漫画「捨てられた皇妃」2話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

皇妃でありながら夫に処刑されたものの、また同じ人生を子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。

毎週土曜日に最新話が更新されます。

前回までのあらすじは、カスティーナ帝国34代目皇帝のルブリスには、髪が定めし運命の相手がいた。その相手、未来の皇后だと判断されたアリスティアは幼少時より教育を受け育てられたが、ルブリスが皇帝になってすぐに異次元から美優という少女が現れ、彼女が皇后になり、アリスティアは後妻扱いの皇妃となった。

皇后の美優はルブリスに寵愛され、アリスティアは冷遇された。なぜかひどくルブリスに嫌われていたのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「捨てられた皇妃」2話のネタバレ

仕事中のアリスティアに謝ってくる美優。

美優がやるべき皇宮内の仕事をアリスティアに押し付けていることか、一向に直らない無作法さのことかと思い、イライラするアリスティア。

美優は、アリスティアが生まれてすぐに皇后予定で教育を受けてきたのに、自分が現れたせいでと謝るのだった。

皇后が謝ることではなく、我らが神のお告げを誤って解釈してしまっただけと淡々と話すアリスティア。皇帝陛下の伴侶は神が選ぶもので、神が選んだ美優が皇后になるべきと。

たかが皇后ごときを神が決めるのと言う美優に、アリスティアの仕事の手が止まる。

そして美優は、自分は突然知らない世界に飛んで来ただけなのに、皆がお告げといって結婚を迫るから困ったのだと言う。帰る方法がわからないから仕方なく結婚したけど、まさか婚約者がいるとは思わなかったと。これでは、自分が仲を引き裂いた悪女みたいだと訴える。

とにかく家に帰りたい、皇后になんてなりたくないと叫ぶ美優。

彼女の無責任な発言に頭にきたティア。どんな理由があろうとも、決める前に皇后になるという重さを考えるべきだったのではと、いかに皇后が国民にとって重要な立場なのかを、たまらず怒気を込めて言う。

アリスティアはその地位を夢見て血の滲むような努力をしてきた。

美優の軽率な判断を批判し、自分はこんな女に負けたのかと悔しくなるアリスティア。

美優は、いきなり知らない世界に来たから精神的に不安定だったこと、唯一頼れるルブリスに他に妻がいることが耐えられなかったと話す。しかも相手が妹のように思っているアリスティアだったから配慮にかけることを言ってしまったと言い、彼女は部屋から出ていった。

アリスティアはアリスティアで、最近感情の起伏が激しく、我慢できなかったと少し気を落とす。そして美優がやるべき仕事を終わらさないとと、散らばった書類を拾い上げた。

するとルブリスが突然入ってきて、彼女の頬を叩いた。

美優に皇后の座は自分のものだとでも言ったのかと怒鳴る彼。否定するアリスティア。ではなぜ美優が泣きながら自分に席を外せと言うのかと怒る。

美優が現れてからルブリスが自分のものだと思ったこともないし、その前からルブリスはアリスティアに冷たかったのだ、そんな状態で今更彼女が彼を得ようとするのかと考えながら、叩かれた頬を押さえる彼女。

そんなに僕の女になりたいのか、という彼。呆然とする彼女。

頬をぶっても動じない冷めた女が愛が欲しいわけでもないだろうし、モニーク家は栄えているから家のためでもないだろうというルブリス。次期皇帝を産みたいのだろうと、彼女を心から見下す。

アリスティアは心の中で否定する。愛されなくても愛している以上、少しでも力になりたかっただけ、跡取りや家のためではないと、手で顔を覆う彼女。

その手をルブリスが引き剥がし、脱げ、と言う。

固まるアリスティアに、そなたが望んでいることだ、作ってやろうと、卑劣な笑みを浮かべるルブリスなのだった。

漫画「捨てられた皇妃」2話の感想

アリスティアはお告げの運命の子だと考えられていたので、生まれたときから自由もなく教育を詰め込まれて育ってきました。その犠牲の果てが、皇后の尻拭いと、皇帝の虐待用おもちゃです。

こう書くととんでもない展開ですね。悲惨すぎます。

そして今回さらに悲惨に。自分の人生をかけた皇后は、なんとなくで他人にとられ、おまけに辞めたいと訴えられる。愛する彼に健気に尽くそうとしても、悪い方にしかとらない彼のせいで、ビンタされた上最低な扱いをされる。

ルブリスはおそらく父親に思うように愛してもらえず、父親が可愛がっていたアリスティアに対抗意識があったのでしょう。それが歪みに歪んで、ゲスな男になったようです。女性に手をあげるとか本当に最低ですね。

アリスティアが美優に怒ってましたが、美優は17歳の女子高生なので、転生先で冷静な判断をと言われても、パニックだったら難しいかもしれませんね。なんとか生き延びようとするはずですから、地位の高いところにしがみつくのは仕方ないのでは。

さて、ムードも何もなく、繁殖させてやるという下劣なルブリス。この後どうなるのでしょうか。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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