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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」34話のネタバレ
ダイヤモンドの埋蔵量が多くても価格が高いのは、全てはマーケティングによる成果であり、ランとリベリーもそれを狙った。
皇室が魔術師を配備させていても、氷水晶を愛用していることを広めればいいだけだ。
既存の魔石についても、質が悪いのに価格が高いのは、キャメロン侯爵が独占していたためだった。
エルフとドワーフの細工品は特別感があるから、かなり高く売れるだろうと、ランは考える。
ランは、リベリーの勧めで、ラチア邸でパーティーを開き、魔法細工品を体験させて広めた。
社交界では、ラチア家に招待されることが一種のステータスになっていた。
反面、ランがラチアの血筋でないことや、いずれ弟に爵位が譲られるだろうことが噂されるようになった。
氷水晶の鉱山を持つ資産家であるランは、この社交シーズンでいい結婚相手を探すのではと勘繰られ、求婚者が殺到したが、本人は結婚する気はなかった。
緑のアーチの執事のロルフが、約束もなしにキャメロン侯爵が訪ねてきたことを知らせ、多忙と断るか聞くが、ランは会うことにする。
キャメロン侯爵は、最後の警告に来たと言い、私たちを滅ぼし市場を独占しようしているのだろうと怒鳴った。
彼らは魔石事業を始めたかもしれないが、この間から魔法細工師を育てたのも自分たちだと妄言を吐いていたので、ランはうんざりしていた。
キャメロン侯爵が、魔術師ギルドは自分のものだと言うので、ランは、ギルドは個人のものではないと否定する。
キャメロン侯爵は脅すが、ランは相手にしなかったため、苛立ちながら帰った。
ブレイン卿は、警備を強化することと、できればパーティーに出席しない方がいいと言うが、収益が気になるランは、パーティーを欠席する考えはなかった。
ランが、もしかして領地戦を仕掛けてくるのではないかと疑うと、ブレイン卿は、冬は休戦期間なことと、陛下の許可をもらい書面を出さねばならないから、その可能性は低いのではないかと答えた。
その後、リベリーが首都で有名なデザイナーのヌワーズという女性を連れてきた。
ランのドレスが古い上に、サイズも合っていなかったので、用意しに来てくれたようだ。
ついでにと、ランは侍女達の制服をお願いする。
そうして新しいドレスに身を包んだランは、皇后に招かれた席へ。
皇太子妃が後で来ると聞き、ランはまさかと心の中で驚くのだった。
漫画「緑陰の冠」34話の感想
キャメロン侯爵は、独占していた収益がごっそりなくなったので、魔法細工品は自分のものだと主張して、ラチアから奪おうとしているようですね。
そもそもランを正統な血筋でない小娘だとバカにしているので、そんなランに全く相手にされずかなり苛立っていました。
ランはキャメロン侯爵の様子から、領地戦を仕掛けるのではと心配しますが、ブレイン卿は、常識ではありえないと答えました。
でも相手は、ラチア領地の留守番が未成年のユスタフだと知っていますからね・・・皇室はどの漫画でもそうですが、色々と厄介ですし。
そしてランは気が進まないものの、皇后に謁見することになりました。しかもランが動揺するような人物、皇太子妃とも会うことになるようです。
そういえばランはドレスを新調しましたね。いつもより華やかで素敵でした。美しいドレスは目の保養になりますね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね