漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、ペルデルからリアの身の回りの人物の印象について聞かれ、答えていく彼女。その中でペルデルの上辺だけの態度にも気づいていたリア。一方カイテルとはお互いに親子であるとの確認ができたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」147話のネタバレ
リアも成長し、今はもう18歳である。
前世と同じく、現世も心が大人になる前に大人になってしまった。
身長はあまり伸びず156cmでしかなく、セルイラにドレスを選ぶよう勧められても、気が乗らない。
そこへ使用人が慌てて、陛下がポドール宮に向かったと伝えに来る。
リアは、またかとため息をつき、アシシを呼ぶよう指示を出す。
この歳になるまでに色んな変化があった。
リアの宮が新しくできたのだ。カイテルは皇后宮を壊してまで作ったという溺愛ぶり。
他には侍女が増え、今ではリアが社交界の頂点である。
そしてとうとう皇室の一員として、皇宮の仕事を任されるようになった。
今まではリアの代母であるシルビアが、セルイラの助けを借りてなんとか処理をしてくれていたのだが、リアが成人式を迎えるとすぐその仕事はリアのものになった。
セルイラは、リアの宮の侍女長という地位が与えられ、嫁に行ったイリンの代わりに主席侍女が来たのだが、出たり入ったりで3回は交代したのだった。
イリンにはたまに会うのだが、今では2人の子供を持つ母になっており、時の流れを感じる。
アシシは、リアの勉強や公務中は練武場で過ごしていたのだが、ヴァルとシットを教え始めたのをキッカケに、今では皇室騎士団の主席教官になったのだった。
彼なりにやりがいを感じているようだ。
こうのように、18歳になるまでに色々な変化がおきたのだが、唯一変わらなかったのものがカイテルの短気であった。
ポドール宮についたリアは、困惑する侍従長の様子から何があったのかを察する。
アシシはリアに合流し、床に散らばった破片で怪我をしないようにと彼女の手をとる。
何年か前まではカイテルは暴君扱いをされていたが、皇宮内では今でも暴君である。
会議室の中では、数億もするような陶器が割られ、床に散乱していた。
カイテルは、幹部の襟首を掴み殺気立っている。
掴まれている男は一体何をしでかしてしまったのか。リアは呆れ、パパとカイテルを呼ぶ。
突然のリアの登場に、冷や汗をかくカイテル。
カイテルは何故リアがここに来たのか気づいたようだったが、リアは通りすがりに寄っただけと笑顔で話しかける。
他の会議室のメンバーは憔悴しきっており、もはやリア以外に彼を止められる人物はいなかった。
リアに何しているのかと聞かれたカイテルは、男を床に捨て、二度と視界に入らないように始末しろと、衛兵に指示を出す。
その間、その後もリアと目を合わせないようにするカイテル。
気まずい沈黙が流れたが、リアは、暴力はよくないといつもの言葉を言う。毎週口にしている気がする。
パパに優しい人間になってもらいたい、このお願いを聞いてくれるならすごく幸せなんだけどなと、リアは涙ながらに話す。
カイテルは夕飯を食べにいこうと話をそらす。まだ昼だが。
リアはため息をつくと、帝国が大きいほど至らない人間も多くなるものだと、ペルデルが話していたことを教える。
そうは言っても、駄目なものは即排除したいカイテル。
力任せの解決では良くないと考えるリア。
カイテルは、殺してないし、手も足も切り落としてないから充分優しいだろうと言い訳する。
殺さない=優しいって意味じゃないとリアは突っ込むのだった。
漫画「皇帝の一人娘」147話の感想
回想編が終わってから、時間がかなり進み、リアはもう18歳という立派な大人になりました。
背は低めのようですが、容姿はとても美しく成長したようです。
彼女の成長と相まって、身の回りに色々な変化がありました。
本当は生まれてすぐ別に暮らすために建てられる宮をようやく建てたことや、常に傍にいたアシシは、教官として離れるようになりました。
大人になったので、自立し、周りも彼女から自立したような形です。
そんな中、相変わらず暴力で解決しようとするカイテル。そこだけは、持って生まれた性分なのでしょう、変わらなかったんですね。
名君では話が面白くないから仕方ないですね。このままわが道を突き進んでほしいです。
それにしても、歳をとらず若々しいカイテル、アシシ、シルビア。もう40歳付近だと思いますが、驚異の美貌です。
グレシットや、悪夢の双子も大人になりましたが、どのような人物・容姿になったのか気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに