無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin(ROXANA作者)、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디
悲劇の中で死を迎えるたびに、タイムリープするヒリス。7度目に裏切られたときに、ヒリスはついに未練から開放され、今度は彼らを捨てることにしたのだった。恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「接近不可レディー」15話、16話のネタバレ
アクシオンは、ビオレッタのもとを尋ねると、マゴの状態や舞踏会について質問するのではなく、イノアデンにはいつ行くのかと訪ねた。
ビオレッタは、お礼を言おうと思ったのにと呆れるので、アクシオンは、プレゼントを渡した相手は自分ではないと言う。
マゴについては、ショックが大きくてまだ目を覚ましていなかった。
マゴを傷つけた者たちは、アクシオンが皆殺しにし、残っていた宝石はその場で処分し、市場に流れた分は追跡中だった。
ビオレッタは、死んだ姉が残したたった1人の子供のマゴを、この世で一番幸せにするのだと話す。
イノアデンにいつ行くかについては、ビオレッタの目に彼女の中の何かが見えたため、アクシオンが関わると後悔することになるから、珍しく興味を持ったとしても、もう気にしない方がいいとビオレッタは警告する。
そのことを面白がるアクシオン。
ビオレッタが、翌日の午後2時にイノアデン邸を訪ねるという予定を聞いたアクシオンは、それに同行するつもりだ。
すると従者が慌ててやってきて、マゴが目覚めたがパニックを起こして怯えていること報告する。
慌てて駆けつけたビオレッタだが、マゴの目にはヒリスと違って真実がどうか見ることができなかったので、マゴは怯えてしまった。
マゴは、殺してあげると、一番まっすぐに本音を話してくれたヒリスに会いたがったので、ビオレッタはイノアデンに来て欲しいと連絡するも、ヒリスは外出中だった。
困っているところに、ビオレッタの従兄テルゾがやってきて、今からヒリスのところに連れていってあげると、マゴに提案するのだった。
マゴは、テルゾもビオレッタと同じく、何を考えているか見えなかったので怖かった。
テルゾは、ヒリスの帰りを待ってカリキアに来てもらうより、自分たちが行った方が早いと言う。
テルゾもビオレッタと同じく、真実の目を持っているので何を考えているかわからず、ビオレッタは困惑する。
真実の目は、外部には知られていないカリキア家の人間だけが引き継ぐ、人の言葉の真偽を見極める能力である。
ビオレッタが自分が連れていくと言うと、テルゾが反対するので、アクシオンに頼むことにした。
呼ばれたアクシオンは、ギスギスしたビオレッタとテルゾ、怯えたマゴを見て、色々と察し、ため息をつく。
アクシオンがマゴに、一緒にヒリス・イノアデンのところに行こうと言い、どんな状況下でも君を守ると名をかけて約束した。
真実の目で、アクシオンが本心で話していることを確認できたマゴは、彼に手を伸ばし、抱き上げてもらった。
その頃、ドレス店の休憩室に集まった令嬢達は、この前の舞踏会の話をしていた。
その場には、カリキア傘下モンタナ家所属コーデリア・モンタナ、パルベノン傘下アメリエ家所属ヘリオナ・アメリエがいた。
ヒリスがバラの後継者になったため、リカルドはバラの貴公子ではなくなり、血筋でないガブリエルの立場は悪くなるだろうという令嬢達。
するとそこへ、バラの突風とともにヒリスが現れたのだった。
漫画「接近不可レディー」15話、16話の感想
テルゾは、長老たちの言いなりなので、ビオレッタは警戒しているようです。そうビオレッタが思い込んでいるだけで、テルゾは彼女に好意があり、なんとか協力したいと思っているのかもしれません。
カリキア一族しか知りませんが、カリキアは真実の目という、強力だけど人間不信になりそうな能力を持っています。だからカリキアは近親婚ばかり繰り返したのかもしれません。
ビオレッタがアクシオンと親しいのも、彼は基本的に真っ直ぐな人間だからでしょうかね。腹黒いクリスとは相性が悪そうですね。
でも人間付き合いなんて裏表があるものなので、ヒリスとアクシオンだけが特別なのでしょう。
集まって世間話をしていた令嬢達は、日頃からガブリエルに思うことがあったようですね。反対に、日陰者扱いされていたヒリスについては、当主になったので、彼女の悪口を言う人を減るでしょうね。
そういえば、ガブリエルもある意味、裏表がありません。自分の欲求に忠実です。甘やかすだけでなく、まともに教育をしてくれる人がいれば、好感を持てる人物になるのではないでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね