漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)・나 혼자만 레벨업
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求め、ただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション、ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、ナイトキラー、カサカの毒牙、そしてスキル・支配者の手を使って、魔法使い全てを倒すことに成功した旬。
転職クエストはこれで終了し、旬に見合った職が与えられると言う。暗殺系、戦士系の近接物理職になるのではと予想する彼だが、全く予想もしないものが提示され、彼は驚愕するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話45話のネタバレ
旬に提案された職業は、なんと「ネクロマンサー」
知能ステータスはいじったことがないのに、どうしてかと驚く旬。
魔法系クラスのネクロマンサー。そしてそのネクロマンサーに付き従うのはアンデッド軍団。
このハンターのネクロマンサーはいるのかわからないが、大抵の小説やゲームの中のネクロマンサーは、ほとんど召喚獣に戦闘を任せるタイプである。
E級ハンターとして覚醒したときも戦闘系だった。
武器もほぼ短剣しか使わず、取得スキルも暗殺系ばかりなのに、何故この職が選ばれたのだろう。
ちなみに今現在、旬が持つスキル
パッシブスキル:(不明)Lv.max根性Lv.1、上級短剣術Lv.1
アクティブスキル:疾走Lv.2、殺気Lv.1、急所突きLv.2、短剣投げLv.1、隠密Lv.1、支配者の手Lv.1
落ち着いてネクロマンサーの長所を考えてみると、自分だけの軍を作れることである。
だがそのような術者が強くなることはなく、この職を選べばステータスが無駄になるだろう。
転職するかどうかの選択肢があり、拒否したら転職できなくなるかもと不安に思いつつも、「いいえ」を選択する旬。
するとネクロマンサーは、隠し職業なのだが本当に良いのかの確認が出る。
例えば、強力なシールドを作れるハンター、ヒーラーでないのにバフをかけることができるハンターのことだ。
そして白虎ギルドのマスターであるS級ハンター・白川大虎は魔獣に変身できるという噂があり、そのような特殊な能力がある者は皆、大型ギルドに入り巨万の富を得ているのだ。
旬は悩み、職業体験のようなシステムがあればいいのにと思うが、先程倒した魔法使いは、ネクロマンサーのような能力を使っていたことを思い出す。
誰が考えたのかしらないが、まるで旬に体験させてくれたようだ。
先程の魔法使いと違って、俺は戦闘能力も兼ね備えているから、優れた戦闘能力の魔法使いが自身の軍まで率いることができるとあれば、B級以上のダンジョンも一人でクリアできるかもしれない。
そしてこのゲームは、スキルレベルとステータスに左右されるので、召喚した者も一緒に成長することができる。
俺だけがレベルアップでなくなる。
そして彼は転職する。
獲得したポイントに合わせ、さらに上位クラスへ転職する機会が与えられると表示された。
予想プレイ時間の超過、即時帰還石未使用、残体力が50%以上、全敵の討伐で、加算点が加えられ、昇級ポイントが上限値に達した。
そして旬は、ネクロマンサーから、「影の君主」に転職。
職業専用スキル、ボーナス能力値、称号:逆境を勝ち抜いた者(消耗した体力1%につき能力値1%UP)を獲得。
一瞬で二次転職できた旬。
戦士が狂戦士になるように、ナイトが剣聖になるように、そしてネクロマンサーが影の君主になるように。
周囲に散らばっている騎士の残骸から黒いオーラが立ち上り、苦痛を訴えるかのような悲鳴が聞こえてくる。
影の抽出が可能、とそれぞれの個体に表示されており、抽出によって死体から霊を召喚し、従わせるのがネクロマンサーの力のようだ。
影の抽出用の命令語を設定するよう、ウィンドウに表示されたので、旬は一言、
起きろ
と、命じた。
するとそれぞれの個体から出ていたオーラが強くなり、黒く透けた霊体が、残骸から抜け出てきた。
そして旬の前に何人も集まる。
スキル:影の抽出Lv.1・・・必要マナ無し。命が尽きた身体からマナを吸い取り影の兵士にする。死亡してから長時間経過、また対象が持つ能力値が高いと、抽出失敗率が高くなる。抽出可能数は30まで。
スキル:影の保管Lv.1・・・必要マナ無し。影の兵士を術者の影の中に保存。いつでも出したり再吸収可能。保管数は20まで。
旬の軍に加わったのは、影の歩兵Lv.1一般級27体と、影の魔法兵Lv.1精鋭級3体だ。
ではもし、A級やS級の影を抽出することができたのなら、俺の戦力はA級以上二人分になると、彼はイグリットの亡骸を見る。
イグリットには、影の抽出可能と表示されていた。
抽出可能数を超えているため、システムに教えられたとおりに、抽出解除で歩兵11体を、無の世界に送り返す旬。
一度無の世界に送ったものは再び呼び戻すことはできない。
そして旬は、イグリットの亡骸の前に行く。
起きろ、と彼が呼びかけるが、黒いオーラは少し反応したものの、衝撃とともに弾け、週出に失敗する。
あと2回抽出可能だと表示される。
イグリットはボス級モンスターで、死後4時間は経ってしまっているので厳しいかもしれない。
2度めも失敗する。残り1回だ。
旬は王座を見て、いなくなった者の椅子など守ってないで、目の前にいる俺を守ってくれと、イグリットに手を差し伸べる。
起きろ。
ゴオオという轟音とともに、イグリットのまわりのオーラが変化する。
ほくそ笑む旬。
影の強化に成功し、この影は現在Lv.7だ。
ナイト級より上の兵士には名前をつけられるので、紅血のイグリットというフルネーム呼びは微妙だと思い、イグリットとシンプルに呼ぶことにした。
イグリットLv.7ナイト級が、新たに旬の軍に加わったのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話45話の感想
旬の新ジョブは、ネクロマンサーでしたね。暗殺系で進めていたのに、ステータスが活かせるかわからない提案だったので、さぞ混乱したかと思います。
しかし転職クエスト自体、もともと旬をこの方向へ持っていこうとしていたのか、ネクロマンサーの敵を出すことで、彼に予行練習をさせたようでした。
そしてペナルティゾーンのおかげで、大きな加算点を得て、影の君主へといきなり進化。このような展開になるのは、彼の強運あってこそでしょうね。転職クエスト開始時の幸運を祈ります、というシステムのコメントは意味深ですね。
今回の転職クエストで、魔法剣士のような、召喚獣を操りながらも、本人も前線にでれてしかも異様に強いという、隙のないキャラクターになりました。
そしてその召喚獣に、まさかのイグリットです。旬でもギリギリやっと勝てた強さのイグリットが下僕となれば、B級ゲートなんてさくさくと攻略できそうですね。
強さに貪欲で、常に諦めない旬は、彼が想像した以上の力を手に入れたようです。
今回はまさかの内容でしたが、次回の展開も気になりますね。
まとめ
・旬に提案されたのは、隠し職のネクロマンサー
・ペナルティゾーンでレベルアップ&回復したおかげで、大きく加算され、ネクロマンサーから影の君主へと進化する
・倒した敵の魂を抽出し自分の軍勢にすることができ、旬はイグリットを自分の軍勢に加えた
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに