漫画「外科医エリーゼ」最新話59話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」

原作 yuin氏、漫画 mini氏の韓国発、大人気の恋愛ファンタジー漫画です。

毎週水曜日に更新されます 。

前回のあらすじは、ロンという兵士がいないと聞き、どういうことなのか悩むエリーゼ。彼女はそのまま司令部の作戦会議に参席する。どうやら敵は総攻撃をしかけてくるらしいが、前世の記憶からそれが罠であり帝国が大打撃を受けることを知っていた彼女は、意を決して発言した。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「外科医エリーゼ」最新話59話のネタバレ

砂漠のサソリ・ニコラスの狙いは中央軍であり、総攻撃に見せかけて中央郡から兵士を送り出させ手薄にし、そこを叩くつもりなのではないかとエリーゼは話す。

おそらくフランソエン共和国は東西に向かわせていた軍を突如中央軍へと変え、圧倒的な兵力で叩こうとするはずと彼女は説明する。

幹部たちは、エリーゼの言うことが本当であれば大敗してしまうが、根拠はあるのかとざわつく。

彼女が説明しようとすると、リンデンが割ってはいり、地理的な要因と帝国軍の兵力分布が理由だろうと補足する。

帝国軍は中央軍を頂点に三角に展開しているが、東軍がボクネ要塞を陥落できたことにより、東南へと位置が伸びた。

共和国軍は、現在西軍がフェムフェス、東軍がコリルへと向かっているのだが、どちらの土地も中央軍に向かう分かれ道がある場所なのだ。

つまり方向さえ変えれば、すぐにここ中央軍に攻め入ることができる。

さらに、その速度は帝国の東西軍が戻るよりも当然早いと、彼女は付け足し、幹部たちはシーンと考え込んだ。

しかし、敵がそのように動かなかったならどうするつもりなのかと声があがる。

エリーゼは、このことを話すには少しためらったが、ボクネ要塞を帝国に陥落させたのはニコラスの作戦ではないかと話す。

東軍がボクネ要塞まで移動することで、中央軍との距離が離れ、緊急時の支援が難しくなったからだと。

彼女の不安は当たり、エリーゼの発言に幹部たちは反発した。それでもこのままだと沢山の犠牲者がでてしまう。

すると、チャイルド家長男アルバートが挙手する。彼は情報部参謀の中佐であった。

彼は彼女を睨むので、反対されるかと不安になる彼女だが、彼はエリーゼの意見に一部同意すると言う。

ボクネ要塞の争奪戦の際、敵軍は重要な要衝地にも関わらず、奪われても特に気にかけていなかった。そのことがアルバートは腑に落ちなかった。

この情報だけで、共和国がボクネ要塞を餌にしたとは断定はできないが、参考になればと彼は言う。

そして確実なのは、東軍がボクネ要塞まで進んだことで、緊急時にすぐ対応することができないほど中央軍から離れてしまったことだと、エリーゼの意見を後押しした。

貴族派でクロレンス家と敵対しているチャイルド家の彼が、まさか自分を助けてくれるなんてと、彼女は驚く。

リンデンはそれらを聞いて結論を出した。

中央軍から東西に5万ずつ兵士を送る、フリをすると。

進軍したフリで中央軍の近くで待機し、中央軍が弱体化したと思い攻め込んできた敵軍を挟み撃ちにするのだ。

さらにリンデンは、西軍は戦場を迂回し共和国軍の後をついていくこと、敵軍が中央軍の三面攻撃によって混乱しているときに西軍が後方から攻めることを、マッカイル元帥から西軍に伝えるよう指示。

幹部らは、もし敵国が中央軍を攻めなかったらどうするのかと騒ぐが、責任は自分がとると、リンデンは言うのだった。

もちろん賭けで言っているのではなく、リンデンも今回の敵の動きに違和感を抱いており、エリーゼの言うことが正しいと判断したためだ。

そしてリンデンは、今度は自分たちが砂漠のサソリを狩る番だと、決意するのだった。

会議が終わり、エリーゼはアルバートを呼び止め、さきほど助けてくれたお礼を伝える。

助けたわけではなく、意見が同じだっただけと彼は言い、誤解しないでほしいと彼女を仲良くならないようにしていた。

ツンツンしながらも礼儀正しく受け答えはしっかりする彼に、エリーゼは思わず笑顔になってしまう。

アルバートは去り際、ユリエン令嬢に何度もエリーゼによろしく伝えてくれと手紙が来ていたことを話す。

温かい気持ちになる彼女。

そしてつい、アルバートに、身体には十分気をつけるようにと言ってしまう。

それを聞いたアルバートは、エリーゼも気をつけるようにと返し、部屋の扉を閉めたのだった。

漫画「外科医エリーゼ」最新話59話の登場人物

エリーゼ・ド・クロレンス・・・デイムクロレンス、デイムとも呼ばれている。傲慢さ故火炙りにされた皇太子妃としての過去、地球での天才外科医としての過去の2つの過去の記憶を持ち、火炙りにされる10年前の自分に転生した貴族の娘。過去の記憶を活かし、医師として人に尽くそうとしている。また過去世で火炙りにした張本人であるリンデン皇太子との結婚を避けている。

リンデン・ド・ロマノフ・・・ブリチア帝国の皇太子。変身能力があり、素性を画しロンという貴族としてエリーゼに何回も会い、恋に落ちた。能力の使いすぎか、1年は変身できない。他にも超常能力がある。空帝と呼ばれている。

ルイ・ニコラス ・・・フランソエン共和国総統の一人息子。砂漠のサソリと呼ばれる智将。過去世で、エリーゼの兄クリスが戦死したのは彼が原因。エリーゼを狙っている。

アルバート・ド・チャイルド・・・エリーゼの友人ユリエン令嬢の兄。貴族派の裕福なチャイルド家は、皇室派のクロレンス家と対立している。なのでクロレンス家の娘であるエリーゼに敵対心がある。今後彼に手術をしなければならないときがきそう。

マッカイル元帥・・・帝国軍の老将。若い頃はプレイボーイだったようで、リンデンの恋愛相談を受けている。

漫画「外科医エリーゼ」最新話59話の感想

未来を知っているエリーゼの活躍で、帝国軍はピンチにならずに済みそうです。

以前にもニコラスの作戦をエリーゼが回避していました。今回の総攻撃までも彼女に防がれたとなったら、悔しくてしょうがないでしょうね。

そしてリンデンはますます彼女にのめり込みそうですよね。それがいいんです。この漫画は。

さらに今ツンツンキャラですが、ツンデレになってくれそうなアルバートが今回は活躍してくれました。

家門的にどうしても敵対した接し方になってしまいますが、受け答えはきちんとしているあたり、性格も育ちも良い人なのでしょうね。

エリーゼの1回目の人生では、このクリミア戦争後にはアルバートは後継者から外れていたので、戦争で大怪我か戦死、病気をするのだと思いますが、どうなるんでしょうかね。そのことはちらっと50話で語られています。

次回はいよいよ敵国の総攻撃が始まるのでしょうか。果たして今回の作戦はうまくいくのか、気になりますね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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