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漫画アプリ・ピッコマにて連載していた「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업
<ラグナロク>は「俺だけレベルアップな件」のスピンオフ作品とのことです。
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漫画「俺だけレベルアップな件ラグナロク」29話のあらすじと感想!ネタバレ有り
少し前、影ダンジョンを使ってアンムートを外に出せるか試してみたが、外に出ようと考えただけで鎖が発生するようだ。
護は、護とエシルでダンジョンボスを倒してダンジョンを崩壊させること、ダンジョンを失った鎖が消えること、それができたらアンムートとベルは護と共に影ダンジョンに抜け出すと説明する。
どちらが失敗しても駄目だが、僅かでも可能性があるならと、アンムートはこの話に乗ることにした。
そして現在、墓の管理者シーカと戦い始めたが、シーカが操る砂のせいで戦いづらかった。
シーカはA級のようだが、このまま長引けばマナが尽きて護は負けてしまうので、護はエシルに、絆スキルを発動するよう指示する。
ゲートを回っているうちに、倒したモンスターの魂がエシルにチャージされることがわかり、絆スキルが使えるようになったのだ。
絆スキルによって白炎の末裔の力(67%)が護に付加され、護は強烈な一撃をシーカに叩き込んだ。エシルは倒れた。
ダンジョンの崩壊が始まったので、アンムートは護が成功したことを知る。
アンムートは、自分がなぜタルナークと呪術師に選ばれたのかわからないまま、タルナークによって破壊された体を呪術師が治すという、破壊と再生の実験の犠牲になっていた。
実験のおかげで肉体は強度を増したが、苦痛に耐えきれず目を抉り出してしまった。
それでも耐え続けられたのは、幼いころ見た大自然の息吹を感じる渇望があったからだった。
ダンジョンの壁から鎖を留める杭が落ちたので、アンムートはベルと共に影ダンジョンに入ろうとするが、今度は杭がアンムートに刺さろうと襲ってきた。
アンムートは、逃がすくらいなら殺すのかと、怒りと悔しさで吠える。
すると戻ってきた護が、杭を蹴り飛ばした。
鎖が離れないのならと、護は、杭を殴って影ダンジョンへと軌道を変える方法へ。
護がボロボロになりながらも止めないので、アンムートも参戦した。
その後、エシルが目覚めると、目の前にベルがいたので、小君主が力尽きた自分を先に影のダンジョンに入れたのだが、あの後どうなったのかと尋ねる。
護の作戦は成功し、護とアンムートが影ダンジョンで眠っていたので、エシルは喜んだ。
護は、剛体の君主の末裔を仲間にし、緊急クエストもクリアしたので、レベルと報酬を得たのだった。
その頃、ハンター協会会長の犬飼は、旬が行方不明になってから世界が変わり始めたことについて考えていた。
旬からもらった以前の世界の記憶のおかげで、ハンター協会を立ち上げたまではよかったが、星の粉という魔力を増幅する薬なんてものは過去になかった。
星の粉の流通は、死神ギルド副社長の友谷実が関わっているらしいが、過去ではそれほど肝が据わっているハンターではなかったため、背後で支援するものがいると思われる。
あれこれ考えていると、協会設立時から世話になった我進ソフトの諸菱から電話がかかってきて、甥がゲートに閉じ込められたようだと助けを求めてきた。
諸菱の甥といえば旬の息子なので、犬飼は動揺するのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件ラグナロク」29話の感想
アンムートがついにピラミッドから解放されました。
アンムートの境遇は悲惨そのものですね。破壊と再生の痛みのサイクルの犠牲となり、肉体は強化されても精神が壊れてしまいました。自ら目を抉り出してしまうほど、そしてそれを楽しむほど精神が病んでしまいました。
子ワニ時代の後ろ姿は可愛かったですね。それなのに、拷問され続けてあのようになってしまいました。
それでも純粋さがあるのは、アンムートの持ち前なのでしょう。彼の精神を支えた大自然への渇望が、完全な精神の崩壊をなんとか防いだのでしょうか。
緊急クエストクリアで、完了報酬を得ました。どのようなものかわかりませんが、特別な報酬なのではと期待できます。
護はやりきったので、アンムートに抱えられた状態で、アンムートと共に眠っていました。グレイの姿がみえませんが、阿修羅ギルドと一緒に保護されているのでしょう。
さて、護たちはやりきって休憩中ですが、諸菱が用意したゲートから出ていないので、諸菱がパニックになっています。犬飼にまで連絡がまわっているので、早く目覚めないと、面倒なことになりそうですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね