漫画「捨てられた皇妃」31話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。

しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アリスティアの素性を知ったカルセインは彼女を拒否するが、親同士の決め事のため、しぶしぶ剣術を教えることに。彼の前で剣術を披露するが、かなりダメ出しされ、彼女は言葉を失くすのだった。

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漫画「捨てられた皇妃」31話のネタバレ

アリスティアが、どのようにすれば上達できるのかとアドバイスを聞いても、自分でなんとかしろと突き放すカルセイン。

どうやっても上達しないときの、原因がわからず一人で途方に暮れるこの気持ちは、おわかりではないですかと彼女が言うが、自分は生まれつき才能があるから、凡人の気持ちはわからないと返すカルセイン。

期待させるだけさせて、嫌味しか言わないカルセインに、背を向ける彼女。

やっぱり剣術を遊びでやっている奴はすぐ諦めると、彼女を見下し言い放つ彼に、ころころと意見を変える人物と話すつもりはない、と返す彼女。

カルセインは、そもそもアリスティアが剣術を始めるには、体力も筋力も足りないので、まずそこから鍛え直せと言う。

ハッとした彼女はそのまま帰る。

そうだ、体力と筋力から始めなければと、気付かされた彼女は、今に見てなさいと意気込む。

屋敷に戻った彼女は、執事のアランと侍女のリナを呼び、今日から自分の食事の栄養強化を頼む。

もう少しハードな訓練をするためだ。

そしてリナに、筋力トレーニングのために、アリスティアの腕と脚に合う砂袋を作るよう頼む。

使用人たちは、いきなり栄養強化に筋力トレーニングだなんて、一体どうしたのかと話し合う。

おそらくラス公子が無礼だから、礼儀正しいアリスティアと合わず、怒っているのだろうと。

身体の弱いアリスティアが、突然訓練量を増やして大丈夫なのかと、皆心配するのだった。

アリスティア自身は、問題点に気づいたのだから、今から努力すれば間に合うはず、カルセインの発言を今に後悔させてやると、自分を追い込もうとしていた。

そして翌日から彼女は、砂袋を身に着け、きつい特訓を始めた。

喉の奥から血の味がしても、やめるわけにはいかないと、彼女は必死だった。

腕が麻痺し剣を落としたり、夕食を摂る体力もなくそのまま眠る毎日。

このようなやり方では弱点を改善できないことは、理解はしていたが、自分にはあまり時間がないため、止めることなどできなかった。

その頃、ラス公爵邸では、カルセインがソワソワしていた。

馬車が来れば来客は誰かと、慌てて聞くカルセイン。

アリスティアが来てから大分経つのに、全く何の音沙汰もない。

モニーク家だと聞いて驚いてしまい、自分から誘ったくせに、きついことを言ってしまったと気にしていたのだ。

だが、他の誰でもなく、かのご立派な皇太子妃になる人物なのだから、自分には関係のないことだと開き直ろうとする。

それでも思い浮かぶ、剣術を教えてくれるのかと嬉しそうなアリスティアの笑顔。

あの弱々しい身体で、ちゃんと訓練できているのかと心配になるカルセイン。

空が曇り、薄暗くなってきた。

モニーク公爵邸では、使用人が止めるのを聞かず、朝から休まず訓練を続けるアリスティアの姿があった。

これしかない、私の運命を皇室から切り離すにはこの方法しかないと、身体の限界がきても剣を打ち込み続ける。

今すぐやめろ、バカかと、大声がする。カルセインだった。

どうしているのかと来てみたら、そんなことをして訓練になると思っているのかと、彼は怒鳴る。

アリスティアは、公子が体力をつけろと言ったではないかと、静かに返す。

カルセインは、このままだと一生剣を握ることができなくなる、放せと、彼女の剣を掴んだ。

だが、カルセインのこの前の態度のことをあげ、助言されるのを面倒がっていたのだから、どうぞ煩わしいことなど構わず帰るよう、彼女は言い捨てるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」31話の感想

カルセインのあまりの態度に、腹を立てたアリスティア。けれども彼の指摘は正しいので、彼女はその克服に取り掛かります。かなりムキになりながら。

剣術を学び、騎士になることで、自分の悲惨な未来を回避したいので、彼女は必死です。まさに藁にもすがる思いでしょう。これで失敗してしまえば、自分はもちろん、愛する父も処刑される未来が待っていますからね。

一方カルセインは、さすがに言い過ぎたと思ったようで、彼女を見に行きます。まさかアリスティアが砂袋までつけて、フラフラになりながらトレーニングしているだなんて、夢にも思わなかったでしょうね。

カルセインの登場に、苛立ちを隠せないアリスティア。いつも冷静な彼女がここまで怒っているのは、なかなか無いのではないでしょうか。相当嫌味を言ったカルセインですが、無事彼女に信用されるかどうか、次回に続きます。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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