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無料漫画アプリ・LINE マンガにて連載中の「義家族に執着されています」 作画:seungu、原作:Han Yoon seol、原題:시월드가 내게 집착한다。恋愛ファンタジー 漫画です。
毎週月曜に最新話が更新されます。
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※こちらの記事は韓国語版を、ざっくりまとめたものになります。翻訳が間違っている場合がありますので、あくまで参考程度にしてください。
漫画「義家族に執着されています」124話のあらすじ(ネタバレ有り)
テルデオは、グローリア、フィニアス、セルシアを呼び、呪術にはラピレオンの血と生贄が必要であること、皇女の病気も呪術の力によること、儀式をしなければ何もできないこと、皇女はそのように認識していること、という調査結果を女性医師とともに報告した。
皇女が持っていた血は小瓶の半分もなかったが、少量でも使用可能なので、大切に使っていたようだ。
残りの血はラピレオンが全て回収したというと、隠しておいた血があるかもしれないと指摘される。
テルデオは、皇女の話では回帰した時点はアイレットが死んで間もない後で、ペレシャティの記憶では2カ月だが実際に戻ったのは4カ月だと言い、それほどの血はないだろうと言う。
フィニアスが、このような具体的な内容をどうやって調べたのかと尋ねると、テルデオは、身体反応を調べる必要があると言い、皇帝から許可を得て、皇女宮にて当事者を調査したと答える。
テルデオは、皇女は呪いを解く代わりに大公夫人を寄越せと言ってきたのだが、血が無ければ何もできないといいながらこのような提案をするのはおかしいこと、今後呪術を諦めるようには見えなかったことを話す。
また、前世ではアイレットがラピレオン本家に入籍していなかったので血を得やすかったと言っていたが、今世は流通しなくなったので、その原因が大公夫人が突きとめたからだと知り、彼女が邪魔になったのではないかと言う。
大公夫人でなければアイレットの存在すら知らなかっただろうから、アイレットは死ぬまで皇女に血を与え、家門が最悪な状況になる可能性があったので、感謝すべき彼女を守る必要があるとのこと。
グローリアが、ペレシャティがここに残りたいと言ったのかと指摘すると、もうそんな状況ではなく皇女が狙っている以上、守らなければいけないのだから、余計なことは考えなくていいという。
そしてこれらの情報を共有したのは、皇女が大公家の誰かに接触して大公夫人を要求するかもしれないと思ったからだと忠告する。
フィニアスは、足枷が発作を抑えてくれる重要な品であること、大公夫人がそのために持ち帰ったものだから、今回の事件の証拠としては使えないことにため息をついた。
別邸の皇宮騎士を皆殺したことは、いくら頭にきたといってもテルデオらしくなく、皇女が反乱軍の仕業だとしたものの、もしかしたら大公家が叛逆扱いされるところだった。
皇族の一人を拷問までして情報を得るなんて、一体どうやって皇帝を納得させたのかと、フィニアスは考え込んだ。
昨晩、自室に戻る皇帝の部屋には、騎士達を気絶させたテルデオが入り込んで待っていたので、皇帝は人を下がらせ面談へ。
テルデオは、今回の事件について皇室が発表したことを否定はしないが、証拠が明らかなので皇女が呪術に関わっていることは公にすべきだと話す。
皇帝は、テルデオが用意した書類を見ながら、反乱軍だけのせいにすればよいのではないか、皇女を調べるというのは何か、娘の嫉妬心によるものだから見逃そうとしただけなのに別邸の騎士を全滅させたのに厚かましいと思わないのか、神殿が異端だと騒ぐと面倒だと言う。
テルデオが、皇帝が皇女に呪いのことを漏らしたのではないか、調べるのは我々のためだと言うと、皇帝は、大公も何も考えずに口外しただろうと指摘する。
テルデオが、遺物が入っているのは間違いないかを問うと、皇帝は、これほどトラブルになるのだから、皇女は病気で寝込んでいた時の方がマシだったとぼやく。
テルデオは書類をまとめ、追加誓約書は自分が神殿に提出すると言う。
皇帝は、テルデオが夜中になってまで、自分にたてついたことが気にいらないのか、余計な自尊心だと言うと、こうまでしなくてラピレオンの名誉は守ってやる、これまでも皇室のおかげで数百年も家門が維持されていたのではないか、ラピレオン家で死んだ女性は多く、皇室がかばわなかったらとっくに神殿に破門にされていただろうと話す。
テルデオは、ラピレオンがいなければ、数百年も帝国はこれほど大きくなっていなかっただろうと言い返す。
皇帝は、このようなことで長い約束が崩れるのはもったいないではないかと笑みを浮かべ、また、テルデオが妻のことになると過敏になるのを指摘したのだった。
屋敷に戻ったテルデオは、ペレシャティのことを思い浮かべ、皇女がそんな彼女を要求したことを思いだし、あの指輪を暖炉に投げ込むのだった。
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漫画「義家族に執着されています」124話の感想
皇室はラピレオンのおかげで、帝国を拡大して権力を得て、ラピレオンは、呪い故に死んでしまう女性たちのことを隠蔽してもらう代わりに、武力を提供していたようです。
ラピレオンの呪いに一番詳しいというドドレアは、そのあたりから存在し、憑依できる魂のようなものなのでしょうか。
テルデオが異物だと言ったのは、ドドレアの中身が違うことで、皇帝も娘の中身が違うことを把握していそうですよね。だから皇女を調べる許可をだしたのでしょう。
方法までは詳しく知ろうとしなかったので、娘に興味がないようにみえますが、異物だとわかっているからでしょうか。
また、皇帝とテルデオは、一度提出されると皇室相手でも絶対的な効力をもつ神殿誓約書(24話)をつかって、やりとりしていたようです。皇室相手なので、普通の誓約書では意味がないのでしょう。
ドドレアがペレシャティから奪った、ラピレオン家の刻印の指輪ですが、ドドレアが身に着けたから、戻ってきても着用するのは微妙だと思っていました。でもテルデオが暖炉に捨てたので、なんだかスッキリしました。そうですよね、愛する女性に、そのようないわくつきのものを与えられるわけがありません。
テルデオは、ペレシャティのこととなると、尋常ではなくなるようです。フィニアスは、はじめは甥の変化に喜んでましたが、今では頭を抱えるほどになってしまったようですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね