漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作YUNSULさん(小説・황제의-외동딸)、漫画RINOさん。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、プレツィアとの会談が進む中、以前リアが親しくもらったレイルラがプレツィアの姫だった事を知る。
能天気に生きてきた自分を後悔し、ハーベルともどう接していいのかわからず、なんとなく避けてきたが、これでは解決しないと、自分から彼に話しかける。彼は青いリボンを彼女に見せるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」163話のネタバレ
あまりにもハーベルがじろじろ見てくるので、頓珍漢なことを言ったリアは、とりあえず謝る。
確認しにきたとだけ言う彼は、 じーっと彼女を見つめると、彼女を自分に抱き寄せた。
何が起きているのかとパニックになるリア。
人に見られたらどうするのかと思った彼女は、離してくださいと、彼から離れる。
すると、自分の髪に先程の青いリボンが結ばれていることに気づく。
これをつけるために、わざわざ抱き寄せたのかと困惑する彼女に、君のものだから返すというハーベル。
これは自分が彼に渡したものだったかと、リアが思い出そうとすると、ハーベルは何やら悲しそうな複雑な表情をしている。
捨ててもらってもかまわないのにと言う彼女に、忘れたのかと、驚く彼。
リアは全然思い出せずにいるので、ハーベルはため息をつき、クスっと笑い、忘れたのならもういいと言ってその場を去る。
記憶力の無さを鼻で笑われたと思って、ショックを受けるリア。
言いたいことだけ言って消えるマイペースな彼に、皇帝は皆あのような感じなのかと呆然とする。
リアは17歳になっており、大人と判断されるわりに、若いとバカにされる歳でもある。
だがリアは皇宮の女主人であり、社交界の頂点にいるため、それはあてはまらない。
そんな彼女には贈り物がたえず、今日も沢山の貴重な貢物が届き、貰いすぎて誰から貰ったかわからない。
モテる自分を自画自賛するが、ため息が出る。
ハーベル達とまた夕食を一緒にしないといけないからだ。
彼との極度の気まずさを解消することはできたが、あれからどう対応しても鼻で笑われてしまう。
侍女が、またハーベル皇帝のことで悩んでいるのかと、リアに尋ねる。
侍女たちにとって、ハーベルは魅力的な男性であり、リアともお似合いだと話す。
だが、ハーベル皇帝の逆鱗に触れた貴族は、降参しても許されず女子供まで皆殺しにされたのだという噂を聞いた彼女らは、戦争が起これば大変なことになりそうだと不安げだ。
会談で話がまとまらなければ十分起こり得るが、戦争し慣れているカイテルはそう簡単にやられないだろうと、安心だが複雑な気分のリア。
様々な贈り物の中に、宮内府がリアにと持ってきた、青い宝石箱があった。
中身は、薄青のサンゴでできたバラに、小さなダイアモンドがちりばめられている、とても美しい装飾品が入っていた。
リアの好みのドンピシャの装飾品なので、早速髪につける彼女。とてもよく似合う。
これだけ自分の好みを理解しているのであれば、カイテルかアシシからの贈り物かと侍女に聞くが、その二人の贈り物であれば報告があるので、今回の物は違うそうだ。
すっかり気にいった彼女は、それをつけたまま、夕食へ行くことにした。
正式な晩餐の席では、アグリジェント唯一の姫として、優雅さと気品を保たねばならず、食事マナーや会話に常に神経をとがらせ、目が合えば自然な笑みを浮かべる等、全く気が抜けないので、本当に疲れてしまうのだ。
そんな地獄の晩餐もようやく終わり、彼女が皇宮を歩いていると、運悪くハーベルに出くわしてしまうのだった。
漫画「皇帝の一人娘」163話の感想
青いリボンについて、リアは全く覚えていなかったので、一人彼女に想いを寄せていたハーベルは、肩透かしをくらったようでしたね。
いきなり抱き寄せていましたが、後でカイテルが知ったら剣を抜きそうで怖いですね。こういうとき、アシシはどんな反応をするのかも気になります。
ハーベルはリアをジロジロみて、たまに鼻で笑い、言葉が少なく何を考えているのかわからないので、リアは彼が苦手なようです。今回も使臣を連れた彼に遭遇してますが、今後どうなるのでしょうか。
また贈り主不明の宝石は、話の流れ的に、やはりハーベルからのものなのでしょうか。
いつもリアのドレスは凝っていますが、今回もその宝石も合わせて凝った美しいドレスを着てましたね。フルカラーの漫画は、衣装の美しさが際立って、目の保養になりますね。次回も彼女の衣装が楽しみです。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに