漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」26話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。

そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、あの日以来、3日もセザールと顔を合わせていなかったカナリアは、何が彼を傷つけたのかと、自作の秘伝ノートをチェックする。

原作の設定の再婚時期はまだ先だったので、そのせいかもと気づく彼女。そしてまだセザールの傍にいてもいいのだとホッとする。

そんな彼女のもとに、グレイシーが訪ねてきた。そして、セザールも自分も再婚するつもりがないことを教える。

グレイシーは、他人に左右される人生ではなく、爵位を継ぎ自分自身の力を持ちたいのだと言う。

グレイシーが自分の邸宅に戻ると、従兄のレイモンドが来ていた。ランカスター家の正式な後継者についての話で呼ばれたという彼。

グレイシーは、帰るレイモンドの後ろ姿を見ながら、絶対に爵位は譲れないと心に誓うのだった。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」26話のネタバレ

ラヤは、太陽宮に行ってからというものセザールの様子がおかしいことに気づいていた。

セザールは、カナリアに離婚するべき、その方が幸せになれると言われたことがショックで、書類に延々とぐるぐる巻きを書く。

その書類は再発行しないとだなと眺めるラヤは、何か悩みの種があるのですかと、セザールに聞く。

するとセザールは、自分の話ではなく一緒に出征したある軍人の話なんだがと前置きし、その者が4年戦場に行き戻ってきたところ、突然妻から離婚話を切り出されたのだが、どういうことなのだろうかと話す。

皇子本人のことだと丸わかりだ。

どよんと落ち込んでいるセザール。

それを聞いたラヤは、皇子とカナリア妃が離婚するというのは既定路線のようだと察し、その上ランカスター令嬢は太陽宮の晩餐に招待されいていることを踏まえ、意見を言おうとする。

そこにジャックスが、男を乗り換えただけではと割り込んできた。

どういう意味かと聞くセザールに、兵士の間で使われている隠語で、戦争に行っている間に、妻が他の男と浮気することの意味だという。

だから、殿下のいう人物はまさに浮気されたのでしょうと言うジャックス。

あいつは皇子本人の話だと気づかずに何を言うのかと、ラヤはジャックスを睨む。

セザールはショックのあまり、持っていたペンを折る。

ジャックスは止まらず、人の心は一瞬だ、4年も離れていたら他の男に目移りするのも仕方ないと続ける。

セザールは俯き、そんなはずない、戦争中も連絡をとりあったし、贈り物ももらったと呟く。

そんなの他の人に頼めることじゃないですかーと空気を読めないジャックス。

他の男ができたような気配もなかったというセザールだが、カナリアとノアが噂されていたのを思い出す。

そんなはずない、カナリアとノアは昔から仲が良かった、ノアはただ自分の代わりにカナリアの面倒を見てくれただけだと、悪い考えを追い払おうとする。

彼の優しい心は、自分が誰よりも知っているのだと思うセザールだが、その表情は切ない。

ジャックスは、もしかして今話しているのはカナリア妃のことですか、ならちょうどいいではないですか、皆離婚したほうが皇子のためになると言っている、むしろ相手から申し出てくれたのなら良かった、と言いたい放題だ。

セザールはジャックスに出て行けと命じる。

慌てて出ていくジャックス。

落ち込むセザールに、ラヤは、自分は皇子が仰るほどカナリア妃を信用することはできないが、しかしカナリア妃に直接会ってみてわかったのは、決して自分のことだけを考えているような人物ではないということだと話す。

だから今回の離婚の話は、カナリア妃の本心ではないかもしれない、何故そんな極端な決定をしたのか、理由を聞いてはどうかと提案する。

セザールは、確かに離婚と言われたショックで、何も言わずに帰ってきてしまったことを思い出す。

ラヤは、悔いを残すことがないよう彼を気遣うのだった。

セザールは仕事を切り上げ、彼女に話を聞くのだと慌てて出かけようとする。

カナリアに会いたいと。

すると後ろから、そんなに急いでどこに行くのと、聞き覚えのある声が。

振り向くとそこにはカナリアがいた。

今日は週末だしいい天気だから遊びに来たという彼女。

お出かけしましょうと言い、セザールの腕に手をまわす。

どこに行くのかという彼に、そんなのはでかけてから考えればいい、一緒に行くよねとカナリアは微笑む。

彼女の微笑みをみたセザールは、やはり離婚話は本気ではなかったのだと思い、安心し、二人で出かけるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」26話の感想

カナリアに離婚話を切り出されたことで、落ち込んで仕事もままならないセザール。愛する妻に言われたらそりゃショックですよね。

しかもジャックスは、言えないことがない性格なのか、余計なことをどんどん話すので、とうとうセザールのペンが折れちゃいましたね。

そんなセザールを救ったのがラヤの言葉でした。彼はカナリアを信用してはいませんが、彼女の人間性まで疑ってはいないようです。

ラヤのナイスアシストで、気持ちを切り替えることができたセザール。さっそくカナリアに会いに行こうとします。そこにちょうど現れるカナリア。やはり二人はお似合いですね。

ただその場であれこれ話すのではなく、一緒にでかけようと誘うのもカナリアらしく良かったです。二人の仲が深刻にならずに済んで良かったです。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: