漫画「ドロヘドロ」8巻 能井ちゃん大ピンチ&魔法訓練学校 あらすじまとめ

林田球先生の漫画、グロかわ漫画のドロヘドロ8巻あらすじです。ネタバレ含みます。

カイマンという頭部がワニの男の記憶を巡って、魔法使い、ホールに住む人間、そして悪魔のそれぞれが魅力的に活躍するダークファンタジー系漫画です。

ドロヘドロ8巻。

前回のお話では、能井がさらわれてしまいました。大けがをした心は、パートナーの能井を無事助け出すことができるのでしょうか。

漫画「ドロヘドロ」8巻のあらすじ

十字目に追われる心とカスカベ

窓から落下したカスカベ博士は無事だったが、十字目の追手もすぐ飛び降り襲ってくる。危ない所を瀕死の心が助けに入る。十字目は能井を動けなくしたように、魔法が出なくなるところを攻撃して優位に立とうとするが、心は魔法を使わずともなんとか相手を物理的に破壊する。博士はハルと呼ばれている春日部という女魔法使いに会ったときのことを少し思い出す。心は博士に能井のことで冷やかされる。

研人は顔を隠したボスらしき人物のいる祭壇に料理を捧げ、誰もボスの真似をできなかったことと能井の収穫を報告していた。ボスは魔法を使えるようにとある手術を考え出し、それの副産物が黒い粉だった。

だがボスがいなくなった今、誰も黒い粉の生産ができず十字目は弱体化していたのだった。料理の匂いで目を覚ます能井。魔法がでなくなるところを攻撃していたのだが、体内に残ったケムリで復活したようだ。十字目の一人が心のマスクをかぶっており、能井のためにやられたと聞いて、拘束をほどき暴れる。やられそうになった研人は突然巨大化した。

巨大化する研人&能井ちゃんピンチ

十字目のアジト、部屋にいる毒蛾に鉄条が、誰が栗鼠を殺したのか知っているのかと話しかける。毒蛾は犯人はわかっていて、栗鼠が殺される所も見たと話す。そこへ研人からお手紙紙飛行機が飛んできた。

その頃研人はどんどん巨大化していた。能井が研人の後ろにボスの祭壇があるのに気付き、顔を見ようと手を伸ばした。

一方能井を探して家の中に入った心とカスカベ博士だが、心はいよいよ体が限界に近づいていた。部屋の小窓に血と能井の服の模様が見え、心がその部屋に入ると、巨大化した研人にまるかじりされてる能井の姿があった。心はなんとか能井を助け出すことに成功。

奥さんは悪魔

カスカベ博士がボスに気付き、近づくと蝋人形だとわかる。研人が痛みにもだえ暴れると家が壊れ始め、さらにろうそくから火が燃え移り火事になる。

蝋人形の顔はカスカベ博士の知っている顔だったが、火災の熱で溶けてしまう。火災に巻き込まれたカスカベ博士は気を失うが、ヘイズと博士の実の名前を呼ぶ声がし、妻のハルを思い浮かべたがそこにいたのは悪魔。空を飛んでいたら博士に気付いたのだと言う。

悪魔は妻のハル。夢を諦めきれず悪魔の試験を受けたら合格し悪魔になったものの、姿は変わりホールにも戻れず博士に悪いことをしたと話すハル。博士は微笑み、ハルに十字目から取り返したブレスレットを返す。カスカベ博士は先生らとも合流して無事帰還できた。

マステマに移動したカイマンとニカイドウ

アスはその頃チダルマの呼び出され、地獄行のエレベーター内でニカイドウを隠していたことについて尋問されていた。

カイマンとニカイドウはアスの魔法でDEATH茸事件のあったマステマまで飛ばされていた。ホールのような地下街があり、そこで物資を調達しようとしているカイマンらの後ろを誰かが尾けてきていた。

その人物は片目に十字模様を入れたばかりの夏木という娘だった。カイマンの目の十字模様で仲間だと思い近づいてきたのだった。夏木は牧という男のもとで黒い粉の売人をしていた。

夏木に頼み、質屋に行き装備を手に入れるカイマン達。夏木は魔法の使えない人々に希望を与えてくれると、十字目の仕事に前向きだった。そこに牧が来て、十字目ボスが行方不明のため黒い粉が手に入らず偽物を売ると言いいはじめ、反発する夏木を殴り始めた。

カイマンは荷ほどきしてなかった柳行李(やなぎごうり)からサイズがぴったりの服を見つけ着用、夏木を助け牧を退治する。カイマンのナイフさばきに、夏木は本物の十字目の人達はすごいナイフの使い手らしいと言い、カイマンについて行くと決めた。ニカイドウは金払えと質屋の婆さんに絡まれていた。

十字目のアジト

毒蛾と鉄条は研人達の住んでいた森の家まで向かうが、すべて燃えてしまっていた。付近に心の車があり、煙の掃除屋の仕業と気付いた。

夏木は自分の住まいにカイマンとニカイドウを案内し、ベリスのアジトの場所まで同行すると言う。箒が使えないのでとりあえず途中のザガンシティまで行く事に決まる。ニカイドウが少し席をはずしている間、夏木はニカイドウは十字目じゃないから内緒と言って最後の一袋の黒い粉をカイマンに渡す。

ベリスのアジトでは内職で作った封筒で豚や牛島田らが遊んでいた。豚、牛島田、佐治は「工場」の研人らの所から、毒蛾たちが少し金を持って帰ってくるのを待っていた。

そこへ半年たまった家賃の回収に大家が来た。毒蛾たちが戻ってくるまでの時間稼ぎに、大家が惚れている牛島田を使う佐治達。毒蛾らが帰ってくるが、煙の掃除屋にやられてすべて燃えてしまったことを伝えると、牛島田は大家のパートナーになり家賃援助してもらうことにする。

栗鼠は自分を殺した者の手がかりを探すため家探ししていたが、毒蛾に見つかり戦闘になる。毒蛾は毒である自分の唾液を栗鼠の目に入れ目を見えなくし、栗鼠を追い詰めるが栗鼠自身は危険だから殺さないと言う。

栗鼠が苦し紛れにはなった杭が、家の権利書を佐治達に渡した大家の頭に刺さり大家は絶命。家が手に入る。

ドリームマシン

煙は藤田らにドリームマシンという、食べると深い眠りに落ち自自身が望む夢を見せる新種のキノコを試食させた。藤田がムキムキになり満喫しているなか、胸を大きくした恵比寿がベンチに腰掛けると恵比寿の幻影がでた。

心の部屋に戻ったカスカベ博士は以前ホールで魔法使いになったよと話してきた少年のことを思い出す。その少年があの蝋人形の顔と同じだったため、ホールに戻ることにする。

恵比寿は自分の幻影を追いかけていき、かつての家に辿りついた。今とは全く違う暮らしをしていた恵比寿。そして現れる優しそうな父母。一方藤田や煙は内心恐れていることを仲間にされる悪夢も見て目覚め、ドリームマシンの作用を実感。売れなさそうだった。

魔法訓練学校

栗鼠は縛り上げられ吊るされていた。だが毒蛾がわざと殺さなかったことで、誰がどんな理由で殺したかがわかった。

十字目に入ってしまったことは不運だったが、全く魔法が使えず生まれた栗鼠には仕方のないことだった。

栗鼠が入ったばかりの頃、十字目は魔法使い狩りをし、胴体はベリスの研究施設、頭部はボスの所へ運んでいた。報酬に黒い粉をもらい、黒い粉は外部にも売られるようになり組織の大きな資金源になっていた。

だが栗鼠には黒い粉が効かず報酬を現金でもらっており、そのお金で魔法訓練学校に通うことにした。そこで会川という食いしん坊だけど仲間想いの男に出会った。会川はすごいナイフさばきで、二人で悪事を働く教師を始末する。そこまで回想をしていると毒蛾らが来た。

その夜ザガンシティまでついたカイマン一行。カイマンが急に走りだすと先には旧魔法訓練学校があった。

魔のおまけ

妖精ギョーザ男のお話。


漫画「ドロヘドロ」8巻の感想

心は無事、能井を助け出すことができましたね。能井ちゃんの回復力はすさまじくほぼ不死ですよねー。

そしてカスカベ博士の奥さんが悪魔とはびっくりでした。カスカベは奥さんの名前で、その名前で本を執筆しているそうです。

カイマンですが少しずつ情報がでてきました。カイマン=会川なんでしょうけど、会川の精神が今のカイマンなのか、はたまた別人格なのか、ボス人格がニカイドウを刺したのか、カスカベ博士の言う少年はまたちがうものなのか、まだまだ詳しいことは不明です。

23巻の最終巻までの間にじわりじわりと判明していきますので気長に読み進めたいと思います。


それではここまで読んでくださってありがとうございました。

それではまた次回に。

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