漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじでは、レリアナの類まれな言語能力に気づいたヒーカーは、偉大なる自分の弟子にしようとレリアナを誘う。しかしレリアナはさくっと断るのだった。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」39話のネタバレ
朝焼けの時間から、ウェードの部屋を訪ね、レリアナが弟子を断った理由を聞くヒーカー。
枕を抱きながら、負担に感じたからではとだるそうに答える彼。ではどうするかと言われ、いつもなら貴族の端くれがと騒ぐヒーカーが真面目に聞いているのでウェードは意外に思う。そしてもう少し親しみやすくしたらと、ヒーカーには無理そうなことをポロっと口にしたウェード。
失言したと焦るウェードだが、ヒーカーは納得し、恐らくヒーカーのことをよくわかってないレリアナのために神聖国に繋がっているゲートを開けろと指示をだすのだった。
バタバタと大慌てで動き回る神官達。それを不思議そうに眺めるレリアナに、侍女が明日の聖火式のための記念の宴の用意ではないかと説明する。
そしてこの宝石本当に綺麗ですよと、ビビアン・シャマルに仕込まれた緑の宝石を見せる。レリアナは何か嫌な予感がしたが、侍女はそれを彼女の髪に飾りつけた。彼女の緑のドレスと合い見映えがする。しかしその宝石は怪しく光るのだった。
貴族達がぞろぞろと集り、その中の紫の髪のペイリン姫君がキョロキョロと辺りを見回していた。そしてキースといるノアを見つける。
彼女は魔物討伐のとき、ノアにハンカチを渡そうとしたが断られていた姫君だ。彼に婚約者がいるのは知っていたが、このまま諦めるのは嫌だと、今日こそは渡すと決めていた。しかも媚薬つきのハンカチで、手にとれば鼻に薬が入り、すぐ効き目があるという。
そしてノアの足元にスッと落とす彼女。ノアは気づかず思いっきり踏みつけた。それを見たキースが慌て、ペイリン姫君のハンカチを踏んでいると教える。
おっと、とあまり動じてないノアは、キースに自分の代わりに彼女に謝罪しておいてくれと言う。お詫びは十分にするからと、立ち去るノア。キースはハンカチを拾う。
レリアナが歩いていると、遅いと声をかけるノア。心なしかホッとする彼女。
ノアが何かを眺めているので、隣にきて一緒に見る。そこにはペイリンに詰め寄られているキースの姿が。
ノア曰く、人の物に手を出してはいえないという教訓を受けているところなのだと。
ノアはレリアナの手をとり、神殿内に移動する。何か異様な雰囲気の会場。一生のうちに一度見れるかどうかと言われ、神聖国から滅多に出ることない聖騎士団がいたからだ。
何故ここにと彼女が不審がっていると、レリアナに呼び掛ける何者かの声があった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」39話の登場人物
レリアナ・マクミラン・・・主人公。もとは地球の受験生。何者かに殺され、小説の世界に転生する。生き延びるために、王族の公爵のノアと婚約契約を交わす。ノアのいたずらで、神殿にて聖火をあげる義務が出来たため、現在神殿に滞在している。転生により、多種多様な言語を理解する能力を持つ。
ノア・ウィンナイト・・・王位継承権第1位の公爵。にこやかな笑顔の皮肉屋。レリアナに脅される形で婚約契約をしたが、レリアナに惹かれつつあり、契約を解除しない。彼女をからかうのがもっぱらの楽しみ。
ヒーカー・デミント・・・教団の生きる伝説と言われ、多大な功績を持つ。彼の庇護を受けるためなら国の金をも差し出す王がいるほど。見た目は子供だが、中身はおじいちゃん。
ウェード・デービス・・・神官。ヒーカーの部下で、彼に毎日のように見下されサンドバックにされている。神学校を首席で卒業するほどの秀才だが、ヒーカーに評価してもらえない。
キース・ウェスタンバーグ・・・伯爵。ノアの側近でもあり友人。ノアがレリアナに本気になったのかと疑い、彼女を奪ってもいいか試しに聞き、ノアに怒られる。
ビビアン・シャマル・・・王の嫁候補。本当はノアに惚れており、猛アタックしたが相手にしてもらえず、ノアが特別扱いしているレリアナに嫉妬している。レリアナの荷物に呪物の宝石を忍ばせた。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」39話の感想
優秀な弟子候補の出現に、いつもは傲慢なヒーカーも彼女を手に入れるべく真摯に対応しています。 こういう切り替えの速さはやはりできる人間なのかなと思います。
それでもやっぱりずれてて、聖騎士団を呼んじゃうあたりがヒーカーですね。他の貴族たちは喜びそうですが、レリアナは・・・いつも通りでしょうね(笑)ノアも大してリアクションしそうにないという。エピソードの終わりで彼女に声をかけたのは、間違いなくヒーカーですよね。どう彼女を説得しようとするのか見ものです。
そして久々にノアとレリアナの絡みが見れてよかったですー。ずーっとヒーカー&レリアナで、恋愛成分が少なくやや退屈だったので、今回彼が復帰してくれてホッとしました。レリアナの手に、さっと自分の手を忍ばせるところとか、彼女以外に見向きもしないところとか、彼の無自覚の愛情が見て取れて面白かったです。
引き立て役になってしまったのがペイリン姫君でした。刺繍ハンカチをガッツリ踏まれ、さらに彼は拾いもせず気の毒でしたが、媚薬しこんでいるのはどうかな・・・媚薬のおかげで同情せずに、さっぱりとまとまりましたね。ハンカチ拾ったキースには媚薬は効いたのでしょうか、そこだけ気になります。
ビビアンの宝石を気が進まないながらも、身につけることになったレリアナですが、無事なんでしょうか。緑のドレス、緑のアクセサリーを事前に身に着けていたので、あの宝石を使うようメイドが手回ししたんでしょうかね。
今回は動きがあって楽しいエピソードでした。次回も期待です。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに