漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」
原作sosori、漫画Antstudioの、スケルトン兵士が主役の転生ファンタジー漫画です。
──ご主人であるサキュバスを守ることができず死んでしまった骸骨兵士。彼はいきなり20年前の自分がネクロマンサーに召喚された時に転生する。しかも何度死んでも、記憶とステータスを持ったまま蘇ることができるようになった。今度こそご主人を守るため、彼は強くなることを決意する──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、彼を連れて討伐隊からなんとか逃げようとするレナだが、うまくいかず、身を挺して彼を守る。彼は彼で幻惑に打ち勝ち、現実にもどるがレナが瀕死だった。彼女が起爆した毒ガス樽のおかげで、洞窟のそとまで逃げた彼らだったが、突如現れた騎士に襲われるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」11話のネタバレ
騎士団長の攻撃で彼の左腕は斬り飛ばされた。そのまま倒れる彼。
騎士団長は後ろにいた領主を呼びつけると、たかがこの程度の連中を捕まえるために、この私を呼んだのかと、レナを踏みつける。
領主は、犯人が腕のある死霊術士だと思ったからと答えるが、騎士団長の激しい怒りを感じ、この罪は自分の命で償うと言い、震えながら懐剣を首に押し当てた。
騎士団長は、死ねとは言っていないと止め、嘘の通報でいちいち首を飛ばせば誰も通報しなくなると言う。
用があるから先に行く、その女の処罰はそちらに任せると騎士団長は言い、立ち去ろうとするが、彼が立ち上がった。
レナを守るためだ。
一体この甲冑の男は何者なのか、気配にも気づけず攻撃も見えなかった、今までの相手とは格が違いかなりの強さだ、と彼は騎士団長を前に勝てるだろうかと考える。
後ろではレナが苦しみ呻いている。
勝てるかどうかではない、戦うしかないのだと、彼は騎士団長に戦闘を挑んだ。
彼の攻撃は騎士団長には掠りもしない。
そうこうしているうちに、毒ガスが充満した洞窟から兵士たちがよろよろと出てきた。
領主は、早く剣主様を助けろと兵士たちに怒鳴るが、突然ゴゴゴという音が響き、空気が揺れた。
彼の目の前に赤いシステムウィンドウが開き、スキル「威圧」が発動され、相手よりレベルが低いため抵抗できず、動きが制限されるとの表示が。
彼は動けなくなり、膝をつく。
領主に至っては、気絶し泡を吹いている。
騎士団長は、術者が気を失っても動ける使い魔なのか面白いとつぶやき、彼の脇を通り過ぎ、レナのもとへ。
レナを見て、それほどの上級魔術師には見えないが、念のためここで殺しておこうと、剣を抜いた。
レナを殺させるものか、彼は必死に動こうとする。
動け、動け、動け。
剣を構えた騎士団長に、後ろから斬りかかる彼。
剣を振りぬいたが、避けられ、さらに彼の剣が折れた。
騎士団長は、あながち通報がデタラメでもなかったようだと、彼にとどめを刺した。
彼は暗闇の中で、間違いなく死んだ・・・おそらくレナも、守ってやりたかったがまた初めからやり直しだと思う。
そうであれば、またルビアと会ったあの墓地へ戻れるのだろうか。
そして彼が目覚めた場所。
それは洞窟の中。ルビアはいない。
彼の膝もとでレナが眠っている。
まさかここは・・・彼は洞窟に飲み込まれ幻影を見る前に戻ったのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」11話の感想
領主が呼び寄せた騎士は、剣主様と呼んでいたので、かなりの大物のようです。
青獅子騎士団の団長であるその人物は、今まで彼が出会ったことがないほどの圧倒的強者。
ネクロン紳士会、ユーブラム警備隊、そして青獅子騎士団と、彼が立ち向かうべき組織がかなり増えてきましたね。
彼は仲間がレナしかいないので、かなり心細いです。彼1人で強くなっていくしかありません。
死ぬと自分が初めて骸骨兵士として転生した場面に戻るとばかり思っていたのが、全く違いましたね。
ゲームのオートセーブのように、ある程度イベントが進むとそこまでセーブポイントが上書きされるのでしょうか。
ということは、S級シナリオのルビアは失敗し、もう彼女に会えないということかもしれないですね。
そうであれば敵は青獅子騎士団のみになるのでしょうかね。彼がどこまでルビアを大事に思うのか、レナとはどう向き合っていくのかが気になるところです。
まとめ
・青獅子騎士団の剣主は、今の彼では到底勝てない相手
・自身もレナも守ることができす敗北する
・復活したがルビアとの場面でなく、レナが眠ったところ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに