漫画「俺だけレベルアップな件」30話のネタバレと感想!あらすじまとめ

漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」

現実世界に突如として現れる異世界とのゲート、それに入りモンスターを討伐する覚醒したものハンター。ハンターはゲートでの戦闘で対価を得るが誰しもが強者ではなく、主人公の旬は人類最弱兵器と呼ばれる有様。そんな彼がとあるダンジョンがキッカケで一人だけ成長していくストーリーです。

kakaopageで連載している韓国漫画です。毎週金曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、洞窟内で3つの道に別れた一行。服役者たちが一通りゴブリンを倒すと、道門が彼らに襲いかかる。一方、真島と男性のカルテノン神殿生存者で旬らを見捨てた二人は、旬に謝ろうと心に決める。そして真島らが進んだ先は・・・

詳しくはコチラにてまとめてあります

全話一覧はコチラ

漫画「俺だけレベルアップな件」30話のネタバレ

おっとおっと、ガキどもがしくじったようだ、と話すのは道門。

できるだけ苦痛を与えてから殺すよう頼まれていたが、こんなに早く死んでは困るだろう、でも内蔵を引き擦りながら命乞いする姿は見ものだったと、楽しそうだ。

服役者の首を片手で掴み上げ、ガキどもは早く殺したくて仕方がないのだがどうすると、道門は笑って問う。

その場面へ遭遇してしまったのが、不運な真島と男性。

服役者を今にも殺しそうな道門の足元には、惨殺された他の服役者達が転がっていた。

真島達の登場に、右の道と真ん中の道が繋がっていることを理解した道門。ボスの部屋は左ということになり、おかげで迷わずに済んだと、腰から抜いた短刀で服役者の頭部を斬り飛ばした。

予定は少し狂ったが、と道門は呟いた。

左の道を行く旬の耳に、絶叫が聞こえた。

さらに凄まじい殺気も感じる。明らかに異常なので、皆で声がした方に急いで向かった。

走り戻る3人。

旬が一瞬何かに気づき、観月を刺そうとした道門の手を止めた。

速いね、と道門は言うが、旬は握った道門の手に力をこめ投げ飛ばした。

離れたところに軽々と着地する道門。

何故僕の攻撃を止めれたのか、勘のいい奴だと感心する。その筋力にも。旬に掴まれた手はズキっと痛む。

B級のヒーラーは邪魔になりそうだったから、真っ先に殺すつもりだったが、作戦変更しようと彼は言う。

観月は、どうして・・・と呆然としている。

まぁどうせ全員殺すんだけどね、こいつらみたいに、と話す道門の後方には皆の死体が転がっていた。

協会の人間が何故と、馬淵は驚き怒鳴る。

旬はふと自分の後ろに誰かいるのに気づいた。

───とある夫婦の会話。

危険すぎるからハンターの仕事を辞めて欲しい妻、不景気だからと辞められない夫。

低級ハンターに危ない仕事はこないと妻をなだめる。

その夫婦には、中学生になる子と幼児の、二人の子供がいた。

その子供は、五千人に一人しかなれないD級ハンターである父を、強いパパだと尊敬していた。

愛すべき家族がいるその男。ハンターである前に、たった一人の夫、たった一人の父であることは自覚していた。

だから、今日も生きて帰るのだ。

ずっと。

死ぬわけにはいかないのだ───

そこには、おびただしい量の血の上に座り込む真島の姿があった。

驚愕する旬。

真島の表情は虚ろで、弱く呼吸はしているものの残された時間はわずかだった。

観月に治療するよう、怒鳴って指示する旬。

観月は慌ててヒールを使うが、苦しいのか真島はうめく。

真島は、無駄だ、どうせ死ぬ、血を流しすぎたと呟く。

生きてください、家族がいるんでしょうと、意地でも生き残ってくれないと・・・・恨むこともできない、と旬も苦しそうに言う。

真島は、本当に済まないと謝った。

こんな風に謝るつもりはなかった、きちんと頭を下げるつもりだった、だが頭を下げるともう死んでしまうと、血で咳き込む真島。

そして、済まなかった、と本心から言い、息絶えた。

どうしてと、旬は道門に聞く。

モンスターと一緒というか、と適当な返答の道門。ゲートが開きモンスターが人を襲うのは、一種の災害であると、彼は薄ら笑う。

道門は、良いシナリオを思いついたと言う。

ゴブリンが皆殺しにする設定だったが、逃亡を企てた服役者が旬達を先に殺し、それに気づかずボス戦をしている道門を背後から襲った話にしようと。

B級の道門に勝つには服役者では実力不足、結果道門一人のみ生還するシナリオだ。

旬は道門をゴミだと呟く。

馬渕は、旬では道門に勝てないだろうと、自分が戦うと前にでる。

しかし道門はB級であり、C級の馬渕では到底勝ち目はない。

さらに道門は暗殺タイプなので、速度では敵わない。

死んだ真島の剣を借りる馬渕。

暗殺タイプは防御が弱いため、ひとつでも魔法を命中させることができるならば万が一の可能性もある、そう思った馬渕の判断。

馬淵は、観月に肉体強化魔法をかけてもらう。

接近戦に誘導し、避けられないところまで距離を詰めてやろうと、剣を握り道門に立ち向かう。

道門は、剣を持った魔法使いの馬渕を、何しているのかとニヤニヤと笑みを浮かべて茶化す。

肉体強化魔法は、魔法使いにとっては疲れるだけの不要なバフだが、と馬渕は剣を構える。

今の私は剣士だ、と。

漫画「俺だけレベルアップな件」30話の感想

真島さんが不運なことに殺されてしまいました。

守るべき家族のいる真島。カルテノンでは自分の命を守り、結果家族のもとへ帰ることができました。

しかし旬達を見殺しにしたのです。家族を守るか、モンスターに襲われる危険のある世間を守るか、誇りを守るのか。彼はずっと後悔していたことでしょう。明確な正解はないですものね。

旬にとっても、あれだけの思いをし、それでも自分の犠牲で助かることのできた命が、無残にも目の前で散っていくのです。たまったものではないでしょう。

このようなことで失われていくのなら、あの辛く悲しい思いはなんだったのかと。

道門のニヤニヤが不快感を増してきます。彼の依頼者は、あの服役者のうちの誰かのようでしたね。てっきり旬が全滅させた右京メンバーの父かと思ってました。

ということは今のところ旬を狙っているのは、右京の弟のS級ハンターですね。

S級の前にB級の道門の討伐ですね。まずは剣道の師範である馬渕が立ち向かいますが、馬渕まで殺されないことを祈ります。

旬がいるから、馬渕、少なくとも観月は生き残れるのではと思いますが・・・・

いつも速度重視の戦闘をする旬ですが、今回の相手は暗殺タイプのこちらも速度重視のようです。どんな戦闘になるんですかね。

旬はケルベロスを倒したことで、B級に匹敵する実力を得たのか、来週が気になりますね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください