漫画モンスターベイビー最終話のネタバレと感想!終わり方と結末についても

※4月5日エピローグ追記しました

漫画アプリ・ピッコマにて連載していた「モンスターベイビー」ですが、ついに61話目で完結を迎えました。

・前回60話の内容はコチラ

・59話までの大筋をまとめたものがコチラ

以上にてまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてください。

人為的にモンスターとして生み出されてしまった少女と、少女を守るために全てを投げ出した青年の行き着く先はどこなのか、続きを御覧ください。

漫画モンスターベイビー最終話のネタバレ

陸が目覚めたのは、家出時代に住んでいたような部屋。隣には空が眠っている。屋上にあるその部屋から出ると、目の前にはビルの町並み、そして遊園地。

一方廃墟となった研究施設では、気絶させられた二階堂が目覚めた。宇宙生命体の塊に走り寄り、未だ自分のものだとしがみつく。

貴一はその場を後にしていた。強化人間にはわかっていた、もうあの塊は脱け殻みたいなもので、永遠に戻ってこないだろうことを。一生執着し待ち続ける二階堂には、お似合いの罰だと考える。空と陸に別れを告げ、貴一の顔は晴れやかだ。

タクシーに乗り、以前汐里に渡された手紙の場所まで頼む。山奥にあるその場所、丘を登ると汐里が待っていた。何故待っていたのか驚く貴一。汐里は後ろに目配せし、あの盲目のおばあさんの存在を教える。おばあさんも汐里も全て知っていた。そして貴一と汐里の二人が望んでいた夢にたどり着いたのだと話す。

その頃、起きてきた空が、陸の隣でここはどこかと驚いていた。この世界は、陸と空だけの世界。二人だけの現実。

遊園地行こうかと空を誘うと、大喜びする彼女。人混みを笑顔で進む二人。動物園も見つけ楽しそうに向かう。

陸は思う、幸せとは何か。全てを捧げられる人と一緒にいること。空と一緒にいるということ。二人は穏やかな日々を迎えられたのだった。

漫画モンスターベイビー最終話エピローグ

貴一と汐里はおばあさんに見送られながら、陸の両親に事の顛末を説明しに向かう。

車中で、彼の両親が受け入れてくれるか話しかける汐里。伝えるべきことを伝えるだけと答える貴一。

陸と空は幸せか聞く彼女に、貴一は微笑むのだった。

物語はここで終わりです。

作者のあとがきについて

作者からのあとがきも追記されていました。

・人間は一人では幸せにも完璧にもなれないが、果てしなく自分ばかりを主張し、愛を求め自分であろうとする矛盾した生き物。

・見返りを求めない自己犠牲、相手に捧げる思いが一方通行でなくお互いに向き合ったときに初めて自分から自分達へと変わり、家族となり得る。

・与えられたものは忘れ、与えたものには見返りを求め、傷つき傷つけ、妬み人のせいにする、そんな者たちの醜い世界を舞台に、自分から自分達へと変わる夢を作品にした

ざっくりまとめると、こういうことらしいです。

漫画モンスターベイビー最終話の登場人物

・・・空を守るために自分の全てを捧げた青年。たとえ死んでも、空を脅かす全ての存在を消そうとしたが、空は陸と一緒に居続けることを望んだため、彼女が望む通りにした。強化人間になった後、宇宙生命体も取り込み暴走。一人では体が維持できない。

・・・元は二階堂博士とその恋人・千鶴の胎児だったが、二階堂のプライドによって宇宙生命体と合体させられ誕生した。オリジナルモンスター。敵意を向けられ、追われ続ける人生の中、陸が彼女を守り通した。

二階堂博士・・・非道な実験を行い空を生み出した張本人。空に執着していたが、全てを失った今はただの廃人である。前回で自身が見下していた強化人間になる。

貴一・・・空と陸を引き合わせた人物。陸の誰かを守る姿に感銘を受け、度々協力していた。虚無感に襲われる毎日に、陸と接することで何か答えを見つけようとしていた。強化人間。

汐里・・・貴一と昔からの知り合い。言葉では語らないが、お互いを強く想っている。また、おばあさんの村に住んでいたときに、陸と空に出会う。空と陸の理解者。

おばあさん・・・行き場のない人々を保護し、自身の村で皆を養っていた。盲目だが、代わりに色々なことが見えるため、その村は人の心の有様を見るために作ったものだった。空たちを追い出した村民に呆れ村を廃止し、今回の住処に移り住んでいた。


漫画モンスターベイビー最終話の 終わり方について

ホラー・ミステリーとして始まった漫画ですが、一貫して描いていたのは愛がテーマでした。人間だからこその弱さや強さをわかりやすく表現していたと思います。

また結末を敢えて二人の中だけに閉じ込めたことで、人の幸せとは外的なものではなく内側にあるということを伝えたかったのかもしれません。

漫画モンスターベイビーの最終話の感想

遂に完結しました。この終わり方が良かったのかどうかはわかりません。正直、もっとわかりやすいハッピーエンドかと想像していました。

陸は単体では死んでしまうので、常に空に融合していないといけません。なので離れることが不可能な二人は、こうやって意識の中なのかパラレルワールドへ移動したのかわかりませんが、貴一や汐里、陸の両親らの届かない世界に行ってしまいます。

幸せについて陸が最後に語っていますが、誰しもが本当に望んでいることは平穏だと思います。お金が欲しいのもゆとりを得て安心して暮らすため、誰かに愛されたいのも満たされて心穏やかに暮らしたいため、誰かに勝ちたいと思うのも自分の存在価値を認めて安心したいためだと思います。

生存競争に常にさらされている生物にとって、平穏こそが最大の目的なので、そういう意味であれば、陸と空の選択は間違っていないと思います。

私達は何を目的に生きているのか、今していることは何が目的なのか色々考えさせられる漫画でした。そしてやはり切ない物語ですね。テーマがブレないので読みやすかったです。ひねった漫画も多い中、こういうストレートで簡潔に終わる漫画はとても良いと思いました。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回もお楽しみに

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