無料漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「森の中で公爵が拾ったのは」原題・숲속에서 공작이 주운 것은、原作:MONCHER、文:Lee Jae Won、絵:Jep
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漫画「森の中で公爵が拾ったのは」17~20話のあらすじ(ネタバレ有り)
エリシアが、自分だけでなく別邸の侍女たちの食事も気にかけて欲しいと頼むので、デールロックは、いかに自分がエリシアに無関心だったかと後悔し、実情を調べることに。
エリシアは、どの人生でも不安にまみれていたが、自身で変わろうと動いているからか、周囲も変わってきているのだと感じた。
デールロックは、これまで禁じていた書庫の立ち入りを許可し、エリシアに書庫の鍵を託す。
首にかければ失くさないと言われ、エリシアは喜んで首にかけたが、その際、ヴァロンからもらったネックレス(9~12話)を見られてしまい、何故ガーディアンヌ家の魔法がかかったものを持っているのか、何の魔法かと問われる。
しっかり見ればわかるから嘘をつかない方が良いと言われたが、今日こそこっそりガーディアンヌ家に行こうとしていたのに、止められると思い、ごめんなさいと謝った。
デールロックは高圧的な態度を反省し、危険なものかどうか知りたかったと言うので、エリシアは躊躇ったものの、デールロックに見せた。
ヴァロン公爵自身が移動魔法をかけたものだとわかったが、神力を使うクレド伯爵家と、魔力を使うガーディアンヌ公爵家は、皇帝と近しい間柄であったものの、ヴァロン公爵が秘密主義であったためにあまり交流がなく、デールロックとしてはあまり面白くなかった。
約束通り確認しただけでネックレスを返すと、エリシアは、父に隠し事はしたくないと言い、実はガーディアンヌ公爵家で剣術をならっていることと、今は理由を話せないがそのうち話すと打ち明けた。
エリシアとデールロックの仲は少し改善され、エリシアを励ますとともに気遣う手紙が、デールロックから届いた。
ネックレスでガーディアンヌ公爵家に移動したエリシアは、公爵家の執事ランドから2階の書斎で公爵とレッチェを待つように言われたが、迷子になってしまった。
片っ端から部屋を開けて確認すると、限られた者しか閲覧できないセフィラン帝国の軍事地図が広げられてあったので、思わず見入り、ツェトレンまでの道を見つける。
セフィランの南端レイデルンと境界を挟んで隣接するのは、ツェトレンという小国だが、国法も商道も通用しない上、何度もレイデルンを侵略する野蛮な国だった。
前世では、ツェトレン戦争がまもなく始まり、3年後には勝利を収めて帰還するのだが、岩だらけのメルデンの森を経路に選んだことが気になり、ケルベロンの森の方が良いのではと呟く。
そこへヴァロンがやってきて何をしていたのか問うので、エリシアは謝るが、ヴァロンは、そもそも管理不行き届きだったと言い、それよりも9歳の子が理解していたことに感心する。
ヴァロンは、ケルベロンの森についてエリシアから情報を聞き、間もなく冬なので沼地が凍れば移動しやすいこと、森の魔物が吐き出す有毒ガスについては、クレド家がもつ薬草に関する古書に解毒剤の調合法が載っていたことがわかった。
エリシアは、これだけ話せば、秘匿されていた軍事地図を見た罰は見逃され、殺されないと思っての情報だったが、ヴァロンは、クレド伯爵家が帝国を裏切るわけがないのに殺すだなんてと笑った。
ヴァロンは、薬草の調合について教えてもらう代わりに、自分が剣術を教えると言い、手取り足取り教え始め、周囲の騎士もヴァロンの意外な姿や、一生懸命なエリシアを応援するようになった。
そうして10日ほとガーディアン公爵家に通っていたのだが、不機嫌そうなデールロックに、話があると言われてしまう。
だがそれはエリシアの体調を気遣ったもので、さらに温室に誘ってくれたので、エリシアは喜ぶ。
デールロックは、エリシアの住環境の改善や、装飾品を自ら選んでプレゼントするなど、エリシアとの接し方を大きく変えた。
エリシアが素直に喜んだので、デールロックは彼女を抱きしめた。
また、彼女自身は、神の加護を受けた家門だからか、驚異的な体力をもち、ガーディアンヌ公爵家の面々を驚かせた。
ツェトレン戦争の日が決まったので、ヴァロンと3年は会えなくなると思ったエリシアは、必ず渡したい贈り物があるから見送りしたいと言うのだった。
・次回のエピソードはコチラ
漫画「森の中で公爵が拾ったのは」17~20話の感想
エリシアは、何度も繰り返す人生の中で、何度もデールロックに見捨てられていました。
なので父親を信用しきれないようですが、彼女も愛情を欲しているので、デールロックの歩み寄りに応えようとしているようです。
デールロックには前世の記憶がないので、あまりエリシアが拒絶し続けると拗れてしまう恐れがあり、エリシアがこうしてデールロックを受け入れようとしているのは良かったと思います。
割り切れないものがあるでしょうけど、彼女自身も歩み寄ってこなかったので、仕方がない面もあります。
今世のエリシアは変わろうとしているので、周囲がどんどんと変化してきていますね。別邸の環境が改善されてきましたし、何より、父と交流できるようになりました。
ヴァロンという心強い協力者もできました。
このヴァロンですが、デールロックが皇帝の親友だったように、皇帝と近しい間柄とのことです。どういった関係なのでしょうね。皇帝は保身と野心にまみれている気がしますが、この頑固そうな二人と、どのように友人になったのでしょうか。
秘密主義のヴァロンですが、エリシアにはかなり親しくしていますよね。まだ9歳なので、警戒していないのかもですが。
エリシアの情報をどこまで信じるかわかりませんが、うまくいけば、3年待たずとも戦争から帰還できそうですね。
順調にまわりだした日常ですが、公爵家に通い詰めた結果、デールロックの表情が険しくなりました。実の娘と仲良くしようとしているのに、娘は他の者とは親しくし、自分には警戒心をみせるので、辛いものがあるでしょうね。
でもエリシアは素直に好意を受け入れているので、デールロックの思いは報われました。エリシアがずっと望んでいたことでもあります。
これまでの劣悪な環境のせいで、ろくに体力のなかったエリシアですが、改心したデールロックのおかげで、人並み以上の体力を持っていることがわかりました。体力が怪物並みなんて、華奢な見た目からは想像できません。父親であるデールロックもそうなのでしょうか。
一方、ヴァロンがいよいよ出征することになりました。エリシアの環境が整ってきたタイミングなのが幸いですね。
・次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね