漫画「皇帝の一人娘」162話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作YUNSULさん(小説・황제의-외동딸)、漫画RINOさん。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、ハーベルはリアをまじまじと見ると、会えてよかったと言い残してその場を去る。

ヴァル視点の話で、口うるさいリアを大事に思っていること、サンセも、リアを守れるよう強くなりたいからと剣を始めたことについて語られたのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」162話のネタバレ

プレツィアとの会談は10日間行われた。

両国の考えがあまりにも違うので、はじめはすぐ戦争が起きるのではと思うほどだったが、4日目になると徐々に話が前に進み、プレツィアの独立を承認するという結論がでた。

細かい問題はまだまだあるが、これなら平和的な独立と言える。

どんな難問も解決してしまうのは、さすがペルデルである。

まだ終わってないので確かな事は言えないが、このままいけば戦争は起こらないだろうと話しながら、イブリンとお茶をするリア。

今回の会談で、昔、熙事園で出会ったレイルラが、プレツィアの姫だったことを知った。

リアに痣ができるほど無理に抱き上げ、カイテルの怒りを買い殺された姫は、レイルラの姉であり、そしてカイテルが皆殺しにしたプレツィアの皇族は、レイルラの家族だった。

だからこそカイテルは後園まで作り、リアの熙事園への出入りを禁じた理由と、レイルラがリアに会う度に変な笑顔を浮かべていた理由も、わかったのだった。

リアが3歳の時、初めて熙事園で出会い、時々おしゃべりした皇宮のお姫様のレイルラ。

カイテルのことは恨んでいるが、リアのことはなんとも思っていないという言葉を信じていたし、リア自身は彼女が南の方から来たお姫様だとしか知らなかった。

レイルラは隠そうとしてなかったので、自分が知ろうとしなかっただけかもしれない。

そんな自分の抜けたところに呆れ、レイルラに合わせる顔がない、ハーベルにはどんな態度で接すればいいのかわからないと、思い悩むリア。

浮かない顔のリアを見て、イブリンが驚いた顔をするので、苦悩に気づいてくれたのかと思ったら全く違い、イブリンはいつものように、お茶を飲む動作も美しいと絶賛し始めた。

この過剰な尊敬にも慣れてきて、イブリンのおかげで自意識過剰が加速するわと満更でもない表情のリア。

ウルウルしながらリアを見ていたかと思ったイブリンは、突然、グレシットと友達ですよねと聞き、そしてすぐ言葉を引っ込める。

これはバカップルオーラかと、嫌な予感がするリアなのだった。

侍女が仕事ができたとリアに声をかけるので、ろくに休む暇がないと、リアはがっくりしながら席を立つ。

またハーベルのことを思い出し、レイルラのことがなくても、彼とどう接していいのかわからなくて気まずいと思い悩む。

会いたかったと謎の言葉で彼女を混乱させながら、平然とする彼が気になって仕方がない。

余計なことを考える暇があるからいけないのだ、仕事に専念しようと思う彼女。

が、仕事がほとんど進まないまま、夕食の時間になってしまう。

仕事を進めたいところだが、今は親睦を深めるという名目で、ペルデル、ハーベル、プレツィアの首相も一緒に食事をとるので、席を外せない。

カイテルと二人で食事をとりたいと、うなだれるリア。

プレツィアのせいで、またハーベルの顔をみなければいけない、意味不明な視線を浴びなければいけないと、イライラもつのる。

侍女が、冬の木の前にハーベルがいることを教える。

あの木の前で見かけるのも何度目なのか、アグリジェントの神木に何の用事があるのだろう。

そこでリアは、これ以上避け続けても何も解決しないと、意を決し、ハーベルに話しかける。

ハーベルと目が合い、緊張するが笑顔の彼女。

しかし彼は無言で見つめてくるので、笑顔の維持で顔が引きつりそうになる。

ハーベルは、やっと俺と話す気になってくれたようだなと、少し微笑む。

避けてたのがバレたのかと、動揺するリア。

それを見て、クスっと笑うハーベル。

昔は黒かった彼の瞳と髪、これは皇帝になってから変わったのだと後から知った。

プレツィアの皇帝の条件は、神からの贈り物である神物の主になること。

神物の主になるとその証拠に、髪と目の色などの、見た目が変わることが多いらしい。

黒髪の方が好きだが、赤髪の彼も悪くない。

記憶の中の彼と違うから、違和感があるだけかもしれない。

ハーベルは青いリボンを取り出し、これを覚えているかと聞いてくる。

高級そうだけどよくあるタイプのリボンだと思うぐらいで、ピンとこない彼女。

まさか髪を結って欲しいのかと、ハーベル皇帝は髪が短いではないかと、とんちんかんな返答をする、リアなのだった。

漫画「皇帝の一人娘」162話の感想

熙・・・キと読むのですが、普通に変換で出てこないので、毎回探すのに時間がかかります。

さて、レイルラを覚えていますでしょうか。

リアに意地悪をしてくるティレニアを追い払ってくれた、青い髪の姫君です。リアに一定の距離を置いているような女性だったのですが、その理由がわかりましたね。

姉含む家族を皆殺しにされ、アグリジェントには相当な憎悪があったはずです。それでも、幼いリアには責任はないのだと、大人な対応をしてくれた女性でした。

どんな気持ちで自分と接していてくれたのかと思うと、なかなかきついものがありますね。リアの立場ではそのようなことは沢山あるのでしょうが、仲良くしていた相手だけにショックも大きいですね。

そしてハーベルですが、リアを待ち、何度も冬の木の前で待っていたようですね。

やはり幼い頃にリアからもらった青いリボンを出してきましたね。きちんと保管していたところを見ると、あのときから彼女に好意を抱いていたのでしょう。

これはまさかの求婚でしょうか。そうなったら面白いのですが。楽しみです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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