漫画「バトリの息子」51,52話 読んでみました あらすじまとめ

バトリ用

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漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」

フェレンツ兄弟愛人の息子上から、ラスロ、ビロ、ジオバニ、エスゲル(死亡)、そして正妻の息子と思われる赤ん坊のヨゼフ。

ラスロの策略でジオバニが捕まってしまいます。

 


51話
毒殺されかけたのに元気なラスロ。
ビロは使用人がおぶって運ばれたらしい。ヨゼフは無事だった。エスゲルを殺し、ラスロやビロを襲い隙をついてヨゼフも殺そうとしたジオバニは捕らえられて監獄に入れられている。
ジオバニはヨゼフ側の家の者に襲われたと思っていて、兄弟を殺して地位を手に入れようとはしてなかったとビロは伝える。だからエスゲル殺しや毒殺のことはジオバニには関係ないとビロは言うが、ラスロは嘘ついてるかもしれないと聞く耳がない。ビロはラスロに大人しくしてろと言われる。
ビロが幼い頃、砂浜で父親が海に沈めた猫の死体が足元に打ち上げられた。猫に責任はない、ただ構って欲しかったのだ。
ビロはジオバニに会いに行く。ジオバニは死刑が決まった。ラスロが先立って決めたそうだ。上手くいけば二人兄弟を始末することができたラスロ。毒殺されかけたわりにすぐ元気になっていたことから、医者と口裏あわせたんだろうとジオバニ。兄弟なんてどうでもいいが、ラスロが主になるのは嫌だと、ビロにもう隠れていてはダメだと伝える。
ビロはジオバニに、何故ヨゼフを殺さなかったのか聞くと、殺そうと手を出したのに泣き止んだからとだけ答えた。
夜、ビロはラスロがどんな人物か知っていたのにエスゲルと二人きりにさせたことを後悔していた。
ラスロの母親は次々と女性を変える父親のせいで、ラスロにお前が1人目なんだ、誰にもとられるなと教えこんでいた。だからジオバニが自分のライバルてはないと思えるまでジオバニを叩き続けた過去があった。ビロは欲がなかったのでライバル視はされなかった。だからこそ生き残っていられた。だが、ふと気がつくとラスロが傍らに立っていた。
ジオバニがへまをしなかったら、こう何度も自分の手を汚さずに済んだというラスロ。ビロは何も望まないと答え、ビロが死んだらラスロが疑われ立場が危うくなると言う。ラスロはもう中途半端な立ち位置はできない、選べといい、ビロは家を出ていくことにした。ジオバニは処刑された。
 
52話
ビロはラスロに必要であれば地位も権利も名前も捨てる、ここから去ると伝える。ラスロは常に奪う側、そしてビロは傍観者、それは変わらず外の方がいいだろうと逃げるだけのビロ。
家を出たビロは、帝国のあちこちを見てまわると、少しだけ家のことを忘れることができた。完全に忘れそうになるといつも刺客がきて現実に戻されるのだった。
一年後、バトリ邸の近くまで来たビロは招待してもらう。
西部はまだ騒がしいようですねとバトリ大公。後継者の弟ヨゼフがまだ幼いから兄が代わりをしていると答えるビロ。血や家柄は何よりも大事だと言いきるバトリ大公。気まずくなってきたところでバトリ大公の妻オリビアが西部の海のことなどで話題を変える。容姿はエルジェーベトにそっくりだ。ビロが読書好きだと知ると、オリビアは後で書斎を案内すると言った。
夜ビロが書斎を訪れるとオリビアが中にいた。読書のことで打ち解ける二人。
翌日も二人は散歩しながら話し、それを窓からバトリ大公が見ていた。
オリビアはもともと北部の人間で、東部に嫁に来てから友人がおらず1人ぼっちと言う。ビロは娘がいるじゃないかと言うと、知っていることに驚くオリビア。ビロは偶然屋敷の中で人形などある部屋を見つけたと言う。オリビアが病気がちなので隔離され、あまり会えないそうだ。バトリ邸を訪れる者は皆大公から何かを得ようとしている人ばかりで、オリビアは相手にされず寂しいと言う。でもビロは何を求めてるのかさっぱりわからず、他の者とは違うと言った。
ビロは自分が逃げているだけの卑怯者だとわかっていた。そこへ従者がオリビアが読みたがってた本と、フェレンツ家からの手紙を持ってくる。後で見ると言ってポケットに突っ込んだ。


 

時代も環境もまるで違うからでしょうが、ひどいことしますねラスロは。ジオバニはビロの前では気丈に振る舞っていましたが、監獄の中でブルブル震えていました。そしてビロは欲がなさすぎて見逃してもらう展開に。あのフェレンツ公爵がここまで弱気だったとは。そのわりには刺客を取り押さえたり、人生は諦めなかったようですね。

そんなビロの行く先はギボルのバトリ邸。また荒れそうな予感がしますね。

 

それではまた次回に。

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