※全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
ピッコマで1~3話まで一気読みできます。毎週火曜に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ
漫画「緑陰の冠」80話のネタバレ
ルミエは、ある程度文字を理解できるようになったので、簡単な本なら読むことができた。
ルミエを褒めるランは、ルミエは冬の狩りにいかないのかと尋ねる。
冬の狩りのことや、青炎騎士団に入ったルミエが団長の指示に従わなければならないことを説明したが、ルミエは、主人を護れなくなるから離れるつもりはないようだ。
ランは、いつかランがここを去っても問題ないよう、ルミエをラチアに慣れさせたかったのだが、ルミエは、ラチアを再興させたのはランであり、血が流れていなくても戸籍上はラチアなのだから、全てユスタフに譲ってラチアを去る意味がわからないと言う。
ランはルミエの隣に座ると、そもそも約束していたことで、当主の座に興味もなく、やりたい人がやれば良いと話す。
ルミエが、それでも仕事ばかりで、自分と遊んでくれないと拗ねたので、まるで犬のようなルミエをみたランは、彼が可愛くなり、一緒に遊ぼうとルミエを誘う。
そうして二人は、ソリなどの雪遊びを楽しんだ
遊びで汚れたまま戻ってきたランは、ユスタフが用意させた風呂に入ることに。
ユスタフはルミエを呼び出し、ルミエが自身の立場を理解していないことをブレインが心配していたと話し、ユスタフとしては、殺意をうまく隠せなかったルミエが首輪に慣れたようだと言う。
ルミエは、愛情に勝る首輪はない、ご主人は自分を好きだと言ってくれたと、ユスタフを挑発する。
ユスタフは、ランがどのように他人を見て、好意を持つか理解していたので、勘違いするなと忠告する。
ランは見返りを求めない純粋な優しさを持つが、見返りを求めないが故に、周囲を不安にさせた。
ユスタフはルミエに、冬の狩りの参加は好きにしろと言うのだった。
漫画「緑陰の冠」80話の感想
ランは仕事ばかりで遊んでくれないと、ルミエがすねました。彼もすねるのですね。
主従関係に気をつけていたルミエですが、ずいぶんと砕けた態度になりましたね。ランとしては、ルミエとの距離が縮まって嬉しいでしょう。
しかも一緒に雪びをしました。ランは豪快に転がっていましたね。楽しそうで何よりです。
ランが好きでしていることとはいえ、ずっと働き詰めだったので、このような時間も必要なのでしょう。
さて、ランについてですが、ユスタフもルミエも、彼女の危うさに気づいていました。周囲の人間を愛してくれていますが、あくまで傍観者としての愛情です。
青年二人は伝わらない思いがくすぶっていそうですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね