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無料漫画アプリcomicoで連載中の「オフィーリアが公爵家を離れられない理由」原題・오필리어가 공작가를 벗어나지 못하는 이유
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漫画「オフィーリアが公爵家を離れられない理由」11話のネタバレ
アレクサンダーは、ヘンリエッタを今すぐ呼ぶように、執事に命じる。
そうしてやってきたヘンリエッタに、帳簿の件はお前だったのかと言うと、ヘンリエッタは、エイドリアンの部屋で見つけたのは私だと言ったじゃないですかと言い、アレクサンダーの欲しい答えではなかった。
アレクサンダーは、以前からお前は僕の信頼を失っていると言う。
アレクサンダーが幼い頃、彼の父が、事情があって預かることになったと言いながら、没落した貴族の娘であるヘンリエッタを連れてきた。
父は、ヘンリエッタなら優れた魔法師になれると、学術院に行かせたかったようだが、ヘンリエッタはアレクサンダーに一目惚れしたので、それを断り、メイドとして働き始めた。
ヘンリエッタは、夜に下着姿でアレクサンダーの部屋を訪れたりしたので、アレクサンダーはヘンリエッタの気持ちを知っていたのだった。
アレクサンダーは、ヘンリエッタの仕事はオフィーリアの部屋の掃除なので、髪を拾って執務室に置くぐらい造作もないことや、それに何故担当でもないラシス伯爵の部屋に行ったことを問う。
人手不足だったと答えるヘンリエッタに、アレクサンダーが、このアルファードが人手不足なのかと指摘すると、ヘンリエッタは、事実しか言っていないのに疑うのですかと、泣き出した。
アレクサンダーは、せっかく愛称を呼ぶほどオフィーリアと距離が縮まったのに、このままでは今よりさらに距離ができるかもしれないと、現状に困惑した。
ひとまずヘンリエッタに戻れと指示すると、オフィーリアも部屋に戻ると言う。
アレクサンダーは、メイン料理に手をつけていない、食が細すぎると指摘するが、オフィーリアは大丈夫だと言う。
さらにオフィーリアは、あまり強引にすすめては私でも泣くと言い、ヘンリエッタをかばおうとする。
アレクサンダーが、ヘンリエッタが姉さんに濡れ衣を着せようとしたかもしれないと指摘するが、ヘンリエッタは、メイドに濡れ衣を着せられたり、嘘をつかれたことなど経験済みだったので、それはもう慣れたというのだった。
オフィーリアにかばってもらったヘンリエッタは、オフィーリアの部屋で、帳簿はたまたま見つけただけ、オフィーリアの髪を執務室に置いてなどいない、オフィーリアの専属メイドになるのに罪を着せるわけがないと愚痴った。
それを聞いたオフィーリアは、ネックレスを盗んだメイドを母が敢えて追い出したのだが、オフィーリアがメイドに何かするのではないかと心配だったのが理由だと言い、ヘンリエッタの首を掴んだ。
首を掴まれ、恐怖に震えるヘンリエッタは、自分がオフィーリアが気になって仕方なかったのは、アレクサンダーへの嫉妬ではなかったと理解した。
オフィーリアについて、ヘンリエッタとは比べ物にならないほどの魔法師なのだと気づくのだった。
漫画「オフィーリアが公爵家を離れられない理由」11話の感想
この国で魔法師になると、どういった立場になるのかわかりませんが、わざわざ学術院に通うのであれば、メイドよりは良い暮らしができるのでしょうね。
ヘンリエッタは、それでも一目惚れしたアレクサンダーの傍にいたいと思ったようです。本人は些細な感情だと言っていましたが、それだけ惚れこんでいれば、突然現れてアレクサンダーの心を奪ったオフィーリアに嫉妬しそうではありますね。
ヘンリエッタは、アレクサンダーに注目してもらうために、あれこれと動きましたが、かえってアレクサンダーに疑われた上に、オフィーリアにも利用されました。
オフィーリアは、メイドをそもそも信用していないことと、ヘンリエッタが嘘つきなので、全く信頼していません。
おまけにヘンリエッタ以上の能力をもつ魔法師でした。だから鍵がかかっているかどうかなど、関係ないのですね。一人で出ていくことも可能なわけです。
オフィーリアはその儚げな見た目とは違い、かなり強かな女性ですし、自分に害をなす相手には容赦ないようです。
恋愛だけの漫画ではないところが面白いですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね