漫画「バトリの息子」71話 アリンとキヨム あらすじまとめ 

バトリ用

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」。ギボルはフェレンツの策略により異民族に荒らされ、キヨムは民衆に責められ精神的にまいってしまいました。アリンはなんとか状況を変えようと、エルジェーベトに真実を打ち明けました。今後どうなるのでしょうか。


71話

エルジェーベトはアリンに、いくら助けるためだとはいえバトリ大公を暗殺したのは反逆であり軽い罪ではないと伝えると、フェレンツからの罠から脱するために使ってくれと言う。東部に混乱を起こし帝国に新しい力を吹きいれるのがフェレンツの計画。だがバトリ大公は自分が築きあげたものを捨てる気はなくフェレンツの計画を拒絶したため、フェレンツは暗殺を企てたのだった。今は異民族を使い、ギボルが戦争に乗り出すように仕向けている。訓練を受けそれなりのはずの正規軍があっさり負けているのは、裏切り者がいるから。アリンがギボルの報告でフェレンツと会う予定があるので、その現場でフェレンツを捕らえ状況を変えることができるのではと提案してきた。エルジェーベトは、アリンが黙ってさえいれば永遠にわからなかったことなのに、むしろフェレンツのスパイだとバレてしまう、そこまでする理由は何かと問うと、刑を軽くするためではなくキヨムのためだと答える。アリンは1つだけお願いがある、キヨムには秘密にしてほしいと言う。彼は事実を知って裏切りを感じても許してくれるだろう、そしてこの提案は許可しないだろうと。アリンはキヨムにもっと早く出会っていれば違っていただろうかとエルジェーベトに聞くと、誰でも過去は後悔するが今さら取り返せない、それを抱えたまま生きていくしかないと返答されるのだった。

アリンはフェレンツとの約束の大木のところへ向かった。そこはフェレンツとアリンが初めて出会った所。自信に満ちていながらも不安そうに見えたフェレンツ。アリンは彼に未来を託し全て委ねたのだった。それが間違った方向へ向かっていると理解していても抜け出す勇気がなく止められなかった。自分に変化なんてものは贅沢だったのがしれないと、大木に手をあてて思う。

出発する少し前、アリンが出ていくと知ってキヨムは慌てて問いただしに来た。ここでの生活が嫌なわけではなく、自分の終着点ではないと思っただけと返答するアリン。突然なのでまだ何も恩を返せてないと困惑するキヨムに、既に沢山貰いましたとアリンが言うと、僕に失望したのと悲しむ。 そんなわけない、これほど心を痛めているのも私達のためだと解っている、ただ自分にも他の道があるのか知りたいと、キヨムの手をとり慰めた。また会えるかのと聞かれ、きっとと答えたアリン。そして大木の場面に戻る。

虚ろな表情で自身のアトリエに戻ったキヨムは、アリンとの出会いを思い出し自分の不甲斐なさを悔やむ。そこへ松葉杖利用中のマンフレッドが訪ねてきた。アリンはキヨムとギボルを守るために自ら犠牲になりに出ていったと教えるマンフレッド。キヨムは慌てて向かった。アリンはいつも他人にその身を捧げてきた、自分の人生を生きろ、他人の罪のせいで長く辛い人生を生きてきたじゃないかと。マンフレッドはアリンについて、エルジェーベトに真実を言った時点で運命は変えようがなかったが、少なくともこれくらいはと考えていた。

アリンのもとへ着いたキヨム。アリンはキヨムを見て微笑み何かを言う。走りよる馬の蹄の音。キヨムはいい人だからと言ったことなど、二人の過去の回想が流れる。そして優しく微笑む彼女の背後には、剣を振り上げた異民族の姿があった。


フェレンツは全てお見通しで、アリンには悲劇が待ち受けていそうですね。キヨムにも。キヨムが言う通り、アリンは自己犠牲の人生を送ってきました。その人生を変えるべくフェレンツの元から去ったわけですが、もとの本質が変わっていなかったということでしょうか。しかしフェレンツ冷酷ですね。読書好きなビロがこうもなるなんて。

72話はまた次週まとめようと思います。

それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回をお楽しみに

2 COMMENTS

Horza

日本の読者の反応が知りたくて探してるうちにこのページが出てきました。 いつも楽しく見てくれてありがとうございます

返信する
猫野

こんにちは。訪問ありがとうございます。
韓国の漫画はアプリのピッコマで初めて読みましたが、どれも面白いですね。バトリの息子は特に好きです。
コメントありがとうございました。また是非見に来てくださいね。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください