無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」
原作:oaen、漫画:LOGO、原題:가짜를 위한 장소는 없다
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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」34話のあらすじ(ネタバレ有り)
ポルラン伯爵は乳母に解雇を告げに行き、それに同行したフィローメルは、乳母がエレンシアの部屋におり、ベッドまで貸してもらっていることに少し驚く。
ポルラン伯爵に促され、乳母がフィローメルに謝る。
エレンシアは、動けないのに追い出すのは可哀そうだから動けるまでおいてほしい、父には自分から話すので乳母を許してほしいと、フィローメルに頼んだ。
情に訴えて良い問題ではなく、ポルラン伯爵も口を挟もうとしたが、エレンシアの発言で、まるでフィローメルが弱った老人を追い出すかのような雰囲気になった。
フィローメルは許す代わりに、自身が8歳のときに階段で怪我した際に乳母が毎日世話(小言)してくれたので、まだ皇宮を知らない皇女にもそうしたらどうか、ベッドも広いから一緒に寝て色々教えれば良いと言うと、エレンシア以外は早く治るのではと賛成した。
皇宮を出たくない乳母はその提案にしがみつき、優しいエレンシアは断れなかった。
退室後、ポルラン伯爵はフィローメルのことを案じたが、フィローメルは、乳母は寝たきりだから干渉してこないだろうと言う。
また、ポルラン伯爵は、フィローメルが養子縁組を断ったことを知らなかったので、政治目的以外の養子縁組は、ペレロフ帝国史上おいて前例のないことなので、貴族たちが反発するだろうと説明する。
養子も傍系血族か高位貴族に限られたので、貴族でも何でもないフィローメルでは難しく、ユースティスが大規模な粛清を覚悟でもしない限りは無理だった。
ポルラン伯爵は、800年前の7代目皇帝は、己を守って命を落とした家臣の娘を平民であっても養子に迎えたから、前例はあると言うが、7代目皇帝は亡くなった後に皇帝の名を授かった追尊皇帝だったので、生前は皇帝ではなく、平民を養子に迎えても問題はないと、フィローメルは指摘した。
この前例は、ユースティスに無理強いされて、ポルラン伯爵が三日三晩もかけて調べたものだった。
フィローメルは、自分が直接ユースティスと話した方が良いと思ったが、先ずは実母カトリーヌに会わせてほしいと頼むのだった。
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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」34話の感想
乳母を追い出すチャンスでしたが、エレンシアがフィローメルの評判を悪くするのに使い、追い出すことはできませんでした。
でもフィローメルも、さも乳母に恩があること、エレンシアの助けにもなることを主張し、評判を悪くすることなく、エレンシアにちょっと仕返しましたね。
エレンシアは、初めから善人ぶってフィローメルに悪意をぶつけてきているので、なんだかよくわからず怖い人間ですね。
エレンシアは確かに立場を奪われていた被害者ですが、フィローメルも実の両親から引き離されていたことには変わりなく、同じように被害者です。
母は死に、父ユースティスの愛情がフィローメルに向いているので、エレンシアは辛い思いをしているのでしょうけど、その辛さをフィローメルにぶつけていますし、やり方がちょっと悪質ですよね。
ユースティスがエレンシアのことをどう思っているかわかりませんが、まだ養子縁組を諦めていません。実父ルグィーンにとっても、フィローメルは気になる存在なので、今後フィローメルの取り合いになりそうですね。
次回は、実母カトリーヌに会うのでしょうか。何故このようなことをしたのか、少しでもわかると良いですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね