漫画「接近不可レディー」5話、6話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin(ROXANA作者)、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디

悲劇の中で死を迎えるたびに、タイムリープするヒリス。7度目に裏切られたときに、ヒリスはついに未練から開放され、今度は彼らを捨てることにしたのだった。恋愛ファンタジー漫画です。

毎週月曜に最新話が更新されます

漫画「接近不可レディー」5話、6話のネタバレ

5話

ディエゴは政略結婚を拒み、愛する女性と結婚したのだが、その妻の命と引き換えに生まれた娘を許さなかった。

5年後、ディエゴは亡き妻そっくりの未亡人と再婚し、その女性と瓜二つの連れ子のガブリエルを養子にした。

リカルドもヒリスも誰もがその二人の虜になったが、ヒリスだけが家族の一員となれず、ガブリエルは父に甘えることができるが、ヒリスは触れることすら拒絶された。

なのでヒリスは、両親や兄に育ててもらった覚えはない、親としての責任を果たしたこともないくせに口出しするなと言い、ディエゴの茨を踏んだ。

ディエゴは、庭での出来事を覚醒だと勘違いして調子に乗っているのか、髪の色すらまともに受け継いでいないヒリスが覚醒などするはずない、あれはリカルドが無意識に覚醒したものだから覚醒したと口外するなと、命じようとした。

ヒリスは拒否し、覚醒もリカルドのものではないと否定する。

それよりどうするつもりか、体罰を与えるのか、それとも私を殺すのかと言い、ヒリスは掃き出し窓を開けた。

3階のこの部屋から落ちたとき、覚醒したのが自分なら無事、そうでないなら死ぬだけだ、お父様はどちらが望みかと問う。

ヒリスの予想通り、ディエゴは何も答えなかったので、ヒリスはそのまま身を投げた。

ヒリスは無数のバラがクッションとなり無事だった。

バラと温かい日差しに包まれながら、ヒリスは、イノアデンとって衝撃的だった最初の覚醒を思い出すのだった。

6話

最初の覚醒のときは、本来兄が持つべき異能を持ってしまったと、ヒリスは罪悪感を持ち、なんとか力を返したいと考えていた。

ディエゴは何かが間違っているのだと怒鳴り、ヒリスを認めはせず、なんとか異能を移す方法を調べ始めた。

ヒリスは、自分が兄から奪ってしまったのだと泣き、リカルドはヒリスを邪険に扱った。

周囲からリカルドの覚醒が遅れていることを指摘されたディエゴは、ヒリスをリカルドの影武者として使うことにした。

異能の扱いに失敗すると、リカルドに恥をかかせたとして、ディエゴから虐待された。

涙を抑えるヒリスの前にガブリエルが現れ、ヒリスがいると皆が不機嫌になるから表にでてくるなと言う。

リカルドに謝るために、ヒリスが傷ついた体でロビーに向かうと、使用人たちに厄介者扱いされる。

深夜になり、ようやくリカルドが帰ってきたので、後を追いかけ謝ろうとすると、八つ当たりされ、消えてくれと言われる。

ヒリスはリカルドに振り払われ、階段から落ちそうになる。

リカルドが、助けようと伸ばした手を止めてしまったので、リカルドに愛されているというヒリスの考えは、勘違いだと思い知らさた。

そして階下に体を打ちつけた彼女は、最初の人生を終えたのだった。

場面は変わり、現在。

パルベノン家の後継者クリスティアン・パルベノンは、イノアデンの異能を、リカルドではなくヒリスが発現させたと知り、馬車でイノアデン家に向かうのだった。

漫画「接近不可レディー」5話、6話の感想

血の繋がらないガブリエルが溺愛されている理由ですが、ディエゴは、亡き妻に執着していたのですね。

妻が死んだのはヒリスのせいではないのに、何故こう憎むのでしょうか。赤子に責任を求めるなら、むしろ妊娠させた夫にも責任があるのでは?赤子が妻の命と引き換えであるなら、ヒリスを拒絶するのは妻の命も拒絶しているのと同じではないでしょうか。

ディエゴは、亡き妻の代わり、本来の家族の代わりとして、ガブリエル親子を引き取ったようですね。ディエゴが愛しているのはあくまでも亡き妻だけ、あとは皆、代替品なのでしょう。だからガブリエル親子を愛しているようで、実は愛していないんじゃ・・・と思います。

ヒリスはこのような環境で愛されず否定され続けていたので、自身に価値がないと思い、常にビクビクしながら生活していました。

リカルドも、期待されていたわりに、覚醒したのは自分より格下のはずの妹だったので、プライドがズタズタだったのでしょう。リカルドはヒリスの命を見捨てるという、最悪な裏切りをしてしまいました。

このような状況が7回も続けば、ヒリスがリカルドらを見限るのは当然ですね。むしろ7回もよくもったものです。

さて、これまでとは違い、ヒリスは自分が覚醒したことを、周囲に隠すつもりはないようです。早速パルベノンの後継者が反応しました。これが良い方向に転ぶと良いですね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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