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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」72話のネタバレ
ランは、落ちた衝撃からか、動くと足首に激痛が走るようになってしまった。
それでも脱出しなければならず、また、暗かったので岩壁に手を付きながら進もうと言う。
だがユスタフがようやく気づき、青炎に呼びかけ、指輪を光らせることで周囲を照らした。
そこはドワーフが掘ったものではなく、自然にできた洞窟のようだった。
落ちていたリュックを発見し、中にあった強い酒を使い、血が出ていたユスタフの背中を手当した。
ランは、ユスタフが怪我してしまったので、やはりユスタフを連れてくるべきではなかったと後悔した。
ユスタフが、そうすれば姉がここに一人になっただろうと言うので、それは構わないと答えると、ユスタフは振り向き、何故かと言い返す。
ユスタフはランの耳元で、約束を忘れないようにと言い、ランは動揺しつつ、死なないと返事をした。
その後、ランはユスタフに気づかれないよう、痛みを我慢しながら、彼の後に続いて洞窟を進んだ。
すると湧き出ている地下水が見つかったので、ユスタフは、姉の言う通りだと驚き、鉱泉水が吹き出したら自分たちはひとたまりもないだろうと言う。
ランは、ユスタフが平然としているのが気になりながらも、彼に頼んで手を繋いでもらう。
そして気を落ち着けて、シャル、と精霊の名を呼んだ。
ランの精神は精霊界にとび、下半身が鯨の女性の精霊シャルに会った。
ランは、自分がプハニアスであると説明し、自分と仲間が崩落にあい鉱山に閉じ込められてているので、上に出してほしいこと、シャルの上にドワーフの都市があるが、平和的に解決したいことを提案する。
シャルは笑みを浮かべると、何を差し出してくれるのか、他にも精霊の名を知っているようだが、無闇に呼ぶ不届き者めと凄む。
ランは恐ろしくなったが、シャルは、久々に現れた客人に喜んでおり、イスタリフがランの脇に現れたので、面白がった。
シャルは、ランが読み知った内容を教えるよう命じるのだった。
漫画「緑陰の冠」72話の感想
ランもユスタフも負傷しましたが、互いに心配させないためか、痛みを訴えたりしませんでしたね。ユスタフは騎士というのもあるのでしょうけど。
ユスタフの怪我は、ランをかばってのものでした。それほど大切な女性ですが、当の本人は全く自身を大切にせず、思いも伝わっていないことから、ちょっと苛立ったようですね。
ランはいつまでも脇役気分なので、周囲の人がどれだけ彼女を大事に思っていても、見えない壁で阻まれているような感覚だと思います。思いを向けている方からすれば、伝わらないのでもどかしいですよね。
さて、新しい精霊が登場しました。とても大きいです。
明るい性格の精霊だったので、ランは命拾いしましたが、他の精霊だったら命をとられたりしたのでしょうか。それでもランだったら、ユスタフのためならと、命を捧げそうですね・・・
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね