漫画「その騎士がレディとして生きる方法」110話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법

原作:ヘリム、文・絵:Ink

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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」110話のあらすじ(ネタバレ有り)

過去、エステルは、あざだらけの腕になったイソタ皇女に、なんとかして助けるから正直に話してほしいと言ったが、何もないのに話すことはないと言う。

その後、イソタ皇女は墜落死したのだが、アレント国王は事故だと主張してヤンスガルに許しを請わなかったので、ヤンスガルが戦争を仕掛けてきた。

国王の蛮行をもっと早く止めていればと後悔したときには、こちらもイシュタルがいるのだと怒鳴るアレント国王により、戦争が始まってしまった。

そのような悪夢を見て目覚めたルシフェーラは、剣の音が聞こえてついつい訓練場に寄ってしまい、訓練中のジャクリーンにでくわす。

ジャクリーンは、ルシフェーラが他のレディのように、美徳に反するといってレディ・ジャクリーンとは呼んだりしないことを指摘する。

ルシフェーラは、エステル・シューペルトという女騎士もいたから、それほど珍しいことではないのではと答える。

ジャクリーンは、エステルにとても憧れ、今の服装も彼女をモチーフにしたものだと話しだした。

エステルはアルシャのイシュタル(明けの明星)と呼ばれていたが、裏では、ファビアヌスの雑種猫と呼ばれたいたそうだ。

アルシャを最後まで守ろうとし、騎士としての名誉は守ったことは認めるが、ファビアヌスは廃王アレントよりも最悪な王であり、自身の欲を満たすため搾取する貴族を傍観していた。

政敵を排除するのに一番簡単な方法は反逆罪であっったため、反旗を翻した貴族に対しては、ファビアヌスが立ち上げたシトラ騎士団を利用し、ボウセットやアイオタ、クレセット家など、国を正しい道に戻そうとした家門を潰した。

少数の貴族だけが富を得て、他は貧民だらけの国がアルシャだったそうだ。

カーリッドはヤンスガルでは裏切り者扱いされているが、ファビアヌスが公爵にしたことは仕方がないと言う。

国を守りたかったのなら国王に抵抗すべきだったので、権力の犬となった騎士が賢いとはいえず、無知な人が信念を抱くと恐ろしいように、エステルが国を守るためと活躍するたびに、国は腐っていったとのこと。

国民が貴族の首をヤンスガルに捧げるほどだったのに、エステルだけは最後まで抵抗していたので、ヤンスガルに加担した貴族まで処分しはじめるような、高く評価する価値もない女だったと、ジャクリーンは語った。

ルシフェーラは、自分が見落としていたものを知り、その場を辞す。

エステルは、騎士としても仲間としても最悪な人間だった、皆が事故だと言い張っているときに騎士である自分は国を守ることを優先したが、国ではなく貴族の権力を守っただけだった、アルシャを守るために戦ったのにアルシャをさらに不幸にしたと、過去の自分に向き合う。

国民の不幸に目もくれず権力の犬となり、仲間の苦しみに気づかず、イソタ皇女が虐待を受けていることを傍観していた、最悪の騎士であったので、カーリッドが、エステルは剣を持つべきではなかったと話していた意味を理解した。

そしてルシフェーラは、部屋に手紙だけを残し、どこかに行ったのだった。

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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」110話の感想

イソタ皇女はアルシャで虐げられ、自殺か他殺か、亡くなってしまいました。

クロレンスが75話で、イソタ皇女のようにはなりたくないと嘆いていたので、周囲にもそう認識されるほど悲惨な思いをしたのでしょう。

アルシャは、イソタ皇女の死を誤魔化そうとしましたが、イソタ皇女はヤンスガルの皇帝のたった一人の身内だったので(53話)そうはうまくいくはずもなく、大きな戦争に発展してしまいました。

エステルは、イソタが言い出すのを待っていたので、手遅れになってしまいました。イソタは何故言わなかったのでしょう。国の友好関係を想ってなのか、皇帝になるために情を捨てた兄が、自分をみてくれるはずがないと思っていたからでしょうか。エステルを信用できなかったのでしょうか。

エステルの忠誠心は厚く、良かれと思ってアルシャのために尽くしていましたが、彼女は世間を知らな過ぎたのでしょう。

アルシャ王族、高位貴族の、使い勝手のよい駒でしたね。いいように利用され、最期はカーリッドに殺されてしまいました。

ただ、カーリッドは、エステルの無知愚直さを知りながらも惚れていたので、殺すことで彼女をイシュタルという役割から解放したのかもしれません。エステルは逃避行できるような性格ではないですし。

さて、ルシフェーラことエステルは、過去の自分がいかに滑稽だったか知ってしまいました。また精神的に追い詰められそうですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

猫野: