漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」
原作sosori、漫画Antstudioの、スケルトン兵士が主役の転生ファンタジー漫画です。
──ご主人であるサキュバスを守ることができず死んでしまった骸骨兵士。彼はいきなり20年前の自分がネクロマンサーに召喚された時に転生する。しかも何度死んでも、記憶とステータスを持ったまま蘇ることができるようになった。今度こそご主人を守るため、彼は強くなることを決意する──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、洞窟内で目を覚ましたレナは、彼を探し外まで出る。そこで彼女たちが繰り返していた事件のせいで、討伐隊がそこまでやってきていた。
彼を呼び戻しに再度洞窟を探し見つけるが、彼の様子がおかしい。
そうこうしているうちに、討伐隊が彼女らに追いついてしまったのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」10話のネタバレ
彼は意識の湖の中に沈んでいた。
強くなりたい。それだけを思って。
現実では、討伐隊が岩陰に隠れるレナに向かってボウガンを撃っていた。
肝心の彼はぼーっと突っ立っているだけだ。
レナは縄を取り出し、状況を変えようとする。
討伐隊の剣士達がレナに向かって突進するが、彼女に足元に爆弾を投げられ大爆発。
その隙にレナは彼を紐にひっかけ、走って逃げようとする。
このまま奥に誘導した後、発煙弾で隠れようと考える彼女だが、ボウガン部隊を指揮していた初老の討伐隊のメンバーに肩を撃たれる。
男はレナを魔女と呼び、冒険家連続殺人容疑で逮捕すると言う。
すると彼がうなりながら立ち上がった。
死霊術を使う噂は本当のようだと、男が少したじろぎ、まず彼から狙うようボウガンの指示を出す。
彼が殺されると焦ったレナは、彼の前に身を乗り出した。
彼は、意識の湖の中を漂っていた。
ここは何処だ、死んだのか、だからサキュバス様やルビアに会えたのか。
死ぬ前にもう一度会えて良かった、そう思う彼の身体はどんどんと沈んでいく。
だがおかしい、死んだのなら蘇るはずだ。
これは幻だ、目覚めないといけない。
20年後に会うご主人さまのために、強くならなければいけないのだ。
例えどんなに無残に殺されようが、自分はご主人さまを守る骸骨兵士なのだ。
守るのだ、みんなを。
彼が意識を取り戻すと、顔面に血が滴ってきた。
そこには、自分に覆いかぶさり血まみれになっているレナが。
お寝坊さんですねと、彼女は弱々しく笑う。
その背中には矢が数本刺さっていた。
慌てて彼女を抱える彼。レナは、礼ならここから脱出してから聞くと言う。
討伐隊は、生け捕りにする予定だったレナを撃ってしまい焦っていた。
彼はレナを支え立ち上がる。
討伐隊の男は、大人しく降参したらどうだとよびかけるが、レナは何か匂わないかとほくそ笑む。
男の足元に火のついた導火線があり、その先には岩陰に隠されていたドクロマークの多数の樽につながっていた。
別れのプレゼントだとレナは笑うと、樽は大爆発し毒ガスを撒き散らす。
レナは彼に、助けてあげたのだから後は任せると笑いかける。
彼は返事はしなかったが、向かってくる討伐隊を剣で倒しながら彼女と逃げ出す。
レナを背負い走りながら、何故逃げなかったのか、あれだけの人数相手では無謀すぎると彼女に言う。
だって私は仲間ですからと、彼女は息も絶え絶えに答える。
自分が変な幻に囚われていたせいでレナを傷つけてしまった。
彼は、毒ガスの充満する洞窟から脱出すると、辺りに誰もいないか見回す。
応急処置してから安全な場所に行こうと、彼はレナを地面に降ろす。
そこに、スッと人影が。
上級死霊術士だと聞いていたが違うようだ、と話しかける人物。
振り返った彼に突然攻撃をしかけ、彼は倒れ込む。
そこには立派な甲冑を着込んだ、グレーの髪の男がいたのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」10話の感想
初登場時のレナは、なんとも胡散臭い人物でしたが、今ではすっかり彼のかけがえのない相棒ですね。
人間に失望し人間を憎む彼女ですが、人間ではない彼には絶大な信頼を寄せているようです。まさか身を挺して守るとは。
また、彼は自分の違和感に気づいて意識を取り戻しましたが、彼が守るべき女性が増えてきましたね。サキュバス、ルビア、そしてレナと。
彼は強くなって、これらの女性たちを全て守り抜くことができるのでしょうか。
そして終盤に現れた謎の騎士。青獅子騎士団が~と前回討伐隊のメンバーが話していたので、その団長でしょうね。
団長だけあって、かなりの強者のようです。奇襲を受けてしまいましたがそこから挽回できるのでしょうか。
まとめ
・レナは身を挺して彼を守った
・ようやく目を覚ました彼は、レナと共に洞窟を脱出
・突然現れた騎士に、彼は斬りつけられた
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに