたいというデリスの告白を怖がるレイリン。彼のスネに蹴りを入れるも、レイリンの方が骨折してしまった。
その後、デリスと色々話しているうちに、彼が異様な聴力を持ち、それを抑えるためにも鎮静剤が必要なことを知る。
目的の舞踏会は終わったため、次にデリスに会うのは一年後、それまでエフラン家に帰ろうとする彼女だが、ソペン大公妃になったためソペンの内政の仕事をしなければならず、彼とソペン城までいかなければならないのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」20話のネタバレ
婿養子を実家に連れていこうと思っていたのに、デリスにまんまと詐欺られてしまったと落ち込むレイリン。
両親に会いたくても、殺人鬼を家に入れるわけにはいかないと、エフランに戻るのを諦めた。
書類を眺め、せめて離婚合意書の日付が今日だったならと思う彼女だが、デリスがよく確認せずサインしていたことに気づき、こっそり日付を変えておけばよかったと後悔する。
書類上離婚の手続きさえしておけば、あとでハイデンや選ばなかったサレート男爵とでも再婚できていたはずだ。
そこへ気配もなくデリスが現れたので、レイリンは驚いて悲鳴をあげる。
悲鳴を聞いたアンが慌てて入ってきて、デリスを見て怯え始めた。
大丈夫何もされてない、ただ脚がちょっと痛くてと、言い訳するレイリン。
アンは薬を取りにいき、デリスはレイリンを抱き上げた。
恥ずかしい彼女は、10%だと言って降ろしてもらおうとするが、その場にエイソンがいたのが判明し、無効となる。
その際、彼の鎮静剤を手に持ったので、再び彼の口に戻すと、指が彼の唇に当たってしまう。
するとデリスは呆然とする。
どうしたのかと思う彼女は、ついイタズラしたくなり、彼が脇汗を舐めたときのお返しだと、今度は自分が唇にふれた指を舐め、甘いとでも言ってからかおうと思いつく。
指を口に運ぶが、これって間接キスかなと思った瞬間、彼がその指を舐めた。
彼がくわえていた鎮静剤は、いつの間にかエイソンが持つ灰皿まで飛ばされており、指を舐められ変な声がでるレイリン。
デリスは彼女を抱き上げたまま、どこかへと向かった。
エイソンはそろそろ引退しようかなと思うのだった。
デリスが向かったのは浴室。
そこで彼は、レイリンの指をよく洗った。
あの葉巻のフィルターについた薬は湿気に溶けるので、煙を吸うのは大丈夫だが、口に入れるのは死ぬ危険があると彼は説明する。
そんなに危険なものなのかと聞く彼女に、この邸宅にいるギルド員にどんな薬か聞いてみるといいと言う。
殺人鬼の衝動を抑える程の薬なので、安全ではないのかもと彼女は納得する。
レイリンは、もう自分で洗うからいいと言う。
今二人きりなので、スキンシップ禁止違反なのだ。
だが、彼女の後ろに立っていたデリスは、そのまま彼女にもたれ、抱きしめる。
デリスは自分の欲求に抗おうとしていたが、我慢できなくなっていた。
赤面し、離れるよう彼に言うレイリン。
こうしているとお前の心臓の音しか聞こえない、いつもは止めてしまいたい音だったのに、この音がこんなに心地良いとはと彼は言う。
レイリンは怖くなり、落ち着いてと彼をなだめようとする。
だが彼は、生まれてこの方こんなに落ち着けたのは初めてだ、お前に触れるたびそうだと言い、全く離れる気配がない。
彼女の柔らかくてしっとりした肌、二人の心臓の音しかせず、まるでこの世に二人しかいないようだと感じるデリス。
思わず彼は、食べたい、と呟くのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」20話の感想
デリスはレイリンに触れると、雑音が消え平穏を手に入れられるようです。これほどの鎮静剤はないでしょう。絶対手放したくないですよね。
しかも可愛くてたまらないと、彼女の容姿や性格も大好きなようです。エイソンが引くほど、わかりやすく彼女にべったりです。
しかし彼の吸っている鎮静剤は、かなり危険な物のようですね。即死するような毒物を常時摂取している彼。もはや人間ではありません。レイリンのことを一体何者なのかといつも考えている彼ですが、彼こそ何者なのか、正体不明ですね。
さて、相変わらずグイグイいくデリスですが、彼女を口説くセリフが食べたいでした。普通の人が言うのと、殺人鬼が言うのとでは、違う意味に聞こえてしまいますよね。レイリンはどう答えるのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに