無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin(ROXANA作者)、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디
悲劇の中で死を迎えるたびに、タイムリープするヒリス。7度目に裏切られたときに、ヒリスはついに未練から開放され、今度は彼らを捨てることにしたのだった。恋愛ファンタジー漫画です。
毎週月曜に最新話が更新されます。
漫画「接近不可レディー」1話、2話のネタバレ
王の宮殿・44番目の扉の地下監獄に、血の繋がらない義妹ガブリエルの罪をかぶり、ヒリスが投獄されていた。
ガブリエルは虚弱だから監獄生活に耐えられないと、ヒリスはガブリエルの身代わりされたのだ。
それにも関わらず、ヒリスの兄でバラの貴公子リカルド・イノアデンは、ガブリエルの代わりに死んでくれと言う。
リカルドはヒリスが何度もタイムリープしていることを知っていたので、何度死んでも戻れるはず、かわいい妹のためにたった一度でも犠牲になれないのか、あともう1回死ぬぐらい大したことないだろうと、ヒリスに死を願った。
ヒリスは、血が繋がっているのは自分なのに、赤の他人のガブリエルだけが彼らにとっての家族であり、自分はどうでもいい存在だったのだと絶望する。
その瞬間に、僅かに残っていた期待が飛び散り、ヒリスから彼らを捨てることを決意するとともに、異能の力が覚醒したのだった。
ヒリスはタイムリープし、いつもと同じ地点に戻った。
ガブリエルが、流行っているからと魔獣をねだり、近くでみたいと駄々をこね、魔獣が観賞用ゲージから逃げ出したときだ。
リカルドはヒリスを見捨て、ガブリエルだけを護る。
ヒリスはその滑稽さに呆れて笑うと、覚醒した異能を使い、魔獣を拘束した。
リカルドは、ヒリスが開花し、異能を使ったことに驚愕する。
そもそもの原因のガブリエルをかばい続けるリカルドに対し、最低で出来損ないだと吐き捨て、ヒリスは二人を無視して屋敷に戻った。
遥か昔から高貴な血をひく4つの家門【春の象徴イノアデン、夏の象徴カリキア、秋の象徴ベルゼット、冬の象徴パルベノン、】があり、それぞれの家門には神聖な異能が代々受け継がれていた。
だが時が経つにつれ家門の血が薄くなり、その能力は衰えていた。
イノアデンの異能は1世代に1人しか受け継がれないため、血を濃く引き継いたリカルドが覚醒するものだと思われていた。
しかしヒリスが開花したため、ヒリスが死ぬまでは、リカルドが受け継ぐことはできなくなった。
夜になると、リカルドがヒリスばかり気にしていたからと言い、ガブリエルが泣きじゃくった。
ガブリエルの部屋を訪れたイノアデン現当主ディエゴ・イノアデンは、ヒリスが開花したことをリカルドから聞き、翌朝にヒリスに尋ねることにする。
翌朝、ヒリスは食堂に行き、いつも通り自分の分が用意されていないので、当主ディエゴの料理を食べるのだった。
漫画「接近不可レディー」1話、2話の感想
ピッコマ内で連載している、「ロクサナ」と同じ作者の作品です。
今回の作品の内容は、全てを奪う義妹という最近よく見かける設定と、ファンタジーが混ざったものですね。
ヒリスの義妹ガブリエルは、血が全く繋がっていないのに、無条件で相手に愛される謎属性をもっています。怯えて泣くだけで、わがままが通る生活をしているので、かなりやりたい放題です。
リカルドもディエゴも、ガブリエルの言うことだけ正義状態なのですが、どうしてそこまで偏った考えになるのか、甘えてくる少女というのに弱いのでしょうか。
ヒリスは、わがまま放題のガブリエルに家族の愛を奪われ、責任だけは押し付けられ、何度も命を失いました。
そしてそんな女のために身代わりで死んでくれと懇願されたヒリスは、リカルドのあまりのクズさに、完全に家族を見限りました。
今後はざまあな展開になるのでしょうか。
ヒリスを虐げていた者たちは、ヒリスがタイムリープを繰り返したために、どれほど苦しんだことを知らないのが残念ですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね