漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「バトリの息子」37,38話まとめてみました。ネタバレ有ります。
37話
ミゲルがオギスト子爵の所まで逃げてきたとき、アメリエは瀕死のミゲルに肩を貸し、オギスト子爵の所まで連れていった。
医者を呼びミゲルを見てもらうと、何日も食べておらず、いつ死んでもおかしくなかった。医者がミゲルが持っていた手紙をオギスト子爵に渡す。
ミゲルの夢の中には「生き残るのよ」というバトリ夫人が。そして人食している自分が迫る瞬間目が覚める。
ミゲルは四日間も眠っていた。
そこでオギスト子爵が来て自己紹介する。
手紙には印象も字もバトリ夫人のもので、フェレンツから隠し産み育てたと書かれていた。ミゲルはフェレンツが誰かは知らないが、エルジェーベトは自分の母親だと答える。夫人はミゲルが大人になるまで面倒を見て欲しいと遺言を残していた。バトリ夫人は2日前に処刑されたのだ。茫然とするミゲル。子爵は後継者としてミゲルを立てずに、隠してきたことがひっかかる。
外をぼんやり眺めるミゲル。アメリエがシチューを持って来て食べてというが、ミゲルは断る。「絶対美味しいよ。お母様のレシピで作ったから」とアメリエが言うと、ミゲルは食べ、美味しいと言う。アメリエの母親は数年前に病で亡くなったので、両親を失ったミゲルの気持ちがわかると言う。ミゲルは母親が憎かったが、ミゲルのために命を投げ出したのでよくわからなくなったと話す。アメリエは自分が湖で溺れそれを母親が助けた話をし、母親は子供のためなら何でもする、今は苦しんでもいいとミゲルを慰める。
ミゲルは部屋を抜け出し、食べ物が合わず吐く。母親がああするしかなかったのは自分が呪われてるせいだと嗚咽し、自分の首を締めた。そこにナイフが飛んできた。
38話
また場面が変わり、サーカスを見に行った後で吐いてるミゲル。アメリエが心配して迎えに来た。アメリエはミゲルのおかげで退屈しない日々を過ごせていると、ミゲルの頬にキスをする。それを窓から苦々しく見ているオギスト夫人。
そしてミゲルはオギスト子爵の部屋を訪れ、フェレンツ公爵に復讐したいと頼むが、まだ力の無いミゲルは殺されるだけ、チャンスは一回、その為に慎重になれと諭される。
フェレンツの戦争による疲弊で国は動乱の時期を迎え、オギスト子爵は困惑する。
とある日、食人の歴史の本を読み苦しむミゲル。そこへアメリエが来て談笑する。継母も来て、まだ未熟だからと縁談を断ったのに遊んでばかりとアメリエを叱り、退室させる。アメリエはミゲルが好きで縁談を断っていた。言い過ぎではとミゲルは継母に苦言した。
その晩、アメリエは母親を思い涙ぐみながら眠り、オギスト子爵もぐっすり眠っていたが横にいるはずの夫人がいなかった。
オギスト子爵は美しい身体と言ってミゲルを脱がせていた。アメリエにきつく当たるのは嫉妬からだった。オギスト夫人はミゲルに自分の欲望を満たすことを要求していたのだ。
無事保護してもらえたミゲルですが、本当食事どうしてるんでしょう。37話最期でナイフが飛んできましたが、マンフレッドが助けにきたんでしょか。
ミゲルの容姿は本当に美しいので、ジャンに始まりアメリエもオギスト夫人もメロメロですね。夫人の希望とはいえ不倫をしているので、オギスト子爵にばれたら住むところが無くなってしまいます。マンフレッド助けてあげてー
それではまた次回に。