Eテレ おかあさんといっしょ 「妖怪しりとり」 しらべてみようかい その②

ようかいしりとり、後半部分です。

・ざしきわらし
・しちほだ
・だいだらぼっち
・ちょうちんおばけ
・けらけらおんな
・なきばばあ
・あまのじゃく
・くらげのひのたま
・まめだぬき
・きむないぬ
・ぬらりひょん

【ざしきわらし】
姿を見た人には幸運が、住み着いた家には繁栄が、イタズラはするけど有難い、そんな座敷わらしです。見た目の年齢や性別は様々で、よく聞くおかっぱ頭の女の子だけでなく、男の子や15歳位の座敷わらしもいるそうです。

【しちほだ】
体長12㎝ほどの龍そっくりな小さな蛇。体は赤く鱗の間は金色、耳(?)は立っているそうです。手足もあります。この蛇に噛まれると七歩歩かないうちに猛毒で死んでしまうので、七歩蛇だそうです。なぜそこまでの見た目をしながら龍ではなく蛇扱いなんでしょうかね。

【だいだらぼっち】
山や湖等を作ったとされる巨人。大人(おおひと)の意味の大太郎に法師がついて大太郎法師で、一寸法師の対になってます。

【ちょうちんおばけ】
よく見かけるデザインの妖怪ですね。有名なわりには伝承があまりになく、絵画上にのみ存在する妖怪のカテゴリーだそうです。

【けらけらおんな】
巨大な女が塀越しに笑ってくるという、かなりインパクトのある妖怪です。また聞こえるのは対象になった一人だけというの話もあるそうです。

【なきばばあ】
夜泣き婆。この妖怪が家の前で泣くとつられて人々が泣き、それが続くとその家に不幸があるそうです。

【あまのじゃく】
小鬼とされていますが、由来は様々あり天探女(アメノサグメ)や天逆毎(アマノザコ)という女神から派生しているようなので面白いですね。天探女が告げ口をしたことで天の邪魔をしたそうなんですが、天を邪魔する鬼で天邪鬼とのことです。

【くらげのひのたま】
くらげ火とも呼ばれるそうです。鬼火の一つで海の近くを飛び回るそうです。切った感触はネバネバで赤く透き通っているようです。

【まめだぬき】
名前からしてすんごく小さいかわいい狸かと思ったんですが違いました。犬くらいのようなので、普通の狸よりはひとまわり大きいですね。一部地域では良い酒造りに欠かせないので崇められています。マメダヌキに悪さをしたものにだけ憑くそうなんですが、憑かれると瘤ができるようです。

【きむないぬ】
アイヌに伝わる神様です。山にいる人を意味し、足は速く力は強く、クマでもなんでも手づかみで殺してしまう恐ろしい感じもしますが、タバコが大好きでタバコを分けると無害だそうです。禿げ頭のようなんですが、うっかりそのことに触れると山が荒れたりして有害に。デリケート。

【ぬらりひょん】
はっきりとした記述もなく、掴まえ所のない化け物ということなんですが、多くの絵にあの特徴的な頭部で登場しているそうです。あまりに解説すらないものだから、老人を妖怪として間違えた結果生まれたとまで。昭和や平成の間に、一部の作品からどんどんイメージが膨らんでいって、最後には妖怪の総大将になったようですね。でも実は普通のおじいちゃんだったのかも、というところが面白いですね。

以上で一通り自分なりにまとめてみました。イメージががらっと変わって面白かったです。

またこの「ようかいしりとり」の歌は絵本があるそうです。子供が喜びますね。

それではまた気になることがあったらまとめてみます。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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