漫画「バトリの息子」43,44話 読んでみました あらすじまとめ

バトリ用

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漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」あらすじまとめました。ネタバレあります。

魔女団と接触したマンフレッドですが、ミゲルの助けになるのでしょうか。


43話

魔女団、ヒパティアの娘たちと呼ぶべきですかとマンフレッドが言う。昔の名前を知っていることに驚く老婆の魔女。マンフレッドはバトリ大公が調べていたから知っていたと答える。マンフレッドは一人で調べて、4月の北部で魔女の祭りがあることを知り、ここまで来たのだと言う。ある提案をするために。
その頃、フェレンツ公爵を思いだし、歯ぎしりするミゲル。その背中に抱きつくオギスト夫人。オギスト夫人は裕福な生まれだったが、金稼ぎに熱心な父親にその一環としてオソンビルに嫁がされた。オギスト子爵はいい夫だったが、眠りながら前妻の名を呟くので、みじめで退屈な日々を過ごしていた。そんな中現れた美しいミゲルに夫人は夢中だった。オギスト夫人はアメリエをどこかに嫁がせて家から追い出すから、二人で過ごす時間が増えると言う。アメリエは妹のようで、家族の暖かみを教えてくれたから笑顔でいて欲しいとミゲル。アメリエはミゲルと夫婦になりたいと思っていても受け入れられるのか聞かれるが、それはできないと苦しむミゲル。夫人から解放され部屋を出ると、アメリエがいた。
一方魔女団は、人間ではない、境界の外の者ミゲルが生き残っていることに興味津々だ。老婆がマンフレッドに見返りを聞くと、フェレンツに対抗するために強くしろと答える。ざわつく魔女団。マンフレッドはフェレンツが後ろにいるベルナール・キが次期法王になるだろうが、そうなれば魔女狩りが盛んになり、生き残ってるものが危ないと言う。魔女団の代わりに矢を放つと。
マンフレッドの言葉を確かめるために、まずミゲルが本物か調べると話す老婆。ミゲルを連れてくるのは顔に大きな傷かアザのあるキイラが立候補した。
ミゲルとアメリエ。寝付けなくてうろうろしていたと取り繕うミゲルに、同じだと答えるアメリエ。アメリエは自分の軽率な行動のせいで、ミゲルが離れていくような気がして辛かったのだった。だが、何年も想い続けてきたのは本当だから返事を聞かせて欲しいと言う。答えることができないミゲル。そこへオギスト子爵がギボルから帰ってきた。オギスト子爵はミゲルに話があるという。

 

44話
オギスト子爵はバトリ夫人の噂が本当かどうか調べに行き、地下の拷問部屋が拷問道具も何年も使われず錆びたままで、ベッドなど生活できるようなものが色々とあり、伯爵夫人だけが出入りしていただけなのに、血痕があったと言う。血は壁にまで染み込んでいた。フェレンツ公爵を信じたくはないが、あの場所で何かが行われていた事実は変わらない。ひょっとしてあの地下にいたのはミゲルなのかと、ずばり聞くオギスト子爵。ミゲルは咄嗟に邸宅の外の別荘で暮らしていて、何も知らないと嘘をついた。さらにオギスト子爵がバトリ夫人の様子がおかしかったことはないか聞くも、母は慈愛に満ちていて、仮に何か関係していたとしても本人の意思ではなく特別な事情があったに違いないと答えるミゲル。逆に子爵に、オソンビルを守るために今は母を殺しフェレンツに頼らねばならず辛いと思うが、そのために母への信頼を失わないで欲しいと伝える。また復讐のためにオギスト子爵の家族を危険に巻き込まないといってミゲルは退室した。
ミゲルはそのまま外に出て、何故こんな呪われた体で生まれたのか考えながら地面を掘る。
ミゲルは母の死を初めて知った日、自分の首を絞めたときを思い出す。首を絞めてるときに、飛んできたナイフ。マンフレッドが自決するならその方が楽だと投げて寄越したものだった。ミゲルが誰か聞くと、名前とミゲルの正体を知る数少ない者のうちの一人と答えた。ミゲルの父親の親友でもあり、母親を助け、ミゲルの食事を用意していたと教えるマンフレッド。自暴自棄になるミゲルは過呼吸になる。落ち着いたところでマンフレッドは、ミゲルが死ぬのは勝手だが、バトリ夫人の死が無駄になると言う。望んだ運命ではないと震えるミゲル。バトリ夫人はミゲルを活かす選択をした、次はミゲルが選択する番、死ぬか辱めを受けて死んだ母親のために復讐するか。そしてミゲルは泣き叫びながら肉をむさぼった。
帝都アルヘランでは、フェレンツ公爵が皇帝に会いに来ていた。しかし会ってもらえず帰るところにイプセン侯爵が声をかける。イプセン侯爵の根回しで、皇帝とフェレンツ公爵の間を離したようだった。舌をベロっとだしてにやけるイプセン侯爵。

 

オギスト子爵にばればれですよねーミゲル。それでもなんとか信じようとするオギスト子爵。アメリエも心優しくミゲルに接してくれますが、やはり持って生まれた体質のせいでまっとうな暮らしができないのが目に見えているミゲルは、好意を受け入れることができません。
そしてやはり前回ナイフを投げたのはマンフレッドでしたね。頼りになりますマンフレッド。ファンタジー色が強くなりましたが、魔女団を連れ、帝都に侵略していくんでしょうか。

 

それではまた次回に。

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