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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」44話のネタバレ
イルミニティ伯爵が奴隷を捜しているのを聞いたユスタフ。
ランが頼んでいるのであれば、何故緑影を使わないのか、ユスタフに知られたくないのか、過去に縁があった人物なのかと色々考えつつ、報告書を燃やす。
ユスタフは、もう調べなくていいから、代わりに護衛をつけるように緑影に命じた。
明け方、庭園を歩いていたユスタフは、護衛もつけずに庭園に佇んでいたランを見つける。
ユスタフは眠れないから剣の素振りをしに来たのだが、ランも眠れなかったようだ。
ランが、ユスタフの剣の練習をみたいと言うので、ユスタフは、訓練場に行こうと言いかけるも、何故かランが裸足なことに気づく。
ランは、裸足で歩くのが気持ち良かったからと言う。
ユスタフはランを抱き上げた。
そのタイミングで、ブレイン卿が現れたので、ユスタフは不機嫌そうに、履物を持ってくるように指示する。
ブレイン卿は何故夜明けにここに来たのか、彼女とでも待ち合わせしていたのかとランが考えていると、ユスタフに、誰かとここで待ち合わせでもしていたのかと訊かれる。
ランは、していないと答え、彼の首に抱きついた。
練武場に着くと、ユスタフは説明しながら練習を始めた。
そこへブレイン卿がスリッパを持ってやってきたので、ユスタフがランの足を拭き、履物を履かせた。
ユスタフがそこまで面倒をみるので、ランはさすがに恥ずかしくなり、誰にでもそのようにしてはだめだという。
するとユスタフは、誰彼かまわずにはしないと答えたので、ランは、姉だからと少し呆れるも、その後はドキドキするのだった。
とある日、ミロ公爵ドバンはオリビアに会い、皇太子の言動が理解できないので、オリビアと皇太子を結婚させるべきではなかったと愚痴っていた。
オリビアは、ミロ公爵家の娘として生まれた以上、最も高値で売れたので良いのではないかと言う。
ドバンは、皇太子妃はオリビアのみ、ミロ家の力にすがるために皇太子はオリビアの大切さに気づくだろうと言うも、オリビアはそうは考えていなかった。
ドバンはラチア家を名ばかり公爵家だと見下しており、さらにランについて、どうせラチア公子が爵位継承すればラチアを追い出されて、皇太子にもてあそばれて捨てられる運命だから、気にする必要はないと言う。
だがオリビアは、ラチア公爵を羨ましいと言う。
ただ彼女には彼女なりのやり方があるのだった。
一方、ランのところには、また皇太子から花と手紙が届いていたので、ランはイライラする。
ふと、ユスタフがランに履物を履かせてくれた、ドキドキするような場面を思い出し顔が赤くなってしまったので、頭を振って気持ちを切り替える。
そしてリベリーに、新しい身分を極秘で用意できないか頼むのだった。
漫画「緑陰の冠」44話の感想
ユスタフは、ランがイルミニティ伯爵に頼んでいるのが、人捜しだと知ったことと、捜している場所が治安の悪いところなので、護衛をつけるように命じました。
ルミネの主がランに直接会いたいと要求しているので、ランが出向く前に護衛がつくことになって良かったですね。
ユスタフはランを心配していますが、ランは護衛もつけずに夜の庭園を歩いています。
彼女は、ラチアの敷地内だからと気楽に考えているようですが、夜に1人は危ないですよね。雪だらけのラチア領都は違い、首都は人も多いですし。
おまけに彼女は裸足でした。ユスタフが彼女の足を拭いて、スリッパを履かせていましたが、愛情表現の1つなので、ランはユスタフの練習の間、ずっとドキドキしていたようです。
しかしブレイン卿は何故庭園にいたのでしょうね。ランが心配だったのでしょうか。
ミロ公爵家の兄が再び登場しましたが、皇太子に呆れつつ、巻き込まれただけのランも気に入らないようです。
ラチアは一千年も続く家門で、初代皇帝が誕生する前から氷壁と邸宅、扉を守っている由緒正しい家門ですが、初代皇帝から爵位を授かってないから同列に扱われたくないと、ドバンは見下していました。ラチアの方がすごくないですかね?
まあ、今の当主であるランが、ラチアの血筋でも何でもないので、そういう意味では見下したくなるのかもしれませんが。
オリビアは今は冷静ですが、ユスタフと出会うとおかしくなるんですよね。そうなると兄妹でランを敵とみなし攻撃的になるので、ランが苦労します。目をつけられるキッカケは皇太子なので、酷い迷惑ですよね。
まとめ
・ユスタフは、ランが捜しているのが過去に縁があった人物だと判断し、調査を中断し、護衛するように命じる
・ランはユスタフを異性として意識し始める
・ランはリベリーに、生存後に必要な偽りの身分を作ってもらえないか頼む
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね