漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、実はレイリンが依頼した結婚相手候補者達は、皆ナインナイトのギルド員だった。カリアードがレイリンに異様に興味を持っていたため、それぞれが選ばれないよう、微妙な設定を付け足していたのだった。
そんなことは露知らず、レイリンはデリスにいつも通り接する。彼女はカリアードの話題を出すが、彼はそれに答えない。
翌朝、ダリアアトリエのドレスを着たレイリンは、同じく正装したイケメンのデリスとともに、目的である皇室の舞踏会へ出かけるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」14話のネタバレ
皇室に向かう馬車の中、レイリンはデリスの美貌にうっとりしていた。
ふと、命に関わる問題だから、鎮静剤を必ず吸わせるようメイドに言われたことを思い出し、レイリンは心配そうに鎮静剤を吸わなくていいのかと彼に聞く。
皇宮では禁止だという彼。
でも命に関わると聞いたと彼女が心配していると、お前がいるから大丈夫だと微笑む。
やはり私がいると気持ちが落ち着くのかな、女として見られていないのかなと複雑な彼女。
どうして皇宮では禁止なのかと聞くと、仕事しないといけないからだという。
ギルドでは吸っていたのにと彼女が言うと、仕事の種類が違うとの答え。
馬車が止まったため、もう着いたのかと彼女が外を見ると、皇宮に入るために馬車が渋滞していたのだった。
デリスの御者が衛兵に話をつけると、すぐに通してもらえた。
自分たちは並ばなくていいのか、これもナインナイトギルドマスターの権限なのと、レイリンは感動する。まんざらでもないデリス。
しかしこれほどの権力を持っていながら、なぜ彼は準男爵なのだろうか。
そしてレイリンは、帝国の皇宮に到着。
立派な皇宮にレイリンは驚く。
デリスはレイリンの腰に手をまわし、行こうかと声をかける。
ソペンと違って、スキンシップの多い帝国の礼儀作法を、レイリンはありがたく思う。
二人で皇宮の階段をのぼるが、なんだか人が少ないのが気になる。
開場前にいた使用人が二人をみて、ひっ、と怯え、すぐにエフラン伯爵とカリアード様のご入場ですと告げた。
自分の後ろにカリアードがいるのかと、怯えるレイリン。
それとも帝国語を聞き間違えたと焦る。
会場に入ると、みな騒然としていて、カリアードがいることには間違いなさそうだった。
レイリンは怖くなり、デル、カリアードがいるみたいよ、どこにいるんだろうと言い、彼の袖を掴む。
思わず吹き出すデリス。
今笑うところじゃないわよと、慌てる彼女だが、やはりいくら見回してもそれらしき人物はいない。
こうなったらデリスを信じるのみだと、彼女は彼の腕にしがみつくようにくっついた。
微笑むデリスに、イケメンビームはやめてよと恥ずかしくなる彼女。
俺をイケメンというのはお前しかいないと言い、彼は彼女の頬を触る。
こんな美の男神様をイケメンと呼ぶ人がいないとは、どういうことかと彼女は理解できない。
すると、旧ソペン王国の貴族達が会場に入ってきた。
舞踏会の雰囲気がおかしいことに、ソペン出身者はキョロキョロする。
彼らは、エフラン伯爵を入場のときに見かけなかったがどうしたのだろうか、先に帝都に来たと聞いていたが結婚相手がいなかったのだろうかと噂しはじめた。
そこへレイリンが、デリスにぴったりとくっついたまま挨拶に。
女性貴族らは、デリスのあまりの美貌に動揺する。
やはり彼は誰がみてもイケメンなのだ。
失礼しますと言って、レイリンに挨拶してきたのは、ファビアン伯爵を継ぐことになったブレイトンという若い青年だった。
時期的に成年を迎える前だったので戦争に参戦できなかったので、後継者として残ることができたそうだ。
お会いできて光栄だと挨拶しあうと、彼は、エフラン伯爵がこれほどお美しい方とはと言い、握手しようとする。
同じく手を出したレイリンの手を、握りしめ邪魔するデリス。
しかも意味ありげにブレイトンとじーっと見ている。
すると今度は、エフラン嬢じゃないかと、彼女に伯爵をつけずに呼ぶ、ゲルウィン男爵という太めの中年男性が現れた。
無礼ですよと彼女が注意しても、ガハハと笑って悪びれる様子もない。
この男は妻帯者でありながら、レイリンにちょっかいをだしてくる厄介な人物なのだ。
ゲルウィンは、本当に爵位を継いだのか、まさかその美貌で陛下に許しを乞うつもりかと、公衆の門前でゲスな言いがかりをつけてくる。
きちんと結婚して正攻法できたというのに、何だコイツはとイラッとするレイリン。
無礼極まりない、エフラン伯爵としてこの屈辱は覚えておきますよ、と彼女は叱咤する。
ほうならば夫がいるのかと言うゲルウィン。
するとデリスが、レイリンの腰に手を回し抱き寄せると、俺が夫だと言うのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」14話の感想
デリスが殺人鬼カリアードだと知らないのは、帝国語が読めないレイリンと、ソペン王国のものだけですので、会場内は異様な雰囲気になったと思います。
あの殺人鬼にこれでもかとくっつく若い女性に、殺人鬼を前にして頬を染める貴婦人達、殺人鬼の連れの女性を煽る下卑た男。
帝国の人々はいつ何が起きるのかと、ハラハラしていたでしょうね。
デリスの美貌はかなりのものですが、レイリンも負けず劣らずのようです。
彼女を初めてみたブレイトンも頬を赤くしてましたし、ゲルウィンは王国にいたときからレイリンにちょっかいだしていたようです。
彼女はデリスに女性として見られていないと勘違いしていますが、十分魅力的ですよね。
さて、なんだかしょうもない中年のゲルウィンが、レイリンに絡んでますが、デリスはどう対応するのでしょうか。デリスの容姿を見てすぐ引き下がってくれればいいのですが、彼に歯向かったりごねると大変なことになりそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに