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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」200話のネタバレ
※主人公の骸骨兵士は『彼』、他の男性キャラクターは個人名でまとめてあります。
ナニャウとアイザックが消えると、小さな球体が残った。
それと同時に、黒髪の女と金髪の男が空中に現れた。
黒髪女は、ここまで侵入されるとは管理が甘い、カラスが自分たちが現れることまで気づいていたと言い、アイザックの球体をその手に寄せた。
男は、だから吸い取ったので何かしらの影響はあるかもしれないが、優先すべきは安定であり、空いた場所は自然に埋まるだろうと言う。
男が、権限・吸収と言い、手をかざすと、球体は縮小しながら男の手に吸い込まれていった。
体が動かせず、その様子を呆然と見ていた彼は、ナニャウとアイザックが、過去も痕跡も全て、存在そのものが消去されているのを感じた。
彼は、回帰できなかったらと、自身がいつしか自分のことだけ考えていたこと、アイザックもナニャウも、ルビアもレナも、自分の大切な人々は次の生で会えると考えていたが、その人々に会えるのは今生がいつも最後であることを悟った。
ここで回帰が止まってしまってもと、なんとか抗おうとする彼は、足に巻き付いてきた化け物のおかげで動けるようになり、二人組を攻撃しようとした。
女は、まだ動けるのかと言うと、彼の攻撃を防ぎ、権限・吸収を使って彼の体の自由を奪い、彼の剣を彼の喉元に突きつけてしまう。
そして、剣気など、彼がこれまで培ってきたスキルとステータスを取り上げた。
抗う彼は、両腕の関節が外れてしまい、地面に倒れ込む。
二人は、彼が完全に消えてないことからエラーだと考えるが、やり直せば良いと判断した。
彼の意識は暗闇に落ち、彼はまたあの墓場で復活した。
だがいつもと違って雨は降っておらず、彼はまた誰も守れないまま蘇ってしまったのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」200話の感想
アイザックとナニャウが、その存在ごと消されてしまいました。
かなり性格が悪いけど憎めないアイザックは、この作品の中でもお気に入りのキャラクターだったのですが、このような結果になって寂しいです。
二人組は、アイザックが管理者の存在に気づいていたようだと話していました。アイザックなら、抹消されることも理解していたでしょう。完全に消されずに済むような、何か逃げ道を見つけたでしょうか。
彼は、アイザック達が消されている間、動くことができませんでしたが、化け物が触れたら動くようになりました。振り払ってはいましたが、かなり影響を受けたようです。
あの二人組が管理しているのが、英雄となる抜け殻であれば、骸骨の彼は、化け物側の抜け殻でしょうか。
化け物と二人組は皇室を守る同じ勢力かと思っていましたが、別であるなら、化け物が戸惑うこともなくフラスコを破壊できたのも理解できます。
新しい生ですが、アイザックのいないグラスミアはどうなっているのか、ナニャウがいないT&Tはどうなっているのか、どうも嫌な予感がします。
二人の抜けた穴は大きく、その穴を埋めるのにまた新たな実力者が配置されているのでなければ、どちらも悲惨な状態になっているようで、心配です。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね
さんざん予想はされていましたが、「舞台裏」そのものとも言える文明世界のSEにしか見えない存在が登場してしまいましたね。
そして、過去に遡った歴史改変までも可能な「神」としか言えない権限を有している彼等は「デバッガ」などではなく「ゲームマスターよりも上位の存在」だった訳ですね。
あの一切感情を表に出さず終始機械的に物事を処理する冷徹そのものの態度は、簡単に動揺し簡単に癇癪を起こす子供じみたローブの集団などと違っていかにも大物感があります。
彼等こそが「世界否定」の先に待ち受けている真の「ラスボス」なのでしょうか?
実際、そんな相手にすら危険視されるアイザックの洞察力・分析力・推理力は相当な物だった訳ですね。
あと、文明人達の会話から、やはり骸骨一行が入り込んで荒らしてしまったのは「関係者以外立入禁止」の「舞台裏」であったという事実が判明しました。
そうすると、「ゲームマスター」であろうローブの集団との関係はさておき、彼等もまた「蒼天の客」に「ゲーム」を提供する側の立場であるとは言えそうです。
以上より「アドミニストレータ―」然としたローブの集団も「モデレーター」然とした灰色の騎士も「ゲームマスター」ではあっても「場を使わせてもらっている側」に過ぎないという事が確定的になったのではないでしょうか?
少なくとも、灰色の騎士を擁するローブの集団ですら、あの土くれの怪物を御せる立場にはないようでしたからね。
(もっとも、文明人達にとっても骸骨&土くれの怪物は想定外の挙動を見せる存在であった模様。)
ただ、蒼天の下の世界が「ゲームの舞台として人工的に創造された架空の世界」(「SAO」的な世界観)なのか「ゲームの舞台として外部から箱庭的に利用される実在の平行世界」(「バウンダーズ この世で最も邪悪なゲーム」的な世界観)なのかは依然謎のままですが。
今回の結末は「何度でも死に戻れば記憶と能力を保持したまま全部がやり直せる」という骸骨の楽観を根底から覆す衝撃の展開で、アイザックとナニャウはその存在自体を歴史から抹消され、骸骨はサキュバスを守れなかった第1話の時点での初期状態(LV36相当の能力引継)をも下回る最低状態に強制リセットされてしまいました。
その懲罰の過程でインベントリも消滅してしまったのでしょうか?
でなければ、アイザックがインベントリを通じて何らかの手を打ってくれている希望の光も見えてくるのですが。
とにもかくにも、骸骨は辛うじて過去世での記憶を保持したまま死に戻る事だけは許されたようです。
アイザックという世代を超えた禍根の種から解放された世界線でのグラスミアは自前の工業力や商人連合ギルドとのコネクションを駆使して発展している可能性は高いですが、あの善良なチャンドラー父子の系譜が領主である保証もありませんね。(その場合、商人連合ギルドの信頼を得られない可能性もありますが。)
そして、その歴史・版図が大きく書き換えられてしまうとエラストひいてはルビアの存在にも関わってきそうです。
創設者たるナニャウがいないT&Tギルドはプルトン信者による乗っ取り以前に成り立ちそのものが大きく違ってきそうです。
こちらの歴史改変はT&Tギルドに身を寄せるレナの存在にも影響を及ぼすでしょう。
余談ですが、骸骨がデュラハン化ミユを使役したスキルを行使するのは「こつぶちゃん」以来でしたね。
今後の生で再び「こつぶちゃん」との絡みが実現する時は訪れるのでしょうか?
作中世界は平行世界より、ダンジョンからスキルにいたるまで念入りに区画された架空世界の気がします。
ただプレイヤーである「客」の身体や意識を皇室の黒幕が管理しているので、主導権は意外と架空世界側にあるかもしれません。
あとグラスミアはアイザックが集めてきた鍛冶屋の技術が伝承されているので(69話)彼が消されたら、エラスト同様の単なる田舎都市となるかと思います。
こつぶちゃんはスキル「骨の君主」で動いているので、今世ではギス・ゼライに会って取得し直さなければなりませんが、特典ネクロマンサーの恋人が無いので交渉は難航するかもしれません。
あとは94話で因果が変わって、罠にかからず死んでない生身のこつぶちゃんが何かに関わる可能性もあります。
そうですよね、仮想世界管理人みたいな格上の二人組が登場し、ローブ集団も灰色騎士も結局は歯車の1つ、骸骨の彼はリセットで済むエラーの1つでしかないのがわかりました。彼はあの二人組にまで手が届くようになるのか、果てしないです。
二人組の想定外の動きができたアイザックや、システムに干渉しているケビン・アシュトンは相当ですよね。アイザックは抹消されましたが、ケビン・アシュトンみたいに、メッセージとして現れることができたら良いのですが・・・ケビン・アシュトンはどのような状態なのか、ケビン・アシュトンの謎を明かさなくては先が無さそうです。
全部やり直し復活ができなくなったのは驚きでしたね。サキュバスにも二度と会えないかもしれません。アクション漫画だと、能力がどんどんインフレしていくのが常ですが、そこがリセットされるとは思いませんでした。
インベントリについてですが、これまでの復活で精髄吸収やマルパスの印章は消えなかったこと、二人組の手で消えるはずなのに消えない彼自体がバグみたいなものなので、もしかしたら骨に刻まれていればいけるかも?完全にリセットされていたら悲惨ですよね。
アイザックのいないグラスミアは、皇室のいいなりになっていそうです。皇室の力は今までよりも強くなり、アンバーや自由連合を圧倒しているかもしれません。
ルビアも仰る通り、生存しているかどうか怪しいですよね・・・今回の死で、アイザックやナニャウだけでなく、ルビアも失ってしまったかもしれないですね。
レナもどうなることやら、シナリオ自体が消滅しそうです。
こつぶちゃん、懐かしいですね。もう骨仲間のギス・ゼ・ライを頼るしかなさそうです。
ケビン・アシュトンとサキュバスの正体に関してなのですが、「ゲーム」提供側と対立する文明人という線は無いでしょうか?
ケビン・アシュトンの導きの内容やサキュバスが骸骨にシステムウインドウについて教え聞かせた事実から少なくとも彼等が「蒼天の下」の世界の住人であるとは考えられません。
対立者に気付かれないために、ケビン・アシュトンは回りくどい間接的関与に徹し、サキュバスは魔族の抜殻にログインしていたのだと考えれば合点がいきます。
だとすれば、彼等の正体は退廃的でサディスティックな「ゲーム」に否定的な文明人の一派である可能性があります。
その前提に立つならば、彼等が最強の抜殻となり得る遺骨(セイロン?)に細工して「疑似ユーザー」としてのアクセス権と死に戻りの能力を与えて「ゲーム」を内側からぶち壊させようとしているのが目的と見るのが自然でしょうか?
だとすれば、文明人VS文明人の対立なので二人組が目くらましを食らい本質を見誤ってしまったのも無理からぬ事かと。
なるほど、ケビン・アシュトンもサキュバスも、あの世界の外部の存在なのですね。
サキュバスが魔族の抜け殻を使用していたのは有り得そうですね。何かスッキリしました。
そして、二人組同様の文明レベルということであれば、二人組の対応も納得です。
今回、管理者の2人が出ましたが、皇室のセキュリティは少女公爵がわざと無くした事と、因果を乱す首謀者が骸骨である事に気が付いて無かった(システムそのものは気が付いていた)ので、物語をリードするような存在ではないと思いました。
あと毎度の事ですが、骸骨の彼は兵士としての勇気を見せるために無駄死にをしますね。
性格でありアイデンティティですが、もう少し考えてほしいです。
アイザックとナニャウが最初から居ない世界では、ル・リウムの回路も消える可能性がありますが、「死の騎士」の特典「ベスカリビルの星」を使えば魔法のかなりのところを補えました。
今回のレアンドロを含む仲間達は真実を求めて戦ったわけですから大人しくして管理者に見逃してもらいスキルを温存が正解だったでしょう。
しかし土塊の化け物も「おい、しっかりしろ!」的な感じで骸骨を促してたので、あの場の自然な流れだったのかもしれません。
なるほど、あの二人組も任務を遂行しているだけのようですね。
骸骨の彼については、本当に毎回、人情に突っ走りますよね。アイザックの言ったタイミングで死んでいれば、彼自身の能力が奪われることはなかったはず。運が良ければ、アイザックが完全に消滅する前に、復活することができたかもしれません。
アイザックがいない世界では、ル・リウム回路が消えそうですね。忘れてましたー---特典などはどうなったのでしょうね。
二人組の権限でも体消えない=骨に刻まれた分は残る、だったら良いのですが・・・
今回の彼の行動については、むしろ土の化け物の方が活躍していますね・・・