ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、プラムから、彼が母が平民、父が貴族の私生児だと話してもらう。父が残した細剣を扱えるようになるため、剣の道へ進んだプラムだった。
母から、決して父のことを調べるなと言われていたプラムだったが、母の死後、我慢できず細剣を鑑定。安物の鉄剣とわかり父に失望し、細剣を使うのをやめたのだった。
デジールは一旦自室に戻り、細剣について考えていると、あることに気づいたのだった。
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漫画「帰還者の魔法は特別です」18話のネタバレ
デジールは翌朝、プラムのもとへ急いだ。
昨日の細剣をもう一度見せて欲しいと言うデジールに、もう売ってしまったから見せられないと話すプラム。
そうしてデジールはプラムに、売却した店まで案内してもらう。
ヘブリオン学園商業区域に来た二人。
数々の露店が並び、大勢のひとに賑わうこの場所は、転生前のデジールもよく来ており、懐かしく感じる。
そんなデジールも知らないような、奥まった細い路地に案内するプラム。
そこには、ウズルの骨董品店の看板が掲げてあり、いかなる理由でも返金不可と、あらかじめ注意書きがされてあった。
店に入る前に、プラムは、もう二度とあの剣を触りたくないと話す。
中へ入ると、鉄の扉があり、防犯対策が徹底されているようだった。
ドアをノックすると、野蛮人の大男が顔を出す。用心棒のようだ。
野蛮人に通してもらうと、さらに金網の張ったカウンターの向こうにメガネをかけた老人が座っていた。
店主のウズルだと名乗るその老人は、この辺りには盗人が多いため、このような徹底した防犯をしているのだと説明する。
用件を聞かれ、デジールがプラムの売ったものを見に来たと話すと、返金できないと書いてあったはずだがと、機嫌が悪くなるウズル。
デジールは、買取りたいんですと笑い、老人もそれならばと笑う。
そして、サビだらけの細剣をカウンターに出す。
しかしこれは剣ではないと話すウズル。細剣にしては大きすぎるし軽すぎる。
これは、貴族が恋人のための贈り物を入れる容器・ケムヴィーンだと説明する。
買うのなら40シルバーだと、ふっかけるウズル。
プラムは、自分が鑑定してもらったとき、ケムヴィーンなんて教えてくれなかったし、90ブロンズしか払わなかったじゃないかと訴える。
するとウズルは、剣の鑑定をするよう言ってきたから、剣としての価値を言ったまで、安物の鉄剣であることは間違いないと話す。
プラムは、この詐欺師、よくも騙したなと怒鳴るが、デジールが止める。
これでも負けてやった値段だというウズル。開け方がわからないからだ。
わかりさえすれば80シルバーなのにとほざく。
デジールは、40シルバーを払った。
意外に金があるんだな、もうすこし高値をつければよかったというウズル。
デジールはプラムに細剣を渡すが、彼は持ちたくないと言う。
柄にある溝に爪をかけ引っ張るのだとデジールは教える。
すると、カタっと音がし、細剣が開くのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」18話の感想
細剣はまさかのケムヴィーンでした。容器だったので、大きさのわりに中が空洞で軽かったのですね。
デジールが気づいたおかげで、大事なものを取り返せたプラム。
父親は彼らをどうでもいいなどと思っていたわけではなく、それなりに愛情があったようです。
プラムの早とちりでしたね。
しかしデジールはよく開け方を知っていたものです。
それに40シルバーがどれほどの金額かわかりませんが、平民にしては高額だったのではないでしょうか。
プラムのためにすんなり払うデジール。この先、人類を救う目的がある彼にとって、ここでの出費はどうということないのでしょう。
それよりも、才能ある人材をどんどん発掘し成長させないといけないですもんね。
それほどまでしたデジール相手に、それでも使いたくないと言うプラム。自分の早とちりだったことがわかったにも関わらず。よほど父に失望したのでしょうね。勝手に。
今回開けることがきたようですが、果たして中には何が入っているのでしょう。あそこで開けた以上、あの野蛮人と戦闘になるのでしょう。
次回のお楽しみですね。
まとめ
・プラムは細剣を怪しい骨董品店に安値で売却しており、デジールが高値で買い戻す
・あの細剣は剣ではなく、ケムヴィーンだった
・デジールがプラムに開け方を教え、ケムヴィーンを開けることに成功した
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに