※全話一覧はコチラ
無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「皇女、反逆者に刻印する」原作・IRINBI、漫画・SAGONG(COPIN)、原題・황녀, 반역자를 각인시키다
毎週木曜日に最新話が更新されます
前回のエピソードはコチラ
漫画「皇女、反逆者に刻印する」54話のネタバレ
ミカエルの無愛想な態度に、ロゼニットは悔しくて顔が赤くなった。
苦笑したイヴは、挨拶もそこそこに、ミカエルとその場を離れる。
イヴが、皇帝や他の皇族には気をつけてほしいと言うと、ミカエルは、他の皇族にはきちんと対応すると答えた。
ミカエルは、皇帝以上に第8皇女(ロゼニット)に抵抗があるのだと言う。
それを聞いたイヴは、前世の記憶の無意識に作用しているではないか、自分への気持ちも残っているのではないかと考える。
ミカエルの方は、エゾマツ森の賢者から覚醒には巨大な因が関わることを聞き、前世の出来事を全て記憶できるほど因を積むことはできなかったが、感情の残骸を残すほどものだったのだろうと考えた。
第8皇女を前にするととにかく嫌悪感が湧くので、前世では仲が悪かったのだろうと思った。
それに対して皇女イヴに感じる感情はと、イヴの方へ視線を向けると、なんだか困惑した表情でミカエルを見ていた。
イヴは、動揺を悟られないように彼に背を向けて、自分の宮に戻った。
その後、イヴはセデラーから、ルチアード家の貴族向けの開発が進んでいることの報告を受けた。
イヴのサイドビジネスであるパール顔料を使うそうなので、イヴは、セデラーの家の改築もルチアードに頼んではどうか、費用は自分に任せてほしいと言う。
セデラーは、イヴから沢山のプレゼントされるほど評価されていることに照れてしまう。
そこへ、イヴが頼んでいたミュージカル公演のチケットを入手できたと、メイドのリアンが持ってきてくれた。
イヴは礼を言うと、翌日、気乗りしないミカエルに刻印の力を使って、ミュージカル公演まで同行させた。
しかも内容は、皇族とホムンクルスの恋愛ものだった。
イヴは、リモーナ・ルンドのパトロンとして、今や有名になった彼女の舞台を観に来たのだった。
リモーナは社交界に進出し、セイヤー侯爵夫人主催のサロンで歌っているのだが、セイヤー侯爵夫人の許可がもらえたとあちこちから招待状が届くようになった。
だがそのほとんどは、チャンスリー侯爵夫人の夜の社交クラブ等いかがわしい会合ばかりだったので、イヴは、追加で支援金を払うのでリモーナのための曲を作ることと、絶対にこれらの会合には出席させないことを、座長に約束させた。
イヴが座長との話を終えると、劇場の外でリモーナに遭遇する。
リモーナは座長から、イヴが自分のパトロンに仕えていると聞いていたため、イヴの手を握り、パトロンに会いに行くと言うのだった。
漫画「皇女、反逆者に刻印する」54話の感想
過去の記憶があるのはイヴだけではなく、ミカエルにも意識しなければわからないほどですが、ほんのり残っていました。
賢者やガラムートが影響を受けなかったように、タイムリープには例外というか、結構綻びがあるものなんですね。もしかしたら他にも記憶が残っている者がいるかもしれませんね。
ミカエルは、イヴを騙して毒殺したロゼニットへの憎悪を、既に感じ取っていますが、王となって完全な記憶が戻ったら、すぐに始末しにいきそうです。
ただ、ロゼニットの専属騎士は、ミカエルの友人であるシルヴァスティアンなので、友人同士で敵対することになります。シルヴァスティアンは忠誠心のあるホムンクルスですから、主であるロゼニットを裏切ることはできないでしょう。どうなるのでしょうね。
また、ミカエルは無意識にイヴのことを想っているのでしょうか。イヴがミカエルを意識しすぎて挙動不審になっているのが、もっぱらの問題でしょうか。
さて、久々に帝国の歌姫リモーナが登場しましたね。イヴがパトロンだとばれるかどうか、危うい展開のようですが、もうバレても問題ないような?
彼女と芸術支援活動を成功させ、もっと力をつけたいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね