Eテレ おかあさんといっしょ 「妖怪しりとり」 しらべてみようかい その①

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Eテレ「おかあさんといっしょ」でたまに流れるようかいしりとり】面白いしテンポもよくて子供が大好きなんですが、「ずんべらぼう」や「しちほだ」など良くわからない名前が出てくるので調べてみました。

歌詞に出てくる妖怪の順、前半部分は
・ろくろくび
・びんぼうがみ
・みつめこぞう
・うみぼうず
・ずんべらぼう
・うまつき
・きつねび
・びじんさま
・まくらがえし
・しらぬい
・いったんもめん

【ろくろくび】
首が伸びるタイプと胴体から離れて頭部が飛ぶタイプがあります。
海外では頭部が離れるのがメジャーなようですが、日本では頭部と胴体を霊的なものが繋がる表現が有名になり、首がにょろにょろ伸びる現在の姿になったようです。

【びんぼうがみ】
薄汚れて具合の悪そうなお爺さんで、怠け者と味噌が好きだそうです。手に持っている渋うちわ(表面に柿渋塗った丈夫なうちわ)で、味噌の香りを扇いで楽しむそうです。

【みつめこぞう】
そのまま顔に3つの目がある子供の妖怪。タヌキがお世話になったお寺を守るためにみつめこぞうに化けてでた、というお話があります。

【うみぼうず】
夜の静かな海が突然盛り上がり現れる黒い坊主頭の巨人で船を破壊します。弱点はタバコの煙だそうです。

【ずんべらぼう】
のっぺらぼうのことです。聞きなれないので違うものかと思いましたが、一部でずんべらぼうの名前で呼ばれているそうです。ムジナが驚かすためだけに化けてでたものと考えられ、しかもムジナは2度驚かすそうで、怪談では「再度の怪」と呼ばれるそうです。

【うまつき】
馬を粗末に扱った人が、死んだ馬に呪われ取り憑かれ、馬のように振る舞いそのまま気をおかしくして死んでしまう、というものでした。

【きつねび】
何故か沖縄県だけ広まっていない妖怪。火の気がないところに提灯とか松明のような複数の火が一列になってついたり消えたりする怪異現象のようです。鬼火と紛らわしいですが、鬼火は霊魂とか怨念とかがポツっとでるもので、数が10~数百個にもなる狐火とは違う扱いのようです。

【びじんさま】
長野県にある蓼科山(たてしなやま)、日本百名山のひとつで、そこに住んでいるのがビジンサマだそうです。美人というから女の神様かなと思ったら、姿は球体。黒い雲に包まれ、赤や青の紙細工のようなビラビラしたものをぶらさげて飛ぶそうです。

【まくらがえし】
聞いたそのまま枕をひっくり返す妖怪。今ではイタズラ妖怪みたいな扱いですが、昔は夢を見ている間は魂が体から抜け出ており、その間に枕を返されると魂が帰るところを見失い、魂と肉体が切り離される非常に恐ろしいものとして扱われていたようです。

【しらぬい】
蜃気楼の一つで、八代海や有明海でみられるそうです。沖に親火が出てそれが左右に分かれて数を増やしていき、数百から数千もの火が横並びに並ぶ現象とのこと。数キロに及ぶそうで、ちょっと見てみたいですね。

【いったんもめん】
一反木綿、一反は成人一人分の衣料に相当する分・長さ約10.6m幅約30cmだそうです。ヒラヒラと飛んで巻き付いて窒息死させたり、巻き込んでさらったりとなんでゲゲゲの鬼太郎で仲間なのかわからないくらい悪いやつです。

とりあえず前半のろくろくびとのしりとり部分をまとめてみました

調べてみると目からウロコで、今までのイメージがガラッと変わっておもしろかったです。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

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